WAKAMIYAさんの映画レビュー・感想・評価

WAKAMIYA

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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.5

まん丸お目目かわいいな

心内語のナレーションで初めて好きだったかも

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

割と大部分が赤狩りのお話しだったのが意外でした

ハリウッドは戦後赤狩り旋風の被害を受け、たくさんの脚本家・監督・俳優が業界から追放されたけど、そんなハリウッドと同じくユダヤ系が多いのが科学者コミュニ
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.4

馬(列車、自動車)
リズミカルな水平運動と砂煙
2次元のスクリーンに緊張感
消失点に向かって物語の終わり

サルーンのピアニストの有能ぶり

駅馬車(1939年製作の映画)

3.9

駅馬車形式というやつ
ロードムービーの原型でもある

エンタメ性抜群
いろんな映画の中にこの映画を観てきた気がする

ジョン・ウェインがアメリカのヒーローになってしまったことの重みを感じずにはいられな
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

4.2

グランドホテル形式というやつ
「集り散じて人は変われど」を象徴する回転ドア

カットを割らずにパンで複数人物が織りなす一連の出来事を見せていく感じ好き

ハリウッド黄金期のパワーひしひし

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

みんなほんとに元気でいてください

興奮だったり恍惚だったりの表現すごかった

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.3

パリとかグリニッジヴィレッジとかでこんな風にして暮らしたいと思うこともあります

流れている時間に触れそうな映画が好き

ヨーロッパ一九五一年(1952年製作の映画)

3.9

ドゥルーズから来ました!

工場での体験から新しい主体性を得たのは良いとして、その結果が狂人として檻の中にってのはひどいぜ

世俗の聖職者って感じだったな
博愛主義者というか

社会生活に適応できない
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ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.2

会話中心の室内劇

醜くて惨めなペトラは饒舌で
無言のマレーネは最後まで美しかった

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

ジャンプカットに意図的なものとそうでないものとの両方があって、技術的に仕方ないとはいえ、編集上の不手際や詰めの甘さでショットが繋がらないのは観客をなめてるのかと最初少し思ったけれど、むしろ観る側の姿勢>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.8

意識はほとんど呪いって言ってたね
ただの変身譚じゃなくて良かった

エターナルサンシャインの脚本なのすごく納得だわ

本人が自らの頭に入るところ、山村浩二の頭山だった

ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

4.7

現実と虚構の境界が融けてバランスが取れなくなるモノ、好みです

まだわかりやすくしたデヴィッドリンチみたいだなと思った

あとキャストと役名がテレコやねんな

イメージ、メタファー、死者、めちゃ文学的
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.9

バチバチにコントラストのきまってるモノクロの画面

落語に出てきそうなキャラクターたち

セイウチみたいな男が笠智衆みたいに話すところ面白い

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

4.3

セリフが生き生きしてる

悪魔との取引

味覚を言葉で表すのが難しいように、心情やニュアンスを言葉で伝えて演出するのってかなり大変なことなんだろうな

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942年製作の映画)

3.8

映画観た!って感じ
グッと引き込まれた

旦那の鈍さが好きだったな

2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.3

この種のエネルギーに満ち満ちている人普通に遠くて怖い

愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.2

チェリオって乾杯の言葉だったのか

音楽やたら良いと思ったら坂本龍一

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.4

憑依でも感染でもなくて寄生・胚胎ってのあらためてすごいな

顔のアップ多め

宗教モチーフがあることはわかってもその効果はよくわからない

(1954年製作の映画)

3.4

最後大鶴肥満出てきてる

何でも何かの役に立ってるってよりかは役に立たなきゃいけないということはないって考えたいけどな

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.4

マーロンブロンドが完全にタートルネックで暴力ふるう人で覚えられちゃっている

意味をなさない音声で互いに名乗り合うやつ良かった

お早よう(1959年製作の映画)

3.8

家財(商品)の今とは比べ物にならない存在感

笠智衆はよ出さんかい!
笠智衆キター!

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.5

ピアノの部屋の構図と
橋の見える道端の構図が
きれいだった

量子力学と天文学はいつも
オカルトに接近されがち

死者の痕跡が五感に宿っているとすると記憶は呪いみたいなものだから忘れることが癒しなのか
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.8

エレクトリック・リベレーション
電気的啓示
取り返しのつかない体験談

LとR、BとVの区別が苦手なこの国では啓示と解放との間に大きな違いはみられない

害虫(2002年製作の映画)

4.3

ストイックなくらい少ないセリフの量に惚れた

危うげで好奇心のある宮崎あおい
いつも周りより一歩後ろの蒼井優

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