私が語るまでもなく大人気の「鬼滅の刃」の映画「無限列車編」、公開初日の映画館はほぼ満席だった。
相変わらずの映像クオリティと豪華な声優たちの熱演、原作既読ファンも裏切らない期待に応える物語。ファンたち>>続きを読む
中野量太監督の映画は公開すると必ず足を運ぶ。
「湯を沸かすほどの熱い愛」ではまった私としてはオリジナル脚本の映画も見てみたいところだが、最近は原作があるものの映画化が続いているようだ。しかしながら、ど>>続きを読む
Netflixにてアニメと劇場版第1作を鑑賞してからの鑑賞。
私のようなにわかには満足のいくエンディングだったと思う。
物語もそれを彩り形作る映像もとても丁寧に作られたことが伝わってくる。140分とい>>続きを読む
とても勝手に爽やかとまでは言わずとも、いわゆる同性愛を肯定的に描いた切ない映画かなと思いきや、違った。友情と恋心の狭間で揺れるなんてものじゃない。気づいてしまった同性の友人への気持ちを認められず葛藤す>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督の新作ということで、迷わずIMAXにて鑑賞。
一度ですべてを理解できたとは思えず、鑑賞途中でこれはもう一回みた方がいいのかなという考えが脳裏に浮かぶ。
しかしながら、この映>>続きを読む
アニメを見ていて、春樹の恋を見とどけねばと鑑賞を決意。
「囀る鳥は羽ばたかない」の映画を作成したBlue Lynx作成の映画2作目が本作「ギヴン」。原作は知らなかったのだが、アニメを見てしまい、冒頭に>>続きを読む
ディズニーピクサー映画は吹替えが多くて、字幕を探す方が難しい。
ということで、今回も吹替えにて鑑賞。本家のスパイダーマンとスター・ロードも聞きたかったけれど、吹替えでも十分に楽しめた。
あらすじはひと>>続きを読む
ウディ・アレンの映画は公開されたら映画館に足を運ぼうと思っているものの、何せ多作家であるので、ついつい見逃すことも多々あり、あとでDVDなどで見たりすることが多かったこの頃。今作はティモシー・シャラメ>>続きを読む
私のDVDコレクションの中にはローレンス・オリヴィエ監督・主演の「ヘンリー五世」がある。その印象が強かったのだが、だいぶ印象が異なるものだった。
しかしながら、映画化されているものでは個人的には一番好>>続きを読む
私は「若草物語」はアニメから入った世代なので、今作のような次女ジョーの視点で描く若草物語は今の時代だからこそだなと感慨深く見てしまった。そして、今の時代だからこのジョーはより愛され(もちろん、私が見て>>続きを読む
多くの映画が上演延期になったなか、意外にも先陣を切って公開した印象の今作。まあ、ある意味固定客に向けた映画だからなのかもしれないなと、その固定客にあたる私は、映画館の再開とともに足を運んだ。
ジム・>>続きを読む
見ていてどうしたってリバー・フェニックスが頭にちらついた。
そもそも、ドランがリバー・フェニックスのことも『マイ・プライベート・アイダホ』も好きだと公言しているので、恐らく多くのインスパイアを受けてい>>続きを読む
『スーサイド・スクワッド』は正直なところいまいちだった記憶で、そんななか、ハーレイ・クインは印象に残っていた。(マーゴット・ロビーがきれいなだけかもしれないけれど 笑)ハーレイ・クイン主役の映画ができ>>続きを読む
この漫画がアニメ映画として、映像化される日がくるなんて、実に感慨深い。
本という本はとりあえず手に取り、まずは読んでみることにしているなどとのたまっている私だが、さすがにBL漫画に関してはそうもいかず>>続きを読む
映画公開時気になっていたものの、見逃していた作品。
行定 勲監督、岡崎京子原作、そして今思えば期待大の若手役者を揃えて、鬱屈した青春を描く。最後に流れる小沢健二の「アルペジオ」はこの映画の曲とは知らず>>続きを読む
主演二人の騒動により、このタイミングでみるとどうしたってバイアスがかかってしまう今作。
濱口竜介監督の映画は「ハッピーアワー」についで鑑賞するのは2作目なのだが、正直「ハッピーアワー」の役者が本業では>>続きを読む
前評判がとても高くて、続編の制作もすでに噂されている今作に興味が湧き、鑑賞してみたが、キャストは豪華だが、さて物語は…というのが率直な感想だった。
昨今映画化されるミステリー小説原作は、豪華なキャス>>続きを読む
10歳のジョジョという少年の視点から戦争を描く。
ポップな映像で軽快に始まるこの映画。コメディタッチでみせていくのかと思いきや、成長するジョジョの姿に魅せられる。
映画の名前にもなっている「ジョジョ・>>続きを読む
