YasujiOshibaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ストレンジ・エクスペリメント(1981年製作の映画)

-

N座3。24-8。このまえに見たのが韓国初の長編アニメ『少年勇者ギルドン』が24-7。それから70年代のおバカ映画だぞときたしてみたけれど、けっこうきちんとしている。最初にドンと殺しがあって、徐々に時>>続きを読む

デリリウム(1972年製作の映画)

-

新年のN座その1。24-6。『汚れなき抱擁』(1960)のエロティック・ジャッロにしたような話。冒頭のミニスカート。カメラの足へのフェティシズム。そこからお決まりの殺しなんだけど、犯人がわかっちまって>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

-

アマプラ。24-5。これ作るの楽しかっただろうな。悪魔が愛を胸に世界を滅ぼすのね。カオスには愛があり、キリストなんてクソッタレ。女の子のわがままが世界を救うのだ、イエイ!みたいな映画でした。今年の正月>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

-

アマプラ。24-4。今日はこれを見る気分。

失われたと思われていたフィルムが2017年に発見され修復されたもの。もともとはルーテル教会から老人虐待をテーマにした作品を委嘱されたロメロの教育映画なのだ
>>続きを読む

チキンラン(2000年製作の映画)

-

ネトフリ。24-3。アードマン社がドリームワークスと共同制作を契約しての第一弾。世界的なヒットだって。知らんかった。

今日は羽田の事故もあって、これを見るのもなんだかなと思いながら、ミハ&ナギちゃん
>>続きを読む

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

-

密林レンタル。24-2。ミハ&ナギが見始めたので、おせちつまみに南アのカヴェルネでお相伴。楽しいよね。ファーマーが街に出て、記憶をなくしたものの、羊の毛をカットする技術で、なんと美容師として人気者がで>>続きを読む

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

-

密林レンタル。2024年1月1日、今年の1本目(24-1)。これに熱狂してるミハくんのおすすめで、ナギくんと鑑賞。

おそらく今日は、年に一回の正月料理とお屠蘇でいい気分のところを、テレビの特番が能登
>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

-

U次・レンタル。23-193。今年のラスト。なぎちゃんと。知らんかったけど舞台はイタリアだったのね。見たことがある街だけどアルタモンテって知らんと思ったら、やっぱり架空の街。でも撮影はアマルフィあたり>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

-

ネトフリ。23-192。なるほど『マリッジ・ストーリー』をもっともっと映画にしたわけね。カルくてキモくてキワどくてアカデミックな言葉の洪水に続いて、パニック・スペクタクルから、ミステリアスでハードボイ>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

-

日本版DVD。23-191。なぎちゃんが買ってきていたレンタル落ちのDVDで鑑賞。気持ち悪いよなと予想。軽く裏切られながらも、やっぱり気色悪い。そこはランテイモス。

ユーモアとグロと美を融合させなが
>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

-

ネトフリ。23-190。なんと事前情報なしでザック・スナイダーの新作をクリックできる喜び。えらいのは、ちゃんとパート1と表記してあること。わかっていて見るのと、最後まで見て「え〜、続きがあるのかよ」と>>続きを読む

ピラニア(1978年製作の映画)

-

アマプラ。23-179。ようやくキャッチアップ。これは楽しい。安っぽい始まり。でも味がある。グイグイ引き込まれる。

マンガノ祭りが一段落したので息抜き。23-177 は『Crimen』、23-178
>>続きを読む

五人の札つき娘(1960年製作の映画)

-

イタリア版DVD。字幕なし。23-175。マンガノ祭り。

マンガノ祭り。これもイタリアから取り寄せたDVDでみごとな戦争映画。娯楽作といえば娯楽。でもその精神は反戦。しかもただの反戦ではない。

>>続きを読む

テンペスト(1959年製作の映画)

-

イタリア版DVD。字幕なし。23-174。マンガノ祭り。カラー撮影でテクニラマだからワイド画面の横縦比が2.35:1。ユーゴスラヴィアにロケし、軍隊の協力をえての戦闘シーンなど迫力満点。マンガノもめち>>続きを読む

海の壁(1958年製作の映画)

-

YT。23-173。英語版。字幕なし。マンガノ祭り。原作はマルグリット・デュラスの自伝的処女作『太平洋の防波堤』(1950)。舞台は仏領インドシナの海岸沿いの水田地帯。思い出すのは『苦い米』。なるほど>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

-

U次。23-172。ミアゴス最高。でもなぎちゃんは不満。理由を聞くと納得はした。ゴアは『X エックス』よりも薄いけど、ミアゴスはずっとカラフルで濃くなっているのがよろし。

ラストのスプリットシーンに
>>続きを読む

人間と狼(1957年製作の映画)

-

Dailymotion。字幕なし。23-171。マンガノ祭り。

うう、消えた。だいぶ書いたのに、ちょっと別のウインドウにいったら、落ちてしまった。保存しておかないとこうなる。泣く...

