ゆーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゆーたん

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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.2

ミスター・ロジャースっていうのは実在の人物。ちょっと違うが黒柳徹子的存在か。

フレッド・ロジャースについては詳しくは知らなかったが、番組の再現を見て多くの人々に支持された訳が分かった。

まわり道が
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

こりゃ警察ものの秀作だ。LAのサウスセントラルを舞台とした警察官の“日常”を描く物語。デニス・ホッパーの「カラーズ 天使の消えた街」を思い出すが、同じロケーションというだけでなく、映画全体から強烈なニ>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.8

アクションは最初と最後だけで映画の大部分はアクセルとビバヒルの人達とのやり取りという構成の勝利でセルジュとの会話は何度見ても面白い。

【エディ・マーフィー=マシンガントーク】というイメージがあるが、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

理屈はいい!感じろ!という強引さの中にスパイとして生き抜くの者のドラマが情熱がカッコいい。

科学とかストーリーの理屈とは抜きにして、映像の迫力やフィルムの早回しでアッと驚く映画本来のおもしろさが十分
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デッドライジング ウォッチタワー(2015年製作の映画)

3.0

話の運びが丁寧でゾンビのビジュアルも悪くないものの、尺に対しストーリー展開が矮小気味で作品内容のおとなしさから「ゲームの実写化」ではなく「ゲーム販促のためのドラマ」という印象を受ける。

巨大企業や軍
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

心理的に追い込まれる恐怖に音響を加えて、心臓ドキッとなるシーン多々あり。

DV被害女性の話を聞くと「社会的に見て成功した男性」から受ける暴力は理解されない部分が多い。この映画はそこをちゃんと描いてく
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.5

同じ遺伝子なら同じ能力になるのかという素朴な疑問。そこに努力はないのか?哲学的、あるいはギリシャ神話のような設定を生かすことなく、後半がベタな人情ドラマになってしまったのは勿体ない。最新技術を楽しむ作>>続きを読む

はやぶさ/HAYABUSA(2011年製作の映画)

4.0

はやぶさのエピソードを深く描き出している点と、深くなりすぎない演出面が良い映画。しかし、宇宙に関する興味の少ない人に入門として勧めるには難しくと長く感じる印象があり、玄人向けの作品。

7年の月日をか
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

誰もがたくさんの人と出会う。偶然を必然だったと思うのも、運命の人にするのも全部自分次第。自分の行動で自分の人生は変わるのだと思う。運命とか偶然より行動を起こしたかどうか、それがドラマスティックなのかど>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

何年振りかで観たけど名作はいつ観ても面白い。

何処からともなく忍び寄る恐怖といつの時代も同じな企業体質・・・

全てに対して40年経ても色褪せなさが凄い。
そしてプロメテウスに繋がるシーンが興味深い
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ヒート(1995年製作の映画)

4.2

立場は違えど互いを認めるプロフェッショナル同士の緊迫した鬩ぎ合い。無機質なL.Aの街並みに2匹の獣の熱を帯びた臭気が漂う。映画史に残る銃撃戦。名優2人のカッコよさ。171分どこにも無駄や隙がないシャー>>続きを読む

スターゲイト(1994年製作の映画)

4.0

古代遺跡のゲートをくぐり抜け、他の惑星を探索するSFアクション。圧倒的にスケールがでかく、細かいところをぶち抜きながら地球の危機を救うあたりはエメリッヒらしいさ全開。

異世界がエジプト風なのも実に趣
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.5

オンラインゲームを通じて親子が絆を取り戻すお話。

不器用な父と息子の交流に焦点を絞りつつ、現実とゲームの世界を行き来しながら息子の成長も絡めたストーリー構成がうまい、ホームドラマの佳作。

本当はも
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.5

ターミネーター2といい、キャメロンは2作目作るのがうまいのか!?共通点は子供を守るために戦うところとか。最後までハラハラドキドキする展開で映画としての面白さが詰まった作品。キャラもみんな魅力的(特にハ>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

やっと手にした心の安らぐ場所を失い、改めて思い知る。この世界は戦う事でしか変わらないし、自分の魂もあの頃と変わらない。悲哀の真理にのみ躍動するランボーの終活。

ラストの大虐殺をもっと残酷にやっちまえ
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

挫折や後悔を抱えて生きる大人に向けた映画。限りある生命の中で、男と女にはそれぞれの時間が流れ、時に交錯し愛を確かめ合う。老婆の回想シーンから不変の愛を描いた作品として『シザーハンズ』を思い出した。

おくりびと(2008年製作の映画)

