Bigsさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

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映画であまり描かれてこなかった部分が描かれていて先進的で良かった。
ただ、そう思うのも男性目線だからで、(映画で描かれているのは珍しいとしても)事象としては多くの女性にとっては珍しくもなく、その乖離
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激怒(2022年製作の映画)

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高橋ヨシキ監督、川瀬陽太さん、松嵜翔平さんによる舞台挨拶付き @元町映画館


タマフルで知って以降、ラジオ番組(タマフル、アトロク、すっぴん)、テレビ出演(バラ色ダンディ)、雑誌・書籍、YouTu
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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109シネマズ大阪エキスポシティ IMAXレーザーGT


牧場を営む馬の調教師の一家。父は冒頭で空から降ってきたコインが目を貫き死亡。残った兄妹でハリウッド映画向けに馬を貸し出したりして生活。喋り
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

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メモ


ストーリーオブマイワイフ

安定した画、ぶつ切り編集、省略
心情でストーリーが進む
個性豊かな登場人物



心と体と
名・姓の順で「イルディコー・エニェディ監督」
1989年デビュー、カン
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TANG タング(2022年製作の映画)

1.0

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まごうことなき駄作。

久しぶりに直球で酷い映画を観た。ある程度欠点があるのは覚悟してたが、良い所も殆どないのがきつい。

脚本がご都合的で穴だらけ、演出・演技が不細工で下品、作品世界が貧弱で雑。
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

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MCTGMお題作品


・見どころもあってまあまあ見てよかった。タイ映画界、制作会社gdhから一風変わった面白い映画が出ている。その動向を追うという意味で見てよかった。

 一つの場面で色んな感情を
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マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

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『不都合な理想の夫婦』のショーンダーキン監督デビュー作。良い評価を聞くので鑑賞。

これはなかなか凄い。ショーンダーキン監督作、2作ともかなりの傑作なのでは。

一時過ごしたカルト集団から逃れ、姉の
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C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)

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カナダのケベックで、マッチョな父親、アクの強い兄貴3人の下に産まれた、四男ザック。自身のセクシュアリティに苦悩し、抑圧に苦しみながら、次第に周囲との関係が変化するとともに、自分の内面とも折り合いをつ
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

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本再編集版『最終章』は初鑑賞。

やはり1,2ほどの威厳や拡張高さは感じず、でも半ば意図的なのかもという気もする。ただ、この間の十数年の間に色々とあったのだろうと思うけど、なかなかその変化が飲み込み
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バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く(2021年製作の映画)

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『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』@塚口サンサン劇場を鑑賞。国内2回の貴重な上映。
底抜けに明るくて、陽気でナンセンスなコメディで楽しかった。衣装や画作りがカラフルで、舞台も相まって夏
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

三部作一挙上映 @パルシネマしんこうえん
劇場鑑賞は初。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

#1 2019年
午前十時の映画祭 @大阪ステーションシティシネマ

劇場では初鑑賞。
やはりむちゃくちゃ面白い。傑作。



#2 2022/7/31
三部作一挙上映 @パルシネマしんこうえん
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辻占恋慕(2020年製作の映画)

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『辻占恋慕』@元町映画館を鑑賞。監督らの舞台挨拶+ライブ付き。
やっぱり大野監督の作品好きだ、本作も面白かった。
夢追い人の結末としては変化球的だけど、正しくなくも人間臭く、どこか実直な感じさえする
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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ちらほらと良い評判を聞くので鑑賞。
なるほど、ちょっと驚異的なくらい凄かった。

今村夏子のデビュー作『こちらあみ子』が原作。原作は未読。

監督の森井勇佑は、本作が長編デビュー作。
いやー物凄い
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声もなく(2020年製作の映画)

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何人かの方の高評価を受けて鑑賞。なるほど、独特な味わいでかなり面白かった。

殺伐としたシリアスな世界の中にどうしようもない人間臭さやユーモア、緩さがあり、また悲喜劇的な作為の中に、理解し得ない人間
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

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リバイバル上映@パルシネマ

以前ソフトで観たことはあったが、劇場鑑賞は初。そこまで思い入れはないが、折角の機会なので鑑賞。現在の視点で観ると気になることもあるが、それでも神がかった脚本・演出・演技
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呪詛(2022年製作の映画)

