BlueTurtleさんの映画レビュー・感想・評価

BlueTurtle

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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.4

とんかつを包丁で切る音が印象に残った。20年間両親の介護をして看取ったら、こういう場所に行ってみたいと言う気持ちは理解できる。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.4

神の啓示を受けて、5000ドルの固定資産税を払うためにシカゴの街をめちゃくちゃに破壊する兄弟。どの曲も楽しいけど、この兄弟にはピーターガンが似合う。撮影は命懸けだっただろう。何から何まで面白すぎる。ア>>続きを読む

トランボ(原題)(2007年製作の映画)

3.9

バスタブで仕事すると集中できるのだろうか。天才のやることは凡人にはわからない。暗い過去も映画にできる米国の懐の深さを感じる。

いちご白書(1970年製作の映画)

3.7

大学を不法占拠する学生たちに対して警察が実力行使する場面は、まるでドキュメンタリーを見ているような迫力だった。主人公の2人がレコード店に行く場面で、ボブディランの写真が店内にたくさん貼ってあったのが印>>続きを読む

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.7

米軍占領下の日本で辛酸をなめた女性、苦労知らずに育った女性、希望に燃える初の女性市長など、様々な女性たちを描きながら、日本の繁栄はこうした女性たちの苦悩の上に成り立っているということは理解できた。一方>>続きを読む

HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

4.1

ハチの視線の映像を見ていると、自分がハチになった気分になる。犬も人間と同じように夢を見るのか、今まで考えたことがなかった。犬の演技指導をした人、素晴らしい。

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

4.0

ロンドンのパブリックスクールがどんなところなのか知ることができて、とても興味深かった。夫人役が恋のダウンタウンをヒットさせたペトラクラークだったり、監督がハーバートロスだったり、発見がたくさんあった。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

4.1

音楽ジョルジオ・モロダー、フィル・ラモーン。舞台が鉄鋼の街ピッツバーグっていうのがとても良い。いかにもアメリカ的で元気になれる映画。

ザ・ディープ(1977年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

海中の演技や撮影はさぞかし大変だっただろうと思う。サメとかウツボとか海中での格闘とか爆発とか、ハラハラしてしまった。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

スコットフィッツジェラルドはこの作品で何を表現したかったのだろうか。よくわからなかった。

女教師日記 禁じられた性(1995年製作の映画)

3.7

30年前の日本人は、公衆電話とポケベルで連絡を取り合っていたことがよくわかって興味深い。ストーリーは純愛物語であった。音楽が良い。

白い巨塔(1966年製作の映画)

4.4

手術や解剖の生々しい描写、不気味な音楽、法廷での緊迫感のある応酬、視聴者の期待を裏切る展開、刺激が強い作品であった。

Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004年製作の映画)

4.2

タキシードを着て、赤い薔薇を持って、リチャード・ギアが、スーザン・サランドンの職場にエスカレーターに乗って登場する場面がかっこよすぎる。みんなが笑顔になれる楽しい映画。

デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.8

レースの迫力はすばらしい。ストーリーはトップガンに似ている。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.9

不気味な雰囲気を醸し出すセットと音楽が素晴らしい。今回はレプリカントを駆除できたが、いずれ100倍にして返されそうな余韻で映画が終わる。

優駿 ORACION(1988年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

乾坤一擲の大勝負に出て良血馬を生産したが、晴れの舞台を見ずに他界した生産牧場のオーナー、自らの不注意で大切な馬に怪我をさせてしまった牧場の息子、取引先の大企業に買収されて居場所がなくなった経営者、腹違>>続きを読む

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

4.3

約40年前、パソコンも携帯電話もない時代、未曾有の大惨事に直面した地方新聞社の活動を描く。緊迫した場面の連続。組織への不満を抱えながらもプライドを持って活動する当時の日本人のまっすぐな情熱に圧倒される>>続きを読む

エビータ(1996年製作の映画)