4.2

実はこのテーマは生と死を扱うあるいみ宗教等とも密接に関係のある作品だと気づく。

それでも海外で評価されたのはそうした意図を排除した人への親しみや情からブレない点にある。

僕はこの本木雅弘さんて方を
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.8

『カクテル』を彷彿とさせる気持ちのいいトム様青春映画、そして若きR.ゼルウィガーが美しすぎる。

個人的にはK.プレストンのキャラもナイス。

「君が僕を完全にする」ってキーワードにやや打ちのめされ😭

アイランド(2005年製作の映画)

3.8

もしもマイケルベイがわたしを離さないでを映画化したらって感じですが、むしろ50年前のデストピア映画をアクション映画化した様な印象。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.2

映画館で観た当時は、まだ型破りな人やモノが素敵なものして受け入れられていた。しかし管理・監視型の社会が進化し、同調圧力が強まった現在において、この映画の放つメッセージは貴重だと思います。

カジノ(1995年製作の映画)

4.0

"信頼"を巡る物語の、窮めて渇いた世界観と淡々としつつ軽快な語り口も堪らない。

やっぱりスコセッシ監督のこの路線は面白いっす。

傑作。

ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

4.0

本物の隊員と本物の銃火器による迫真の戦闘描写が強烈な米国特殊部隊SEALsの広報映画。

人質奪還からテロ防止を実行する海兵隊の実話。

よくまとまった映画だった。
無名キャストとスタッフで作ったとは
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.3

昏睡から目覚めた患者と救おうとする医師を描いたヒューマンドラマ。決して希望を失わない主人公の努力。

30年以上昏睡状態だった脳炎後遺症患者に起こる突然の目覚めと再発。一瞬でも意識が戻ったことを奇跡と
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.8

グレン・クローズ圧巻。

陰の部分で才能を発揮する妻の、自負と嫉妬。

そうだよ、そんな単純なもんじゃないだろう。
情とプライド。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.0

ウィットの効いた大人のラブストーリー。

また見てしまったよ。もう大好きな映画。偏屈で毒舌で潔癖症の変人をニコルソンがやるのだから間違いなし!

口も悪けりゃ性格も悪いジャック・ニコルソンも観ていて愉
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.8

ディストピアまたはデストピア(英語: dystopia)は、ユートピア(理想郷)の正反対の社会である。一般的には、SFなどで空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.0

誘拐ビジネスが蔓延る中南米の国で、元CIAの工作員が拐われた少女を奪還するため死闘を繰り広げるクライムサスペンス。

警察ぐるみの誘拐ビジネスを暴きつつ、復讐の疾走感がやばい。主人公の過去を乗り越えさ
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.8

23年間の7/15を綴った物語。

ちゃんと時代、服装も変わってるし、だんだんストーリーが分かってきて切ないパターンの映画。

一夜を共にした日の翌日の別れを惜しむ2人の回想シーンは切なかった。

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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.0

80年代刑事アクションの代表作の一つ 軽快で派手な『ダイ・ハード』とは対称的に常時暗く重苦しい雰囲気が漂っており『ダイ・ハード』とは一味違った刑事アクションが堪能できる。

バディムービーの王道をいく
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

カルチャーギャップコメディ・バディムービーとして最高に魅力的。

共通点皆無の二人が結ぶ、最強の絆。

全編に迸るユーモアに心弾む一方、お互いを変化させる二人の友情の物語としての、端正で誠実な作劇にも
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君はONLY ONE(2017年製作の映画)

4.0

末期癌診断を受けた恋人との運命を描いた作品です。

病院での検診の結果は…
ステージ4のガンです!
腹部の膨満のために妊娠していると思っていたのですが、それは癌細胞でした。

自分の死をしったアビーは
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

一生を数日で生きる その思い出を心に生涯を生きた主人公。

どんなに平凡で真っ当に生きている人でも激しい感情を内に秘めているということだと思います。

独身の人や幸せな結婚生活を送っている人はただの不
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.0

ラブストーリーなんだけど出逢うまでの話だから、2人が顔を合わせるのはほんの数分というイレギュラーな作りが目新しくて良い。

短いけど善い台詞がいっぱいでてくる。意味深。恋に落ちるまでで終わってるのが物
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DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

3.3

SFホラー的趣から後半いっきにアクションに変わる。POVで中々長い時間戦う場面がとりあえずのゲーム要素ではあるものの、前半のギャップで不思議な高揚感に包まれる。

「ナノウォールが閉じない!」ってなん
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

情報の出し方が適切で、カットのつなぎ方も上手い。

会計士として壁一面に計算するシーンも悪役などを倒すアクションシーンもどちらもカッコよかった。

自閉症の男がコンサルタントと殺し屋という二足のわらじ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.5

主人公の少年の気持ちを痛いほど共感できる佳作。

最愛の父親を失った少年。そのPTSDで電車も乗れず橋も渡れない。子供にとってどれだけ過酷なことか。

両親の深い愛情に胸をうたれた。
そしてそれを見守
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