なおまるさんの映画レビュー・感想・評価

なおまる

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

・50人くらい登場人物が出てくる
・アメリカ史が深く関わってくる
・物語の時間軸が前後する
・専門用語がたくさん出てくる
…こともあり、知識の浅い自分は一度では理解できないところも多かった。

鑑賞後
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.6

ひえーーーー
1は未鑑賞で、2を観ました。
めっっちゃくちゃおもしろかったー…。

誰が黒幕なのか、矛先がころころ変わって予想できないし、主人公ジェーンのSNSやサービスを使っての捜査が画面内で繰り広
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市子(2023年製作の映画)

4.5

杉咲花の演技が上手いと聞いたことがあったけど、まさかここまでとは…!
「市子」にしか見えないし、彼女が画面に映し出されている時の吸引力がすごくて目が離せなかった。
「みんなが上向いてるとな、安心すんね
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

出会えて本当に良かった、と
心から思えた作品。

東京でトイレ清掃員をしている男性、
平山の日々を描いた作品。

物語の始まりは朝。
平山が起きて、トイレ清掃員の仕事を始めるための準備をするところから
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.9

病で余命わずかな33歳のシングルファーザージョンと、まだ4歳の息子マイケルの物語。

物語の中で台詞は少ないけれど、
映し出される視線が雄弁で、
胸を締め付けられる。

2人は日々の暮らしを送りながら
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

思っていたよりストーリーがおもしろくて、すごく楽しめた!特に序盤。多元宇宙論はインターステラーを彷彿とさせるね。

トイストーリーは1〜4まで見てるので、
時々入ってくる小ネタにはクスッとしてしまった
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

Yoi というウェブメディアで紹介されていて気になったので視聴。

地上での雰囲気が好きな作品だった。
床屋で馴染みの理容師に、今まで話さなかったことを話すやり取り。
街の人々が会話してる様子。
身体
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

ほんっっっっっとに観てよかった…。
大好きな監督是枝さんと
脚本家坂口裕二さんの
作った映画ということで、
すごく楽しみにして観に行きました。

湖のある町で起きた出来事を、
いろんな視点で描いていき
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.9

15年くらい前に一度漫画を読み、
ほとんどストーリーの記憶はないけど、
何となくの登場人物のキャラクターを
把握している…程度の知識で鑑賞。
(ストーリーが山王戦をメインに描かれること、リョーチンこと
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ペット(2016年製作の映画)

3.4

最後のシーンで流れるBill Withersの『Lovely Day』。

聴いたことはあった曲だけど、映像と組み合わさることで、こんなにも感じ方が変わるんだ、と感動した。心がじわっと暖かい気持ちにな
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

人間の青年時のブラピが格好よくて…。
もう…。
お父さんのキャラも良い。
名言が多かった印象です。
(昔見て、内容あやふやだからもっかい見て感想書きたい!)

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

時間が逆行していくタイプの恋愛映画。

そうなんだよな〜
恋愛って色恋だけじゃなくて、大変な時にお互いを支えあったり、夢を語り合ったり…。戦友的な部分もある。
物や場所だけじゃなくて、自分の中のちっさ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

耳の聞こえない両親と兄と暮らす少女ルビーの物語。

朝早くから漁業を手伝い、幼い頃から家族の通訳となって支えてきた彼女。学校では変人扱いされても耐えていて、両親の性事情までも把握しなければならない。
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.6

幸せになるライアン・ゴズリングが見たくて。
知らない間に関係性が重なっていき、庭で全てが判明するシーンがおもしろかった!

エンディングでライアン・ゴズリングが子ども相手にちょけてて、エマ・ワトソンが
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

3.6

心あったまる映画が見たくて。
全く興味のなかったティファニーを身につけてみたくなる映画◎

素敵な言葉メモ。
幼い時に母を亡くしたレイチェルと、最近ママを亡くしたデイジーがパンを作るシーン。


お母
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.7

法定モノということで難しく感じるシーンも多かったけど、それ以上に心熱くなる場面が多くて、観てよかったな〜と思えた。

夫婦関係が素敵すぎました。
夫マーティンが病気の時は、
妻であるルースが
夫の代わ
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

「怒り」を手がけた李 相日監督の作品。友人と観に行きたいけど激しいシーンはちょっと…と思い、年齢制限を確認するとG(全ての人が鑑賞可能)だったので、「まあ、ギリ、大丈夫かな…?」と思い、観に行きました>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

