ゆーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ゆーたん

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ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.8

ジェームス・キャメロンらしいと思うのは母性が人類を救うみたいな「エイリアン2」と重なる。それと「運命は意志で切り開く」みたいな。1994年当時よりはAI社会だけど。

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

松田優作の遺作で鑑賞しましたが、とんでも暗黒街と化した大阪の町はともかく、復讐劇にどぎつい眼光をぶっさす松田優作の印象たるや。

M・ダグラスや高倉健による硬派な芝居と見事なコントラストを描く松田優
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.2

さすがロブ・ライナー!会話のひとつひとつが煌めいてて今日まで生きてきた命をまっすぐ肯定する優しさと力強さに勇気をもらう。

最後の贅沢とはいえ、若干浅はかな気も……けれど最後にする事、と改めて最後に思
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

武器を持たず、「あと1人」と何度も命を救いに行く姿に感動が止まらなかった。信念がこれほどまでに力のあるものなんだと衝撃を受ける作品。

言葉で言い表せない素晴らしさがあった。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.8

思い出深い作品を改めて拝見。良くも悪くも今では当たり前のドラマから映画になる流れを生み出した1本。踊るは今までの刑事ドラマがあったからこそ生み出せたシリーズであり、単体では存在し難いし、パロディをなく>>続きを読む

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.5

ライバル関係とはこういうものだという事を教えてくれるし何と言ってもレースシーンの迫力や臨場感たるや。熱い映画だ。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

記憶を失った男の火星を舞台にしたサスペンスアクション。独特の過激な描写で描くディストピア感満載の近未来は現代では見られないほどにざらつきのある感触で凄まじい完成度。記憶をめぐる物語も緊迫感がありかなり>>続きを読む

13デイズ(2000年製作の映画)

3.5

意見の相違で如実となる一枚岩でない政府内部の実情に対する不安感と見えぬソ連の動向や様々な駆け引きによる緊迫感に息苦しさを覚える。こんな人達が日本にもいて欲しいと切に。

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.5

吉田鋼太郎さんのパワハラぶりが圧巻!あのドラマの部長の裏の姿を観た気がする…😅 鋼太郎さんド迫力ですな。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

一人称が次々入れ替わる構成が面白く、明るくて前向きで元気になれる作品でした。普通って何だろう?と考えさせられる。

タフな明るさがあって優しい映画だが、基本それだけじゃなく切ない共感と共に描いているの
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沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

3.8

沈黙の戦艦以降、邦題に何故か「沈黙」が付けられる不運な男セガール。この作品は「沈黙の戦艦」の正式な続編にも関わらず沈黙が付かない不思議。戦うコック、ケーシー・ライバック第2弾。

電車という密閉された
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

最後のメッセージを伝えるためにこの映画はつくられたのだろう。それ程に価値ある示唆深い問い掛けだ。数あるタイムトラベルものの中でも印象深い心温まる良作だ。時間を巻き戻せるなら、戻したい。

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.7

一昔前の大統領は飛行機まで操縦していたというのに、昨今ではもはやピーチ姫。続編ゆえ約束されたテロも街中にと規模が拡大することで、ちゃんと驚かせてくれるのは良かった。

各国セキュリティの苦労、これ現実
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.5

ダイハード2のレニー・ハーリン監督らしい山岳アクション大作で、エンターテイメントとしては最高だと思う。「良い食材を使ったカップ麵」みたいな映画だった。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.3

クリスマス・アンサンブル・ラブストーリーは、どんな人の心も熱くする愛の讃美歌。おとぎ話のようでいて、人物に宿るリアルな人生。イギリスらしいユーモアも一興。突き詰めるに世界は愛で溢れてる。大好きなビル・>>続きを読む

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.5

組織の体質と再編を上手く描き出している。青島と室井の想いが結実した捜査の立て直しを気持ちの良い興奮を生む。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

ジャックの面談時、机上にある支配人のネームプレートのファーストネームが“START”を示唆。目覚めてすぐの鏡が始まりを告げ、1921年に映る自身の記念写真と迷路から抜け出せない彼の死が、業の永劫回帰・>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.1

