冒頭の、メンバーが被災地でヘビーローテーションを歌っている場面は、なんだかやたらと心が震えた。
クールで残酷なものの捉え方っぷりがすごい。もし川島雄三が現代に生きてて、ハリウッドで監督をやったら、たいそう面白い映画をつくんじゃないかと妄想してしまう。
むかし劇場で観て以来、最近テレビで2回目を観たのだけど、やっぱくそ泣いてもうた。なんというか、人が人を想う様に、涙腺が刺激されまくる。
国際線の飛行機の中で観て、妙に印象に残った映画。アメリカ文学の古典、ナサニエル・ホーソーンの『緋文字』の舞台を、現代アメリカの高校に置き換えて学園コメディにした作品のようだけど、まったく知らなかった。>>続きを読む
ウディ・アレンには出来るだけ長生きしてもらって、こういう映画を観る楽しみをずっと提供してほしいと、作品を観ながら思った。熟練した人ならではの自由自在感がすごい。
イラン映画。とにかく監督・脚本のアスガー・ファルハディーという人の力量のすごさに驚いた。考え抜かれた脚本と、それらをものすごくリアルに表現してみせるカットやシーンたち。昔、はじめて黒澤明の羅生門や生き>>続きを読む
これを子供のころに観ていたら、さぞかしショックを受けていただろうなぁ。フライシャーすごい。
後悔とは、かつてそこに愛情があったことの証である、って言葉、誰の言葉だったかな。そんなことを思わせる映画だった。
面白かったなー。エンターテイメント要素をこれでもかっていうくらい盛り込んでる。
これ俺向けの映画だよはははって思って観たらほんとうに俺向けの映画だった。マイク・ミルズはきっといいやつだ。
いろんな事がビビッドに描かれている映画だけど、僕の中では結局「映画部の連中が大好きだ」という気持ちが残った。
エミール・クストリッツァのような人はきっと、本気で人生を映画だけに捧げているのだろうなぁと思った映画。
「映画で人を楽しませる」っていう、監督の確固たる姿勢と手腕がすばらしい。内田けんじ監督の映画になら1800円払う。
好きな監督の好きな映画。
地方と都市の対立と、おおらかな心の女の子の話。「いつかあんたらとも、うまくやっていけるかもしれんね」ってセリフ、大好きだ。
だいたいクリスマスの深夜にテレビでやっていて、だいたい1人で観ていたりする。でもこの映画大好きだ。
飛行機の機内で何気なく観たのだけどなんか素晴らしかった。たいそう笑えるし、最後は勇気づけられた。つくった人たちも、すばらしい人たちに違いないと思った。
理解することよりも、想像することの方が、映画を観ていてしあわせを感じるんだなぁと思った映画。
映画の中の人々が、本当にそれぞれの人生を生きている感じがするのはなぜなのかなぁ。すごいなぁ。
面白い映画に反応するアンテナって、あんまり年齢と関係ないんじゃないかって、この映画を観ると思う。
子どもの頃よくテレビでやっていた映画。少し前に大人になってからみかえしたら驚いた。これは美談などではなく、どうしようもなく愚かで弱い人々への眼差しであり、静かな応援であった。
1人の男が混沌の中を彷徨い、ついには狂気に出会うという物語。だから観るときは心して観た方がいい。
名画座とかでかかってると、すごく行きたくなる。この映画には、なぜだかとても癒される。
すごい映画って、観ているときに映画を観ていること自体を忘れてしまうことがあると思うけど、この映画を初めて観たときはまさにそんな感じだった。
この映画を観ていると、映画とは二度と再現できない奇跡的な瞬間の記録とつなぎ合わせなんだなと思う。