ジェンダー不平等の発言について、切り取り方の細かさ・幅広さがすごい。女性なら誰もが「あるある」を感じてしまうシーンが詰め込まれた映画。

めちゃくちゃ前時代的な考え方を持ってる人もいれば、表面上は今時
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

5.0

原作(0巻〜最新巻、ファンブック)+
アニメ履修済みです。

芥見先生、MAPPAをはじめとした
アニメ制作に関わった方々、
本当にありがとうございます。

原作に添いつつ、
初見にも分かりやすく話を
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

たまーに観たくなって、
流しておくと気持ちいい映画。

この映画を観てる時間こそが
「たそがれる」行為だと思う。

小林聡美と加瀬亮が
浜辺で並んで一句読むシーン、
音楽も相まって大好き。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.3

映像が綺麗だし、話も良いんだけど、
自分にはあまりハマらなかった…

MEMO
インテリアが可愛い
ビル・スカルスガルドの
スタイルがすごい
アニメーションが気持ちいい
お兄ちゃんがやさしい

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.7

おもちゃ達が持ち主へ抱く想い=
「長らく大事にしてきた価値観
("愛していた人"や"長年の夢"等)」を
指してるんだと思った。

大事にしていた人や、
大事にしていた夢(価値観)は、
いい思い出がある
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

2.8

この映画の目的はひとつ。
「友達の家に宿題を届けにいく」ということのみ。
理由は、友達がちゃんと宿題をやって来なかったら、先生に死ぬほど怒られた挙句退学させられるから。

「それだけ」なんだけど、友達
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ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.2

ハデスさまを愛でる映画。

ストーリーは王道でそんなに…って感じだったけど、ハデスさまのキャラが良すぎた。声優を務めた嶋田久作さん、いい仕事してるわ〜。

これは主人公よりヴィランを応援したくなるやつ
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未来のミライ(2018年製作の映画)

4.0

評判があまり良くないみたいだけど、個人的にはよかった。

●ストーリー
わたしは独身だけど、わりとリアルな「育児あるある」が詰め込まれてたんじゃないかと思う。(最近小さな子がいるおうちにお邪魔すること
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

出身の高知が舞台ということで、観に行ってきました。

仮想空間の世界の話はちょっと置いてけぼりになる印象でしたが、
現実世界の話が、割と暗めでよかったです。

細田守監督の作品、個人的には、ファンタジ
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モテキ(2011年製作の映画)

3.1

エンドロール、
墨さんのアイコンに惚れる。

麻生久美子、
最高の女の子すぎるでしょ。

男性を描いてるように見せて、
女の子の心理を描いてる映画やな。

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

2.9

自分が高知出身で、
名前が「なお」なので、
親近感がすごかった。

女性はずっと女性の部分があるんだなって、ちょっと切なくなる映画。

◎以下、好きな台詞

●義父
義父の、なおこに対しての愛情がとて
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星の子(2020年製作の映画)

4.0

今村夏子さん原作の「星の子」を読んで、とても良かったので、映画も鑑賞。

宗教と家族の話で、なぜ、宗教にハマってしまうのか、色々なパターンがあると思うけど、主人公の家庭にとっては前向きな日々や、暖かい
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

やさしい映画だった。
「若くて青い」
現在進行形な若者たちと
かつてそうだった大人たちの話。

この青さって、今振り返るとめちゃめちゃ恥ずかしかったりするけど。格好いい大人の青い部分って、若者からした
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.7

作中のおじさんたちの
人がとにかく良かったな。

まんまとだまされちゃう
タクシーの運転手さん

尾行されてるのに
カフェで奢って
一緒にブランコ乗っちゃうおじさん

終電間際の女子高生に
ラーメンと
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

大人と子どもで感じ方が違う映画の一つ。キキは、ひとりで都会へ行く女の子の話だったんだ。

ウルスラとの、この会話が好き。


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「魔法ってさ、呪文を唱えるんじゃないんだね」

「うん。血
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.7

・マモルの「クズ感」がすごい。うまい。嫌悪感しかない。

・こんな人ほんとに嫌だけど、一度人を好きになってしまうって怖い。

・いいように扱われてるのを「マモちゃんはやさしいよ」と、自分のいい方に解釈
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.5

続けないと分からないことは多い。訳もわからず続けて、おもしろさがやっと少し「分かった」と思ったら、それはその世界のほんの一部でしかなかったことに気づく。


いろんな事に対して、目的はなくて走ってみて
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