ゆうちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゆうちゃん

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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

5.0

はじめて5.0をつける。
いままで観た映画は、よくても、人生の一部、生の一部を切り取ったような、つまりひとつの「作品」「出来事(イベント)」だった。
たいして、この映画は、水のように人生に満ちみちてい
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.0

エヴァはただのロボットアニメだと思ってずっと観てなかったんだけど、観てみて脱帽。庵野監督のすごさを感じた。

本編のアニメをぜんぶ観たあとこのAir/まごころを君にを視聴。賛否両論あるだろうけどぼくは
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霧の旗(1965年製作の映画)

3.7

面白かった。松本清張の作品は読んだことないけど、とても面白かった。

主人公はなぜ兄の冤罪に対する復讐の刃を執拗にあの弁護士へ向けたのだろう。やり場が他になかったのか(けれど主人公が自分で言ってるよう
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完全なる飼育(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。いい映画だと思う。ただしひとはかなり選ぶと思う。
中年男は女子高生を完全に飼育し、心と身体がひとつになり完全な愛を手にすることを求める。
はじめは中年男が女子高生を飼育しようとしていたが、
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

1.0

これは農業体験ビデオですか?
海がきこえるが好きだって言ったら友達にこれを薦められたんで観たけど異常なほどつまらなかった。
どうしても観たい人は時間を無駄にしたくなければ2倍速で観ればいい。そのレベル
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海と毒薬(1986年製作の映画)

3.5

手術中の執刀や内臓むきだしのシーンがあるけど、白黒なのであんまりグロくはない。助かった。
実際に戦時中の45年、九州大学であったアメリカ軍の捕虜を対象にした生体実験をモデルにしているらしい。相川事件と
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いい映画。出演者みんな歌うまい。
映画みるまえから知ってた、髪を剃られたファンティーヌが夢やぶれてを歌うシーン、てっきりラストシーンかと思ってたけどかなり序盤で出てきて驚いた。
夢やぶれてほんまにいい
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

難解というより時系列がめちゃくちゃなのでめっちゃ疲れた。DVDには「もうひとつのメメント」というシークエンスが入っていて、そっちは正しく時系列順に映画が進んでゆく。ただし、この映画の魅力は結末からなぞ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

まあふつう?物語としては面白かった。
ちょっと評価されすぎかな?、騒がれすぎかな?とは思う。たぶんマチルダのおかげだと思う。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

バイオレンスな作品として名高いが、ムカデ人間や冷たい熱帯魚のようなとにかくバイオレンスに吹っ切った作品だと思って観るとその予想は大きく外れる。
暴力やセックスの描写はせいぜいはじめの40分ぐらいで、そ
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es [エス](2001年製作の映画)

3.0

はっきり言ってこれは駄作だろう。なぜ評価されているのかよくわからない。
被験者全員PTSD罹患不可避。後半はもうエグいプリズンブレイクみたいな感じになる。

実際に行われた非人道的な心理実験、スタンフ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

なぜここまで評価されているのか理解できない。
映像美や演出、そしてサイバーパンクというジャンルのイメージをつくった先駆け、という点では評価できる。公開当時としては革新的な映像だったであろう。
けれど、
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

作者は天才だ。素晴らしい
パプリカの方は完全に絵柄だけで評価された駄作だと思うが、こっちはその正反対レベルで面白い物語だった。

「現実と幻想の境がわからなくなる」みたいなテーマの作品はけっこうあるけ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

おそらく、いままで自分が観た映画の中でもっともレビューが難しい映画だと思う。
率直な感想として、ロバート・デ・ニーロの演技がうますぎる。主人公トラヴィスの挙動不審さや微妙な変質さ、奇妙さを本当にうまく
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ヘンリー(1986年製作の映画)

4.0

300人以上を殺害したと言われるアメリカのシリアルキラー、ヘンリー・リー・ルーカスをモデルにした映画だ。
かなり有名なシリアルキラーなので、名前までは覚えてなくても事件や起こした殺害の多さは知っている
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愚行録(2017年製作の映画)

4.1

物語として面白かった。物語だけでなく、なにか社会に突き刺すものを感じる作品だった。もっと評価されてもいいと思う。
ぼくが満島ひかりと妻夫木聡の主人公二人兄弟だったら、生きるのが苦しすぎて死んでしまうと
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

物語として面白く、演出もよかった。
強いていうなら裁判の検察官(弁護士も)の態度や言葉遣いが法廷の場にそぐわないほどいい加減でリアリティに欠けたのが残念。物語全体がシリアスな流れなのだからもう少し厳格
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

感服です。
「ソナチネ」はまったくハマらなかったが、この作品で北野武作品の魅力を理解した。
極度に少ないセリフ、省略された演出。それが逆に味のある静寂をつくっている。武さんは静寂や沈黙の意味を深く理解
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.5

これはギャグ映画ですか?

カップルの若者二人がアホな上に衝動的に車盗んだり人を殺したり自殺しようとしてて、「今を生きてるな〜」と逆に感心してしまった。
人を殺すほどの大きな犯行をおかしたのに紐を回収
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ゲルマニウムの夜(2005年製作の映画)

4.0

大変非道徳的な作品です。Wikipediaのこの映画の説明に「宗教に挑戦し"偽善を暴く"」と書いてありましたが、それは違います。どちらかといえば、宗教の美徳とその反対の不道徳の狭間で揺れ動くような作品>>続きを読む

殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.3

演出はいい。だけど、物語の進め方や辻褄の合わせ方が少し拙いように感じた。
ヒッチコックの「サイコ」を参考にしたらしいが、サイコのほうが話の組み立て方がうまくおもしろかった。
ただ、性同一性障害かつ人格
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

ジブリではかなり好きなほうの作品。
菜穂子さんが可哀想という女性の意見をよくみるが、それと作品のよさは別である。

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.8

一番好きなジブリ映画は何かと聞かれたらこれをいつも答える。原作はジブリではないが。
青春ものはあんまり好きじゃない質のぼくだが、これはよいと思った。みてて心地よかった。

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.0

ぜんぜん怖くなかった。
悪魔より幽霊のほうがこわい。

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

3.5

最高の映画。
この映画をじっと観ている自分の状況を俯瞰するたびにおかしくなって笑いをこらえてしまう。
裸になられて踊られてもまったくエロさを感じないのでエロとは何か考えてしまう。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.0

面白くもなんともない。
まだ死霊の盆踊りを観たほうがいい

時をかける少女(2006年製作の映画)

2.0

正直なにひとつ面白くない。
中学生ぐらいのときに観たが、中高生が好きそう(小並感)としか思わなかった。

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.0

小学生のとき観た。
とにかくむごい。ただそんだけ。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.5

小学生のとき観たけど、小学生で観てよかったんかな、、、
いい映画。二宮くん演技うまい