Yuiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.4

ライアン・レイノルズの表情が私的にすごくツボなんだと思う
それでもって全体的に口の悪い映画はやっぱり見ていて面白い

政府関連組織の立ち位置が若干ふわふわしていたけど、まぁそれはご愛嬌で見れる
こうい
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このスケールとこのストーリー展開がSFだよなぁ
『ホドロフスキーのDUNE』を見てから、誰がどんな風に映像化させるのか期待が結構あったけれど、長編の大作としてはとても良い一作目だったと思うし、何しろハ
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.9

自分の想像を遥かに超えた素晴らしい体験をした時の恐怖と興奮が混じる感覚がする

結構早い段階からあの音が聞こえるからその時点でワクワクが止まらないんだけれど、ラストの30分は本当に人類史に残る体験だな
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

3.7

"エクソシスト"とつく映画を見るならこれを最初に履修しておこうと思い。

気持ち悪さと得体の知れなさを様々なバリエーションで見せてくれる
その後のホラー作品の手本になる分けだよね

神父さんの名前がデ
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SLEEP マックス・リヒターからの招待状(2019年製作の映画)

3.6

すっごいよく寝られる映画
そもそも寝る時に聴く音楽を作るという発想がもういい意味で変なのに8hのコンサートなんて、、、。ぜひ行ってみたい。

ドキュメンタリーだから舞台裏や制作秘話みたいなのを話してい
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

ホラー?SF?見る人によってジャンル分けが変わりそうな作品

飼い慣らそうとする側と飼い慣らされる側の対比や関係性だったり、人の目とは違う身近になったさまざまなカメラという新しい"目"の存在がしっかり
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ブラック・ウィドウの裏側(2021年製作の映画)

3.5

女性のヒーローを全体の脇役じゃなく確固たるポジションに作り上げた俳優陣と製作陣に拍手。
システマ習ってみたい、強いレディに憧れるわ

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.5

ちょっと汗ばむ部屋でゆっくりクラフトビールとかを飲みながら横目で見たい映画第1位です。

ジャズはまだよく知らないけれど、ジャズギタリストのモンゴメリーのレコードを持っているからちょっとずつ色々手を出
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.3

マッツはイケてないおじさんでもなぜこんなにかっこいいのか
お酒に頼ることももちろんあるけれど、変な飲み方はせず
上手にながーく付き合っていきたいね

あとは一緒に飲む人は確実に選んだ方が良いということ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.9

ここまで見てきて一気に掻っ攫っていくボスのかっこよさが。。。
天国ではみんな"海"の話をする
夕陽と海が溶け合う
だから海は見ておかなきゃならない

デッドラインが決まっている2人にたくさんのラッキー
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.6

明け方と深夜という時間帯はなんだかいつもの街でも違うものを纏っているようで、知らない土地ならそれは尚更

海外でも国内でも、印象に残っている風景は昼間よりそういう時間帯の方が多い気がする
匂いとか音と
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.3

淡々としていてとても文学的で
実際には聞こえてこない内側の声を聞く代わりに彼らの世界には色がなくて
それが聞こえない私たちは他の情報でそれを補っているんだろうな

"自分にも歴史が欲しい"というセリフ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

彼らを見てると、弱くても脆くても人に助けられながら生きればいいじゃないって気になってくる
大人になってからちゃんと愛してるよって伝えられる親友がいることの羨ましさも相まって、ガーディアンズ最高。

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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.8

映画を体験するとはこういうことかもしれない
ストーリーや登場人物に感情移入するとかではない没入感がある作品

詩的な心地いい中国語と、水気を帯びたネオンの妖艶さがすごく良い世界観を作っている
タイトル
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.4

作り手の計り知れない変態性を感じる
『JUNK HEAD』と通づるものがあるな

動植物の異形さと不快音がしっかり合ってる
人間も人間で私の知っている生態じゃないから途中から意味わからなすぎてちょっと
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

WW1からWW2の間に起こった”事実”
当時の時代背景とかを知っているとやっぱりそれなりに3人それぞれの立場がわかる

国を守りたいとかそんな大きい目的があるわけじゃなくて、アムステルダムで過ごした最
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

最強の姉妹の復讐はこんなにも楽しいのか
自分が組織し、強くした者たちに倒されるなんて、皮肉だよね

これはもう一つの家族がバラバラになっていた時の出来事なのか
二つの家族を持ち、それぞれの問題をしっか
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.3

