けいと55さんの映画レビュー・感想・評価

けいと55

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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.8

正しい行いとは何か?その選択は自己満足のためではないか?と、問いかける作品。入り組んだストーリーと名優たちの演技を楽しめた。

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.4

ウディ・アレン作品では、既視感のある登場人物の設定とストーリー展開。それでも面白く楽しめたのは、ケイト・ウインスレットの長台詞を豊かな感情表現で操る力量によるもの。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

様々な死や死へ向かう人々が登場する。生と死は隣り合わせということを思い起こさせる作品。

チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.3

極限の恐怖・不安の中、よくぞ生き延びた。支える家族達が、現場で野宿している光景にも驚いた。

未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

3.3

Transit ですれ違った人々のひとときの物語。淡々とした口調で語られる。

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.6

秀逸の脚本に個性派俳優。引き込まれて、あっという間に見終わる。

デトロイト(2017年製作の映画)

3.7

差別主義者の集団心理が犯す犯罪と、それを見て見ぬふりをする人々。古くから存在する社会問題である。

この作品では、ラリーに焦点をあてることにより、単なる差別批判以上の余韻を残した。

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.2

大切な人を失ったときに、本来の自分に目覚めたのか、それとも失った人を自己に投影したのか。

ロマン・デュリスの妖艶な演技はさすが。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.7

心が温かく穏やかになる作品。

ミスター・ロジャースのこの番組を観て育った子供は、どんな大人になっているのだろう。

オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

4.0

史実を基にした作品は冗長になりがちだが、メリハリをつけた展開で飽きさせないのは、ポランスキー監督の流石の手腕。

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.3

美しく儚げな年上の女性に惑わされる若者という、よくある話だが、相手がマリリン・モンローとなると話が違ってくる。豪華なキャスティングも楽しめる。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.4

人って不器用だけど、幸せを求めて生きていくのですね。個性豊かな登場人物それぞれを応援したくなる作品。

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.6

喜びも挫折も幸福も落胆もあるのが人生。終り近くに何が残っているかで、過ごした年月の意味がようやくわかるのです。

風水師 王の運命を決めた男(2017年製作の映画)

3.2

権力のための土地争い。大吉と大凶は隣り合わせ、もしくは、裏表ということか。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

女性二人の美しく気高い愛の物語。

そう、振り返らないで。

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

天国とこの世の間に落ちてしまった若者達が、肉体的精神的に追い詰められながらも生き延びようとする物語。

昔の米国作品より宗教色が強く、雪を抱く山々の神々しさに圧倒される。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

当時、何度も何度も観た聞いたこの曲、こんな風に作られてたのかと楽しく鑑賞。すでに他界したミュージシャン達の姿には、ホロリとした。

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

4.0

自己を抑圧すべき世界から自己を表現すべき世界への離脱を可能にしたのは、幼い頃の思い出と傍らの人の愛。

ドイツの戦中戦後という暗い時代でも、美しく静かな田園風景が印象的だった。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

テフロンの有毒性は知っていたが、デュポン社が、こんな低い倫理観の企業であったとは驚いた。静岡の旧デュポン社の工場でも社員の健康被害があったと、つい数ヶ月前に報道されていた。まだ、終わっていないのである>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.4

国家権力に翻弄される人々と男の友情の話。かつて一つだった国が南北に分断されて、敵国のようになるとは酷いことだ。

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

心の傷は、相手を憎んでもどうにもならなくて、自分で向き合うしかないことを気づかせる作品。ラストに二人が静かに目を合わせるシーンが感動的。

さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

3.3

悲しいニュースを聞かせる前に、子供と楽しい時間を過ごそうとする父親。そんな父親を気遣う長女。天真爛漫な次女。この3人なら頑張って生きていけるよと、涙が溢れた。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.6

保身のための権力の暴走と良心を忘れてそれに従う人々。程度の差こそあれ、よく見る光景であることが悲しい。救いは、帰国後に見せるスラヒ氏の穏やかな笑顔。

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.0

自分の人生は、両親のそして祖父母のそしてそして祖先の人々の思いが詰まってるものと思い起こさせる作品。

豪華俳優陣の安定した演技とともに、ボブ・ディランのMake you feel my loveのメ
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ある男(2022年製作の映画)

3.0

ある特定の差別・偏見へのメッセージビデオのような作品。ストーリー自体はシンプルなので、もっと人物を掘り下げ、その心の動きを丁寧に表現すればよかったのでは。残念。

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.4

父親と母親になりきれていない両親をもつと、子供が早く大人になるのですね。

モンタナの山々の景色が美しい。

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.6

人っていうのは、外側からだけでは判らない。純粋な子供だから、内面を見通せるのかもしれない。

個性豊かな俳優陣の中で、ナオミ・ワッツの演技が小気味良い。

ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.0

とにかく強いハ・ジョンウのアクションを楽しむ作品。

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.0

場所、脚本、俳優、カメラが揃えば、シンプルなストーリーが、こんなに面白い作品になるのです。

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

ラストは推測出来たが、推理の展開とともに主人公の表情が変化していく演技や緊迫感を楽しめた。

8番目の男(2018年製作の映画)

3.0

陪審員制度の困難さという重い題材を軽いタッチで描く。

各々の陪審員の心の変化が、描き切れていなかったのが残念。

レイモンド&レイ(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーもさることながら、二人の演技を楽しむ作品。静かにバックに流れる音楽もいい。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

スタイリッシュな映像にスピーディーなストーリー展開。ネットの中の会話の表現方法が面白い。

新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

複雑なストーリー展開、アクションの凝った見せ場など、単なる潜入捜査官ドラマ以上の見応えがあった。

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.9

舞台劇のような心理サスペンス&推理作品。マーク・ライランスの繊細な演技とストーリー展開を充分楽しめた。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

現代を生きる人々への警鐘。米国が直面している様々なリスクが、ストーリー内に散りばめられていた。動き回るカメラが、不安定感を助長

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