今この時代に「手紙」というモチーフを使うのが岩井俊二監督らしい気もする。
ちょうどケーブルTVで「ラブレター」が放送されていて、それも見直して鑑賞。
「ラブレター」はわが故郷北海道が舞台だったけれど、>>続きを読む
車に疎く、レースといえば、80年代から90年代のF1におけるマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナ、アラン・プロスト(プロストもフェラーリのりましたね。ナイジェル・マンセルもフェラーリにのっていたと記>>続きを読む
この映画の感想を一言で書くと「面白かった」ではない。
「すごかった」の一言だと思う。
去年のいつだったか、ポン・ジュノ監督と是枝監督対談番組を見た。
各々の映画について質問をし、それに応える形式です>>続きを読む
幼いころテレビでみていたあの映画の続きが生まれ、そして終わりを見届けることができるだなんて。
それだけでも、ありがたし。
そんなファンたちの愛にこたえるべく映画だったのではなかろうか。
とはいえ、ファ>>続きを読む
10月くらいにテレビで是枝監督とケン・ローチ監督の対談を見て、鑑賞しようと決めた今作。
「弱者を単なる被害者としては描かない。恵まれた側にいる人が最も嫌いことは、弱者が力を持つこと」(確か、こんな感じ>>続きを読む
久しぶりの試写会にて鑑賞。
試写会といえどもほとんどが私よりもかなり年上と思われる人たちに囲まれての鑑賞。あちらこちらから心の声が駄々洩れでなんだか少し笑ってしまった。
渥美清さん亡き今、どう>>続きを読む
Netflixの配信が日本で始まったのが2015年。
2018年にアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA」がアカデミー賞受賞し、Netflix作品として初めて日本の映画館で公開された時、いよいよ無視>>続きを読む
「THIS IS US」のダン・フォーゲルマン監督・脚本の今作。
「THIS IS US」と同じように、周りの評判はすごぶる良いものの、自分としてはピタッとはまらなかった感じが否めない。最後、映画館>>続きを読む
映画館にはたくさんの小さなアナとエルサがいた。とても可愛らしかった。そんな盤石な人気のもとに作成されたアナ雪2だが、とても楽しめた。
前作で落ち着いたはずのアレンデール王国にいったい何が起こるのだ>>続きを読む
ゾンビが苦手な私が唯一楽しんであまつさえ人にススメてしまったのが「ゾンビランド」だった。
多くの人から大絶賛のもとにすすめられた「カメラを止めるな!」も、海外ドラマ好きからすすめられた「ウォーキング>>続きを読む
大好物のものを食べにいったところ、思わぬアレルギー食材が使用されていた。
ゴッホは日本に来るたび展覧会に足を運ぶし、書籍も読んだことがある。
ウィリアム・デフォーのゴッホもビジュアルを見るに期待大>>続きを読む
「家族」を描く映画や小説をあげるときりがない。日本だけではなく、世界で見ても多くの人が「家族」を描こうとする。
そして、この「ひとよ」もある「家族」の物語である。それもいささか辛い過去を背負った家族>>続きを読む
この映画の原作となる小説が発売された当時、多くの女友達からこの小説をすすめられた。
誰もがとても面白かったと口をそろえて、目を潤ませてすすめてくれるので、手に取った。それから程なくして映画化するとネッ>>続きを読む
私が中二病全開の頃、洋楽の門を開くきっかけとなったのはBeatlesだった。
ラジオから流れてくる彼らの音楽に惹かれ、Beatlesを聞き始めた娘を見た両親が「今の子(あくまで当時の)もBeatles>>続きを読む
趣味欄に読書と書くことほどつまらないことはないなと思いながらも、いつも映画鑑賞、読書と書く。そのためか、映画化が決定した時には原作既読ということが多いのだが、「楽園」に関しては未読の状態。
吉田修一原>>続きを読む
以前、是枝監督とジュリエット・ビノシュの講演会に行ったことがあった。
ゴダール映画についてや、映画「ショコラ」で共演したジョニー・デップについてなど話してくれたことを覚えている。
その講演会の最後>>続きを読む
ジョーカーといえば、ヒースレジャー演じるジョーカーがどうしてもチラついてしまうのだが、今作でそれは吹き飛んだ。いや、どちらも甲乙つけがたく、どちらが良いとかそんな次元では語れないジョーカーがそこにいた>>続きを読む
原作を読んだとき、一度目は一気読み、二度目はその音楽をかけながら読んで堪能した。
上下巻にわたるこの原作をどのように2時間の映画にまとめるのだろうかと思ったが、展開の主軸を下巻のほうにおいて、2次予>>続きを読む