4.3

伝記映画ではあるが、エンターテイメント性が高く、テンポが良くて中だるみするところが全くない。使用されている音楽のジャンルも幅広く、良い意味で広く大衆にアピールする作品となっている。それでいて映像は美し>>続きを読む

百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

4.1

70年前にこんな面白い映画があったなんて知らなかった。

シャンプー(1975年製作の映画)

4.1

この時代のロサンゼルスは、アメリカの全盛期だったように思う。

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

4.0

事務所の内装や家具の豪華さに憧れる
この当時はパソコンはあったけれども、まだ携帯電話が普及しておらず、ファックスを使ってやりとりをしていたのが興味深い。デイヴ・グルーシンの音楽が良すぎて、ストーリーに
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JIMI:栄光への軌跡(2013年製作の映画)

4.2

無名のアメリカ人が異国でギターヒーローに成り上がっていく過程がわかりやすく描かれて大変興味深い。60年代後半のロンドンは音楽やファッションなど若者文化の黄金時代であり、これを超える時代も地域もない気が>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

一つ一つの場面には全て意味があり、緻密に構成された作品だと感じさせる。「相手を理解したいと言う気持ちをお互いが持ち続ければ、それがどんな結果に終わったとしても良い人生を生きられる」と言うメッセージを舞>>続きを読む

ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もどかしい。詰めが甘い。爆弾以外の方法はなかったのだろうか。

メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.6

実績のない無名選手や全盛期を過ぎた選手ばかりの弱小チームが、自己中心的なオーナーに反発して結束し、快進撃を始める痛快大逆転物語。現在オークランドアスレチックスが移転問題で揺れていることもあり、決して荒>>続きを読む

夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)

3.9

ベーブルースは野球の神様と言われているが、真実は少し違うようで、ベートーヴェンに通じるものがあるだろうか。身体は風船みたいに大きいのに、ホームランを打ってベースを回る時はちょこちょこ走る。そういうとこ>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アリバイ崩しにコメディとホラーが入っている感じ。こんなクラシックなホテルにこもって少ない食料を分け合って生き延びつつ、中世の武器でゾンビと戦うとか、現実感がないところが楽しい。

武器よさらば(1957年製作の映画)

3.3

これが名作なんだろうかというのが見終わったときの自分の率直な印象だったが、その後皆さんのコメントを読んで、自分の感覚がずれていないことがわかって安心した。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.1

頑張っている主人公に神様が最高のご褒美をくれたのだろうか。ディカプリオの演技の素晴らしさが強く印象に残る。

天地明察(2012年製作の映画)

4.3

己の知力のみで勝負する主人公とそれを支える人々の痛快な物語。徳川光圀の金の屏風が見事。脚本も音楽も衣装も素晴らしい。男性ばかりの登場人物の中で宮崎あおいさんの存在が光る。

トリスタンとイゾルデ(2006年製作の映画)

4.0

映像が美しく、重厚感がある。イングランド側がいくつもの民族に分かれているところが興味深い。

戦争と平和(1956年製作の映画)

4.2

ナポレオンのロシア戦争の再現場面ののスケールの大きさに圧倒された。

交渉人(1998年製作の映画)

4.0

緊迫した場面の連続。サミュエル・ジャクソンの演技力に圧倒された。

バルジ大作戦(1965年製作の映画)

4.2

戦車の戦闘場面が素晴らしい。敵の弱点を知り、行動を予測して待ち構えるという作戦も興味深い。アメリカ陸軍の登場人物よりも、ロバートショウ演じたドイツ将校が強く印象に残った。

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

革命時代のロシアに生まれた故に運命に翻弄され続ける人たちを描く。時代背景の再現が素晴らしい。ルネサンスのcan you understand?の旋律が出てきて驚いた。アレックギネスが若い。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.9

歌唱力と演技力がある俳優でなければ作れない作品。レディガガが大変な実力者であることがよくわかった。日本の競馬のレースをアメリカ人が自宅で見ている場面があって、とても興味深かった。