マンガノ
>>続きを読む

マンボ(1954年製作の映画)

-

輸入版DVD(画質はVHS程度かな)、英語版、字幕なし。23-170。マンガノ祭り。買ってよかった。面白かった。

オープニングのマンボ・ダンスから引き込まれる。振り付けはキャサリン・ダナム(1909
>>続きを読む

紅薔薇は山に散る(1950年製作の映画)

-

YT映像。字幕なし。23-169。マンガノ祭り。

監督は名匠マリオ・カメリーニ(1895-1981)。原案・脚本には、当時まだ若手のM.モニチェッリ(1915-2015)やステーノ(1915- 19
>>続きを読む

シーラ山の狼(1949年製作の映画)

-

日本版DVD。23-168。マンガノ祭り。『苦い米』(1949)と同じ年に公開された作品。『苦い米』の稲刈り娘の魅力が圧倒的で、この映画のほう少し霞んで見えたのかもしれない。けれどもマンガノは復讐に取>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

-

U次。23-167。なぎちゃんと。これ話題になったのは覚えているのだけど、見た記憶がない。見たかもしれない。見たとしてすっかり忘れてた。いい映画だ。風景がよい。音もよい。原作もよい。脚本も良い。岡山弁>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

-

U次。23-166。キングコングは地底の王国の主だったのね。ヴェルヌの『地底旅行』 (Voyage au centre de la terre)(1864年)の映像化は絵になったね。メカゴジラはターミ>>続きを読む

チネチッタで会いましょう(2023年製作の映画)

-

イタリア版BD。23-165。これはうれしい。あのモレッティが戻ってきた。

このところ映画らしい映画が続いていた。『3つの鍵』(2022)、『母よ、』(2015)あるいは『ローマ法王の休日』(201
>>続きを読む

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

-

新宿ピカデリー。23-164。ゆみさんと。予想通りの展開だけど、予想以上にキャラの動きがよい。あれは「かわいい」となるのわかる。面白かった。

それにしても時代なんだな。「24時間戦えますか」を潜り抜
>>続きを読む

マルクスは待ってくれる(2021年製作の映画)

-

イタリア版DVD。23-163。ベロッキオの映画はそのほとんどが告解だ。そうは思っていたけれど、神父とベロッキオの対話を聞きながら、あらためてそうだと確信した。

この映画もまた告解だ。告解は作品にな
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

-

アマプラ。23-162。ようやくキャッチアップ。ネタバレします。

最後のあの曲は反則。来るかもしれないと思ったら来た。しかもドイツ語ヴァージョン。絶対反則。ローマン・グリフィン・デイヴィスくんとトー
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

-

アマプラ。23-161。始まった瞬間にヘッドホンのヴォリュームを調整する。音圧がすごい。ふつうなら音楽が鳴る。それで決まる。けれどこの映画は調整が難しい。自然音だけだから。

不思議だ。音が聞こえない
>>続きを読む

シシリアン(1969年製作の映画)

-

日本版BD。23-160。劇場で見たのは中学生のころ。印象に残っているのは口琴のビヨーンという響き。シチリアの楽器でスカッチャペンシエーロと呼ばれるもの。モリコーネの作曲だからという以前から頭の中に刻>>続きを読む

モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

-

アマプラ。23-159。2回目。かなり忘れていた。こんな映画だったんだ。メキシコの風景が抜群に美しい。けっこう怖かったと思っていたモンスターも実は怖くない。怖いのは人間だという映画。

オープニングと
>>続きを読む

モンスターズ/新種襲来(2014年製作の映画)

-

U次。23-158。これは掘り出しもの。モンスター映画のテイで撮った戦争映画。原題は「Monsters: Dark Continent」(モンスターズ:暗い大陸)。その「暗い大陸」には巨大モンスターが>>続きを読む

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

-

イタリア版BD。23-157。円熟のベロッキオを堪能。しかもテーマが政治と宗教と個人とくれば、まさにベロッキオ節。ところどころに幻想が入り込むのがベロッキオらしいのだけど、気を衒うことはなく、映像によ>>続きを読む

(2021年製作の映画)

-

MUBI。23-156。『オオカミの家』の後の作品。プロデューサーにアリ・アスターの名前。2021年9月10日にヴェネツィア映画祭で上映、オリゾンテ部門で短編映画として金獅子賞を受賞。

1901年に
>>続きを読む

未確認生命体 ザ・フロッグ(1991年製作の映画)

-

MUBI。23-155。邦題すげーな。原題は「外には何もいない」(There's nothin out there)。ホラー映画オタクのマイクが、「外には何もいない」と言っている仲間にばかにされながら>>続きを読む

(2023年製作の映画)

-

新宿バルト9。23-154。病院帰りに飛び込む。仮予約というシステムがなければ行ってない。小説を眺めながらスクリーンを追う。見るべき作品だと改めて確認。

読みかけの小説を、どうやって映像化するのかと
>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

-

新宿ピカデリー。23-153。由美さんとデート。クドカンの脚本ってこと以外予備知識なし。

映画のあと、まわりを見回して、なるほどインターナショナル。お食事に行っても異国の言葉が聞こえてきて、なるほど
>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

-

ネトフリ。23-152。『オオカミの家』に続いてチリのチネマ。これも最高。歴史や政治に題材をとりながら、きっちりと映画作品に仕上げている。これは、プロパガンダ映画のような「政治による美学」に対抗する「>>続きを読む