ヘッドチーズさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヘッドチーズ

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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.4

スタッフは違えど続編として完璧に成立している、なので前作の予習復習は必須。

予備知識なしで見ると話についていけないし、泣けない_
ラストは前作を見ていれば号泣できますw

前作とテーマは同様だがそれ
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

血しぶき飛び散る凄惨なバイオレンス、子供心を揺さぶる近未来、そしてロボット!

それらをかき混ぜたら完成した傑作SF。
北斗の拳やAKIRAが好きな人にはストライクな内容で子供には見せられない。

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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

世の中生きるの超ムズい、人って怖ーよってなる映画。

金銭問題から暴力、介護問題、法律までいろいろ盛り込んだ現実の厳しさを教えてくれる映画でもある。

ピエール瀧とリリーフランキーの悪人役の演技が超リ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

最先端の技術で生み出された美女型A,Iの近未来感と、文明に破壊されずに残る広大な大自然の映像の対比感が凄くいい!


タルコフスキーの映画をオマージュしたかのような詩的な映像で癒されると同時に、人間を
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.6

非現実的でぶっ飛んたラストはさておき、訳あり家族の苦難と発展が描かれている本作。
鬼気迫る主演の宮沢りえと杉咲花の演技は脱帽もの、主演女優賞取るだけある。


闘病ものの物語なのでヘヴィだが、笑いのシ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

インドで暮らす貧困層たちにスポットが当てられ、カタギで生きる者や犯罪に手を染めて生きる者、それぞれの人間ドラマが良くできていた。

人生に無駄はない、辛くてもいろんな経験の積み重ねが後の人生に活きると
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.8

ハーレイ・クイン好きのための映画。見せ場の戦闘シーンも暗くて見辛いです…

メインキャラたちのファッションは良かったのに…
決して駄作ではないが、いろいろ惜しい作品。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

現代に50~60年代のハリウッド、フランス映画を意識したムード満点の映画。
映像の色彩や衣装が鮮やかながらも懐かしさも感じさせる意図的でいい。総天然色最高!

ミュージカルは嫌いなんだけどこの映画には
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

邦画史上超絶ヒットした映画だが、見て納得!なるほどなと。
恋愛や青春、歴史、SFなどごちゃ混ぜしたようなバラエティ豊かなアニメ映画。

1回見ただけでは物足りないかもしれない、壮大なスケールの映画。
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

人の好みは別として万人が凄いと認める最強クラスの名作。
音楽、俳優、演出、編集、そしてスピルバーグの技術が全てが神っている。

時が経つと大抵は「この設定は嘘だ」とか「オーバーに表現し過ぎ」とかでてく
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

5.0

1の対ギャオス戦において家と家族を失う少女が主人公。
オープニングからヘヴィ&ダークな展開に!
宗教&歴史色の強い難解な設定も見所、子どもだった俺には難しい映画だった。

ガメラもシリーズ1のカッコよ
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.4

前作より物語のスケールアップ、特撮・合成技術のレベルアップが見事に実現した力作!
当時、仙台市の劇場で観て仙台市壊滅のシーンはリアル過ぎて絶望した記憶があります。
シナリオもよりダーク&シリアスに!理
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.2

公開当時に劇場で観てます、子供むけな昭和ガメラと全然作風が違うので衝撃を受けた記憶がある。


役者たちの演技は微妙な面々だが、ハイレベルな特撮と説得力のある脚本がカバーした見事な怪獣映画。

怪獣の
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悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

4.5

馬鹿馬鹿しくチープで時にエロく、グロさもあり笑える映画。
と同時に元気をもらえる映画でもある!

しかし本作の根本のテーマは核廃棄物、放射能に対するアンチテーゼが込められている。
集団によるいじめ問題
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.0

期待していたが!
正直微妙でした、4に繋がるクライマックスが面白いだけにそれまでの展開が退屈で惜しい…

メインとなる7人の戦士たちのキャラ描写も薄く残念。

でも終盤の次々と命を落とす7人の戦士たち
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

2016年の邦画は凄い豊作揃いだったー!


これは単純な青春・恋愛映画ではない。若さゆえ(無邪気さ)の罪と償いを描いた人間ドラマです。

西宮という障害者をメインに扱っているが、本作は障害とかそれよ
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呪怨(1999年製作の映画)

2.0

これもあまり怖くはなかった、個人的に。
リングと違って本作の登場人物はみんな絶叫演技あり、なので少しわざとらしさあり。
伽椰子が現れるときに「あ゛あ゛あ゛」という不気味な声が挿入される演出が面白い。
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リング(1998年製作の映画)

2.5

有名なホラー映画だから今さら見たけど、全然怖くないからガッカリ…
BGMと効果音が強調されていてわざとらしいw

呪いとかいう前に貞子とその母親が超能力者という点でガッカリ…
なんだ、キャリーの焼き直
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

高層ビルが舞台のパニック映画の名作。

高さ30mの超巨大なミニチュアセットを用いた迫力ある特撮映像と、数々の名優たちが共演した贅沢なドラマパートのコラボ!
正真正銘の超大作!