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MCTOSお題映画


・あまり面白くなかったし、怖くなかった

・本作は、自分の観測範囲ではSNSでちょっと異例なくらい話題になってた 
怖いとか、呪いを信じる人は観ない方がいいという意見もあり、
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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アピチャートポン・ウィーラセータクン監督特集 「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022」@元町映画館 にて


『ブンミおじさんの森』、元町映画館のアピチャッポン監督特集にて初鑑賞。

簡単には理解
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

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評判の良さに惹かれて鑑賞。
面白かった!久々にアート映画ではない韓国映画で面白い作品を観た。やっぱりこういうジャンル的な楽しさも含んだ実録社会派映画が作られてちゃんとヒットする韓国の土壌は凄いし、羨
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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ポールトーマスアンダーソン監督新作ということで期待して鑑賞。

いやーなかなか面白かった。振り返ると、散文的で何か明確なストーリーラインやテーマが見えるわけではないけど不思議と面白い。題材の強度では
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囚われの女(2000年製作の映画)

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シャンタルアケルマン映画祭にて。

予告を観てそのショットの強度に慄き、何も知らず観てみた。
本作『囚われの女』では、アケルマン映画祭の予告で、自分が気になったシーンがほぼ入っていて観て良かった。(冒
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キートンの囚人13号/ゴルフ狂の夢(1917年製作の映画)

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ピアノ伴奏付き上映会「ようこそピアノ劇場へ」@パルシネマ
三代喜劇王の短編3作同時上映
ピアノ伴奏: 天宮遥

三代喜劇王の中でやはりキートンはアクションの凄さが飛び抜けている。
本作にはキートンフ
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眼が廻る(1920年製作の映画)

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ピアノ伴奏付き上映会「ようこそピアノ劇場へ」@パルシネマ
三代喜劇王の短編3作同時上映
ピアノ伴奏: 天宮遥


ハロルドロイド作品は初。
他2作に比べてかなり鮮明にレストアされていた。

原題Hig
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チャップリンの放浪者(1916年製作の映画)

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ピアノ伴奏付き上映会「ようこそピアノ劇場へ」@パルシネマ
三代喜劇王の短編3作同時上映
ピアノ伴奏: 天宮遥

恥ずかしながらチャップリン出演作は初めてしっかり観た。
他の2人と比べて情緒やペーソスも
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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今らしいエッセンスも多く含みつつ、普遍的な人生の捉え方に関する話でもあり、かなり見応えがあった。

興味の対象が移り変りやすいユリア、その20代〜30代くらいを13章のパートから描く。
ユリアは優秀
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

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MCTお題作品
非常に見応えのある作品だった。


・アカデミー賞、長編、アニメーション、ドキュメンタリーの3部門ノミネート
・何故アニメか、安全確保のため匿名に
・マイスモールランド 同様に当事者
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

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昨年、周囲でも評判が良かったので鑑賞。

全体的なユルいトーンやご都合的展開は、好みではなかったが、所々良い部分もあった。

登場人物は皆キャラが立ってて短い時間で愛着が持てる。七人の侍、少林サッカ
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

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恥ずかしながら自分が知らなかった歴史について、当事者の痛ましい記憶とともに知ることができ、非常に見応えのある映画だった。

ヤンヨンヒ監督の家族は、朝鮮出身の父、大阪生まれの在日コリアンの母、そし
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

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ミシェルフランコの最新作ということで鑑賞したけど、期待した程ではない。

現代の世界的な格差社会とメキシコの情勢をベースとした物語で、時折刺激的で生々しく、かなりショッキングだった。ただ、上映時間に
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ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」(2019年製作の映画)

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NTlive 『リーマントリロジー』再上映

リーマンブラザーズを創立したリーマン家の三世代に焦点を当てたサムメンデス演出の演劇作品。
非常に良い評判をきくので鑑賞。評判に違わず面白かった。

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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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アピチャッポン監督作は観たことないのでこの機会に鑑賞。カンヌコンペ入りで審査員賞ということで期待値は高かった。

非常に独創的で面白かった。映画だからこその不思議な体験というか。ビーガン監督の『ロン
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実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン(1979年製作の映画)

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初代『ウルトラマン』テレビシリーズのうち、実相寺昭雄監督によって撮られた数話を再編集してまとめた劇場作品。

登場怪獣は以下。
二次元怪獣ガヴァドン
地底怪獣テレスドン
棲星怪獣ジャミラ
メガトン怪
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