Kakutani角谷さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

水を抱く女(2020年製作の映画)

3.5

水の女、異界の女と人間の男の悲恋。
風情がありますね。

欲ばりなだけの恋じゃなくて(2020年製作の映画)

3.9

難病ものだけど『アメリ』が好きそうな人に受けそうなオシャレロマコメ。

ヒロインとヒーローに階級の差があるところが、ロマンティックでグイグイ惹き付けられて観てしまいました。

スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

3.0

こういう系統のSF飽きているのだけど、ラストはなかなか良い。

イカロス(2017年製作の映画)

3.0

スポーツ界にドーピングが蔓延しているのは予想通りだから、大して驚きはないというか。ナイキ・オレゴン・プロジェクトとかの西側諸国のドーピング問題も暴いて欲しい。

スタートアップ・ラブ(2019年製作の映画)

2.8

欧米ラブコメ、田舎でヒロインを待ち構えているイケメンの話が多い。
大自然とハンサムを一挙に楽しむという趣向か.......
本作は切り口が少し単調なのが残念。

ジャスト・セイ・イエス(2021年製作の映画)

3.9

ベンチで隣に座った男に事の顛末を話す展開が面白いし、ダメ男、ダメ女たちが繰り広げるコメディタッチのドタバタ劇が良い。

オランダ版『ブリジット・ジョーンズの日記』といったところ。

ドリアン・グレイ/美しき肖像(1970年製作の映画)

3.5

ヘルムート・バーガーの美しさを堪能するための映画。
脱いで脱いでぬぎまくる.......
あと60~70年代ファッションに身を包んだ登場人物を見るのも楽しい。
目の保養です。
オスカー・ワイルドの警句
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カリフォルニア・クリスマス(2020年製作の映画)

3.4

地味に牧場を経営していたら、金持ちのイケメン御曹司がやってきて、あらー💓の展開。

鬼に金棒、ロマコメにイケメン、という感じで自然を舞台にした甘いストーリーが楽しめます。

愛しい人から最後の手紙(2021年製作の映画)

3.8

ロマンス小説脳なので、こういうベタなメロドラマに弱い。😭
多少ご都合主義的な展開があっても許せちゃう。
シェイリーン・ウッドリーとカラム・ターナーの2人がキュート!!
カラム・ターナー、ドラマ『戦争と
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.8

ベルエポック時代のスター多数出演のとにかく画が綺麗なアニメ。
ものすごくフェミニズム思想を盛り込んだ内容ですね。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作より、暗めのシーンが多かったり、ところどころ分かりにくいところがあったが、海底の古代遺跡をさまよっているような臨場感を感じさせてくれたのは良かったと思う。

この手の映画、ラストに生き残るのは女性
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イン・マイ・ドリーム(2014年製作の映画)

3.5

夢の中で運命の人と出会う!! というファンタジーな甘々ラブストーリー。
主役2人はキュート。
どうせファンタジーなのだから、夢の世界をもっと幻想的に撮ってほしかったかな。

こういう夢見がちな話なのに
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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

3.0

ありがちな難病ものラブストーリーですが、こういう役をさらりと演じることの出来るハリー・シャム・Jrには今後も活躍を期待したいですね。

クレイジーなくらい君に夢中(2021年製作の映画)

4.2

主人公が精神的な病を抱えているヒロインに恋してしまうという映画。
脇のサブキャラのエピソードも魅力的で大当たりでした。
主人公が治るよ、良くなるよ、のスタンスから、そのままの君でいい、という心境に変化
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学園天国(2000年製作の映画)

3.0

なかなか男優が豪華キャストだったのですが、昨今の学園青春映画と比べると話がありきたりで古い、という感じ。
体育会系がクズ、というキャラ設定も新鮮味がない。
もうひとひねりあっても良かったか。

君はONLY ONE(2017年製作の映画)

2.8

ミキール・ハースマンが他の作品とは別人のような文系モヤシ君に変貌していて驚いた。

少し起伏の足りない難病もの、という感じで印象に残らず。

キューティ・バニー(2008年製作の映画)

4.2

とにかく楽しい前向きガールズムービー!! アンナ・ファリスの一昔前のバービー人形の様な容姿とセクシーな衣装を観ているだけでも楽しい。
キューティ・ブロンドの生まれつき何もかも兼ね備えているエルとは対象
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リトル・ラブ・オブ・マイン(2021年製作の映画)

3.9

『スパルタカス』のリアム・マッキンタイア目当てで観たのですが、南の島で都合よくハンサムな金持ちの跡継ぎが待ち構えているとか、キスシーンの背景に花火があがるとか、王道ロマコメの楽しさ、てんこ盛りで盛り上>>続きを読む

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

出てくるクリーチャーのデザインが面白いので飽きない。犬が大活躍なのも満足。
ロマンスが成就して終わり、にならないのにも味がある。月日は人を変えるものね。

マイケル・ルーカーの相変わらずなサバイバーぶ
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ベストフレンド・ブライド(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