現在ではこれを超える
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

誰だって愛するペット(家族)を見知らぬDQNにぶち殺されたらキレるわなw
もし俺が脚本考えるなら犯人を捕まえて拷問しながら殺してやりたいわ…


招かざる客からの突然の襲撃、亡き妻からの贈り物も失う…
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

2.6

円谷プロのウルトラマンタロウと同時期に製作されていた映画だけど本作との比較すると完成度は…言うまでもないw

ゴジラシリーズの中でカルト的人気があるそうだがヘドラが面白いのは分かる、でもこれはわからな
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極道大戦争(2015年製作の映画)

1.5

俳優たちの演技に文句はない、カエルくんやデコトラも面白い。
しかし終盤で金返せって感情が芽生えた、俳優たちが悪いわけではない!
エンドロールに入ってひでえ映画だったとイライラして電源オフしました。

続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

4.4

全編を通して荒い作りというか、泥臭い映画。

冒頭から棺桶を引きずり広野を歩くジャンゴが画になるので引き込まれる。
誰かの遺体を引きずっているのかと思いきや、敵に囲まれたときに初めて明かされる中身は〇
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.3

前半はラブコメ、後半は主人公が代わりサイコスリラーに展開する面白い構造の映画。
殺人鬼森田のパートはハラハラして引き込まれるが、過去にいじめの被害者なのはわかったでその他の設定が描かれておらず、いまい
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.9

邦題のセンスおかしいw個人的に邦題つけるなら「荒野の三悪人」か「荒野の墓荒らし」かな?ダサっw

良い人、汚い奴、悪い奴の3人が、それぞれ大金を目指して旅をするロードムービー的な大作西部劇。


ただ
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

エイリアンの軍団が通気孔を移動してくるシーンはインパクトあった。
前作のようなホラー的要素は弱くなり、アクション的要素が多くなった。

無人機銃vsエイリアンのシーンもスリルあり、クライマックスの母v
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.2

「宇宙であなたの悲鳴は誰にも聞こえない」←名コピーだなジャッカル…

エイリアンデザインを手掛けたギーガーの造形が素晴らしい!
人の体内に卵を産み、胸を突き破って誕生するエイリアンの姿に興奮した!まさ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.2

これはホラーではないです、スリラーです。

貧困に苦しむティーンエイジこそ泥団が裕福な家に忍びこみ、金品を強奪する話、しかし今回その標的になったのは盲目の元軍人。
1人暮らしに加えハンデを背負った者が
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.4

IMAX 3Dで鑑賞

怪獣といい巨大生物といい、人類の住みかに侵入した者は攻撃を受ける運命だ。
でも逆はどうか?人類未開の地に勝手に侵入した人類は地質調査を理由に森を焼く…
利益のために身勝手に環境
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KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)

3.0

突っ込みどころ満載のB級映画。
日本映画にしては中々の暴力描写と鮮やかな血のりの色が良い。効果音がつけたりの安っぽさもGood。
BGMもカッコいい曲が多く、中盤からのアメリカのロケ地も良いです、ウエ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.9

ベタな映画だけど、文句のつけようがない最高の映画。トラビスの非リア充ゆえの嫉妬と狂気がプンプンする。

スコセッシにはじまり脚本のポール、主演のデニーロといい、それぞれに辛い「独り」を経験したからこそ
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.3

「マッドマックス」と「ローリング・サンダー」を組み合わせたような破天荒で刹那的な作品、日本映画の至宝!
インディーズらしく粗い作りが作品にマッチしている!パッションはギラギラ感じます!
この映画を音楽
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.4

笑える戦争映画、キューブリックの大傑作。
日本が北の金〇〇に狙われてる現代にこそ味わいが増すコメディ。

この映画を見ると「思い込み」と「被害妄想」がいき過ぎると悲劇をもたらすということがよく解る!
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.1

バイオレンス映画が得意な園監督、こんなキラキラした映画も撮るのか!老若男女関係なく見れるファンタジー映画。
やはり彼は天才だ!


ガメラやトイストーリーのオマージュが面白い、時計じかけのオレンジのB
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

4.1

1には及ばないけど十分に面白い!レッツ、パーリィナイ!
1を監督自らがリメイクしました的な映画。
ホラー+アクション+コメディ+ダークファンタジーの快作!テンポも早くストーリーもわかりやすい親切な作り
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

タランティーノ版の「ニューシネマパラダイス」!

パッケージに載ってるプラピの役柄はサブキャラです注意を。
強引でカオスなストーリー展開で観客を引っ張る!まさかの総統死すは笑える。

ついて行きたい人
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