1人の俳優の”芝居”をしっかりと見た

説明的すぎないけれど、彼の抱えているものがしっかり伝わって
悔やんでいることに煮込んでいる間しっかり向き合って

パリパリのシャツと整えた髪、久しぶりの晴れで三
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

ピクサーの作品では1番好きかもしれない

死者と生者の国行き来が綺麗だった
ストーリーはシンプルで王道だったけれどそれでも最後は泣いてしまう

死者の国も人口が増えてるらしいね

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.6

いいね、このシリアスにふざけてる感じがしっかりウェスアンダーソン。

作り込んでいるところと気の抜けてるところのバランスが程よくて見たくなってしまうんだろうな。
「私を覚えているだろうか」っていうセリ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

不思議な映画だった
日本のようで日本じゃ無さそう
日本語と英語が入り混じる不思議な世界でこれはなかなか引き込まれる

あいにく猫派なもので、犬と人間がどんなふうに関係を気づいているかわからないけれど「
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.5

三兄弟のクセの強さとそれぞれのキャラクターが引き立ってて印象的だった
うまいこと3人でバランスが取れていることも皮肉だよね
兄弟で集まるとなると3人じゃないとダメなんだろうな

電車という狭い空間で色
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

“ただの人”っていう人はいないんだろうね
ガイの寛容な姿勢とあの純粋さにみんな優しくなる

キャップの偶然居合わせて出演しちゃう関係性が愛おしいわー

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.4

初めてこういう系の映画でちょっと気持ち悪くなった
なんだか自分もその場にいて彼の犯行を眺めている共犯のような気分になってくる

「殺し方が普通で―」みたいなレビューを見たけれど、そんなもんなんだと思う
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

エターナルズのメンバーが色んな人類の代表のようでなんだか嬉しかった

彼らは自分たちが歳を取らないことを理解しながら誰かを愛することができるんだろう、寂しすぎる気がする


アンジーって何でこんなにど
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

映画というより舞台を見ているような感覚になれるからウェス・アンダーソンは好き

独特なカメラと人の動きが、良い意味でアナログを感じる
最新技術の映像ももちろん綺麗だけれど、やっぱりこういう映画の味は廃
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスの裏側(2022年製作の映画)

3.5

前作からの期待とMUCの名前を掲げるというプレッシャーがただでさえすごいだろうに、パンデミックスタートと撮影時期が重なるなんて
肉体的な疲労よりも心労の方がかかりそう

なんとなく、勝手にこういうジャ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

『エイジオブウルトロン』が大好きなものとしては、ワンダと戦うことに抵抗はある
MCUの敵あるあるとしては、それぞれのバックグラウンドにめちゃくちゃ共感ができるんだよ

ただ、やっぱりその強すぎる思いが
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

どうしようもなくチャド・ウィック・ボーズマンに、ティ・チャラに会いたくなる
彼がフィルムの中で生き続けることの素晴らしさを実感した、映画の良さはこういうところにあるよね

ハーブを飲んだ後のあの再会は
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ワカンダ・フォーエバーの裏側(2023年製作の映画)

4.3

全ての人に対して限りなく透明度の高いリスペクトが感じられる

良い作品には各方面のプロの作り手が絶対にいるし
全員が妥協をしないからこれだけの作品ができるんだろうね

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

ん、、事件は?一体いま何を見せられている?って時間が長かった
エジプトの映像は綺麗だったけれど、内容が薄くて誰にも共感できない

何度も何度も「愛」というワードが出てくるから、それが今回のキーワードな
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.5

小さい頃何度も見たアニメーション

登場するのがほとんど動物たちとなるとどう実写するのか少しばかりドキドキしていたけど、良い。

アニメに忠実なシーンから、「火」の存在と言う新しい要素まで
モーグリが
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.6

色々、政治的問題で叩かれた作品らしいけれど
ディズニーの実写の中では結構好きだった
歌わないし

何者であるかも大切だけれど、何者でいたいかも大切な気がするよ
戦う女性特有の美しさってすごく惹かれる

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

やっぱりミュージカル映画はだめだ、、、。
何回も止めてはなんとか最後まで鑑賞できた

映像はもう言わずもがな綺麗だった
やっぱり黄色いドレスは印象的だね

怪物(2023年製作の映画)

5.0

誰だって、普通に生きているつもりでも誰かにとっての怪物になりうるし、
世界はこんなにも生きづらいね

脚本もカメラワークも、音楽も秀逸で
それぞれの目線で明らかになる情報の量とかがちょうど良くて
いい
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

映像の綺麗さと、撮影の裏側のおもしろさはあって
ただ、なんとなくアバターはハマれないなぁ
ストーリーがわかりやすくて読めてしまうからなのか、この地球ではないどこかの星に住んでいる彼らに若干の違和感があ
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