幼なじみロマコメもの。男優が個人的にはあまり好みではない。でもやはり友人同士のままがいいよねーで終わりにしないところは王道らしい。

ジャスト・フォー・ザ・サマー 夏の間だけ(2020年製作の映画)

2.8

善人しか出てこず、あまりに起伏も特徴がないロマコメなんですが、ブラント・ドーハティが格好いいからまあ、いいか。
ロマコメはグッドルッキングガイを配置することが何より重要です。
更に上半身裸になって鍛え
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.0

とにかくお洒落な小物がビシバシ出てきて、お洒落画面作りに余念が無い本作、『アメリ』とか『ムード・インディゴ うたかたの日々』が好きな方々の大好物ではないだろうか。
ガスパールみたいに可愛いガジェットに
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

何だか気味の悪い凶暴なエイリアン&家族愛エピソードで盛り上げようとするSFアクション映画飽き飽きなんですが、アクションは盛り上がったからまあ、いいか。

激突!殺人拳(1974年製作の映画)

3.8

コォォォォー!! 千葉真一の顔芸と顔の圧がすごい。
こういう有無を言わさぬ泥臭いアクションは好きだ。
主人公が悪人なのも良い。
相棒の張はマイケル・ムアコックの言うところの「英雄の介添人」役で良い味出
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

2.8

今更イップ・マンを鑑賞。
ドニー・イェンのアクションが妙に小綺麗に感じるし、強さがチートすぎて序盤は退屈に思えた。
中盤から、アジアの悪役、旧日本軍が出てきてドラマが盛り上がったかと思うと、ラスボスと
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女王トミュリス 史上最強の戦士(2019年製作の映画)

3.8

こういうユーラシアの大国の周辺地域の民族を主題にした歴史映画には心惹かれてしまう。
何不自由ない貴族のお姫様が剣術好き!! という設定より、草原の自由な暮らしを守るため、略奪遠征でも生計を立てる遊牧民
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忍者武芸帖 百地三太夫(1980年製作の映画)

3.8

香港映画の影響も感じられる破天荒な忍者もの。三段ピラミッドになった殺陣とか斬新なJACのアクションが面白い。

忍びに卑怯なし、千葉真一の決めゼリフには惚れます。

迷彩柄の忍者衣装とか謎ダンスとか鈴
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.5

ジョス・ウェドン版は評判悪いので観てません。

長尺でもドラマ形式の作りがドラマ好きにとって見易く、要所に効果的なアクションを散りばめ、アメコミ嫌いの私でも結構退屈せずに楽しめました。

ヘンリー・カ
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氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

3.0

ジョン・カリーは偉大なフィギュアスケーターであったことに異論はないし、その美しい演技の数々がこうして鮮明な映像で観られるのは貴重である。
しかし、同時代にライバルだった旧ソ連への選手たちへのバッシング
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ノマドランド(2020年製作の映画)

2.8

『ザ・ライダー』は自然と共に生きる人間の叙情性に酔えるという甘さ、がありその良い意味での甘さがツボにはまったのだが、ドキュメンタリータッチの本作では、前作より視聴者を突き放していく作風で私的にのめり込>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.5

クリーチャーがこの手の映画にありがちの造形と設定でSF視点から見るとつまらなかった。
最後に家族の愛で物語を締めようとするところも凡庸。
良い意味で期待を裏切ってくれるような展開がひとつもなく印象に残
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.0

三島由紀夫の小説はそれなりに面白く読んだのですが、個人的に、本作を観て特に三島に対する評価は上がりも下がりもしませんでした。
全共闘側の芥正彦には演劇人としての「演者」のくさみが強く感じられて観ていて
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徳川セックス禁止令 色情大名(1972年製作の映画)

3.5

鈴木則文監督の作品を三本観続けたらさすがに満腹感が.......
後半の切腹描写などエロスとタナトスのせめぎあいが盛り上がる。

エロ将軍と二十一人の愛妾(1972年製作の映画)

3.9

今だったらこんな映画撮れない!! 私が俳優だったらこんな映画に出たくない!!(笑)という要素が満載ですが、性の過剰と権力の集中が人間を蝕む様が、まざまざと描かれていて、迫力がありました。

大奥十八景(1986年製作の映画)

3.5

エロパロ時代劇でも有名な鈴木則文監督作品。徹底的に女体がモノとして消費されまくります。
もう今ではこんな作品撮れないでしょうね。
冒頭のヘリからの俯瞰で撮ったシーンとか、女綱引きのシーン、変な主題歌と
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恋は突然に。(2006年製作の映画)

3.0

ヘンリー・カヴィルをくずしたような2枚目のティモシー・オリファントがいい。
内容はロマコメというより、少しビターなテイストのあるハートフルコメディという感じか。
登場人物の行動がかなり破錠しているけど
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