イットもasもレイトショーで観たが、この映画はレイトショーで観る映画ではない…解らない人には解らないと思うが、精神構造のトラウマの構造が深過ぎて背筋が凍りつく映画だった… 映画の描写が脳に染み込んで寝>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

手が挟みという異形の者に対する優しさが根底にあるのが素晴らしい。それにはエドワードの優しい心があるからだと思う。もちろん何かあればエドワードに敵意が向くのも然りで、彼のいる世界を無理なく構築している完>>続きを読む

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.5

“ひどい二日酔い”で登場する刑事ジョン・マクレーン。黒人と白人のおっさんコンビのやり取りも最高。バディものは、性格が反対というのが定石。次第にマクレーンに似てくるのが最高に面白い。オチの電話のくだりは>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

主演は今89歳のクリント・イーストウッド。

頭のいい脱獄計画者vs冷徹な所長という構図の中、ちょっとした台詞や菊の花などの小道具の使い方もうまくて見入る。

直接的には関係ないが、鑑賞前にショーン・
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

戦争は綺麗事だけでは済まない。選挙も紙の戦争だ。汚い仕事は決して露見してはならない。自ら仕掛けておきながら失敗するや否や消し去ろうとする。最前線における非情さを見た気がした。乾いた荒野の戦闘には生々し>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.5

初登場シーンで全て“持ってく”シュワルツェネッガーの圧倒的存在感。「冴えない僕・私が実は選ばれし者だった話」という側面も。

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.0

全体的にはテーマは面白く特に人工生命は認めるのかという問いかけに対して倫理と葛藤を丁寧に描いた作風は、非常に興味深く良かった。

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.8

娯楽映画って最高!個人的には好きな映画。妻思いの一面が多く描かれているのが、今作の特徴という印象です。

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

深夜帯に鑑賞。チケット購入済み。感想は後々。期待値を込めて3.8から4.0(笑)

初登場ハチャメチャじいちゃん御年78歳ニック・ノルティにまさかの一目惚れ!

黒幕は誰かは考えなくても分かる。楽しむ
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

森林火災に立ち向かう場面ばかりなのかと思っていたら、そこにいくまでの隊員たちの繋がりや家族の話など、予想外の展開に目が離せなかった。仕事への真剣な態度とは裏腹に、明るい隊員たちの笑顔が眩しい。後半は一>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

細かな正確さより曲で語る気持ち良さと彼らの本質を凝縮することを重視した極上のエンタメ。ドラマとセトリの融合が絶品過ぎる。

聞き慣れた曲は多いクイーンだが歴史なり人なりは殆ど知らなかったので、そうだっ
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

やっぱりターミネーターはサラ・コナーの物語であり、立ち上がる女性の物語だった。でも、今更のように、ターミネーターって結局1と2でやれることは全部やっちゃったんだなぁ…て思った。「ターミネーターはサラ・>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

スタンドバイミーのような一夏の冒険+ホラー+甘酸っぱい恋愛要素みたいな感じでした。

スタンド・バイ・ミーで「12歳の時のような友達はもう二度できない」というセリフがあるが、子供から大人になる時の心の
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.0

大人の大人による大人の為の恋愛映画。最初から最後までずーーーっと喋り続けてた二人。2人以外にひとこともしゃべらさない徹底さ。唯一例外的に他人の声が入ったのは、テレビの音声だけ。ひたすら字幕を読まなけれ>>続きを読む

体操しようよ(2018年製作の映画)

3.0

定年退職した主人公がラジオ体操の会に出会う。親子愛とそれぞれの自立がテーマ。苦しみや寂しさを抱えながら懸命に前に進もうとする人々が健気だ。

彼が良かれと思って会社でやってたようなきっちりをサークルメ
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アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ(1986年製作の映画)

3.5

地味な潜入捜査の流れから圧倒的な力でねじ伏せる後半への路線変更が凄まじい。シュワちゃん=エクスマキナ的な悪党どもへの容赦のない鉄槌の下し方は必見。いい意味でターミネーターのイメージを引きずった作品。『>>続きを読む