マロウブルーさんの映画レビュー・感想・評価

マロウブルー

マロウブルー

映画(157)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 157Marks
  • 86Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

5.0

何回も観て楽しめそうな作品。人間の内面、政治的メッセージ、古典の文脈…ランボーの本が出てきたから象徴主義か。コクトーからも影響を受けている。
同じくパゾリーニの作品「王女メディア」はケネス・アンガーの
>>続きを読む

渚の果てにこの愛を(1969年製作の映画)

5.0

作品の雰囲気とクリストフの音楽の相性がもうほんとすごい撃ち抜かれた
全部がかっこいいという感想しかない

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.5

父親が殺されるときのアイーンみたいな叫び声なに⁇笑
雑なところと哲学的なところ、兄五体不満足だけどいい顔してるし言うことなし

娼年(2018年製作の映画)

3.8

この業界でトップになれるのは本当に希少で僅かな期間だろうなと妄想した。生まれ持ったヒーラー的才能が女よりも必要だと思うから。
心を理解し癒しときめかせ欲望に応える…四肢とあごを使って皿回しするようなも
>>続きを読む

電柱小僧の冒険(1995年製作の映画)

4.5

若者のありのままの恥ずかしい妄想のはずなのに時を経ても共感性羞恥心に陥らせずに琴線には触れまくる宝物のような作品
すこい
笑えるし

サラバ静寂(2017年製作の映画)

3.8

アングラ寄りの音楽に浸っていた記憶があるアラフォー以降の大人には特に、響くか想い出すか。ムズムズしてくるか。
若い監督でびっくり。
面白い面白くないではないけど、この映画好き。楽しめた。

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.7

医学、心理学、科学、ポップアートやシュルレアリスムなどの芸術運動も下敷にある作家のニューウェーブSF。
好みのテーマだけれど観るのはしんどく、3回に分けてやっと観終わった。
消費社会の中で相対的な貧困
>>続きを読む

快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

4.0

アラン・ロブ=グリエ特集上映会にて。
現代美術を見る感覚で。6作品中いちばんイケてました。

サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

サバトでマザー・サスピリオルムに目覚めたスージーがめちゃくちゃ神々しい!革命的な展開。
DVD早く!


追記
ティルダ・スウィントンの3役がフロイトの理論による無意識・自我・超自我に対応してるとのこ
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

想像してたよりずっと良かったしもうほんと笑える。しっかり魔夜峰央のテンションしてる。
GACKTと伊勢谷友介の不健康そうな低血圧そうな見た目が魔夜峰央の世界観にマッチしてるなあ。さりげなく2人すごい絡
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

屋敷のロビーで流れている音楽…ドキッとした。
シューベルトの最後のピアノソナタ、第21番 第1楽章は暗くて深淵で不気味な印象を受けるのだけれど、第3楽章や第4楽章では明るく希望に満ちた音楽になっていく
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

レースで興奮しすぎて叫びまくった。何十年ぶりだろう。

キングコングが破壊して分断されたコースで金田のバイクが登場するときの音・・・これは鉄雄が肉塊になる寸前、金田がレーザー砲片手に登場するときのバイ
>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.8

エリック・ロメールの作品は観ている時間が心地良い。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

4.3

家に乗り込んできた奥さんのパフォーマンスがもう…w奥さんは被害者ではあるけれどそれでもあの醜悪で胸糞な感じ、監督の作品に共通していますね。ユマ・サーマンほんと良かった。
Vol.2の未食君のオチも良か
>>続きを読む

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.8

ニトログリセリンを運ぶトラックに降りかかる災難を楽しむうちにモノクロの画面も全く感じさせないくらい古臭さがなくなっていった。油田現場カッコよかった。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.0

アニミズムな内容よりも、おしゃれだねー感動するねーと観た人みんなから言わせるような隙のなさは大人が好きな絵本的な。

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

4.5

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットの作品は心が凪ぐ。控えめで野暮ったさがなく洗練されていると思うけれど、他のジブリ作品の大衆娯楽と比べると純アート寄りなのです。

天使(1982年製作の映画)

-

シュールレアリズム
いつまでも天使に追いつけない。

ざ・鬼太鼓座(1981年製作の映画)

3.9

鬼太鼓座のドキュメンタリーというより日本伝統芸能のPVのようなアート作品。
一柳慧節に違和感はなかった。太鼓を叩き踊り舞って忘我の境地に向かっているまさにそんな音。

鬼剣舞がカッコいい!念仏踊りで三
>>続きを読む

ファスタープッシーキャット キル!キル!(1965年製作の映画)

3.8

能天気なカーアクションものを最近見ていたので家にあったこれを思い出し、デスプルーフを観たあとにこれは最高の流れだった。

カーアクションは少なかった。
ガラの悪い女優たちのゴリラ顔は野生的でカッコいい
>>続きを読む