ロッコさんの映画レビュー・感想・評価

ロッコ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

長崎と広島の被害を映像で描いてないのは、被爆者に配慮したわけでも興行収入のためでもなく、オッペンハイマーの視点で描いているから。彼の人生を擬似体験できた。
原爆の残酷さ、生と死、物理学者の没落。
割と
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

細かい事は気にせず目を瞑って雨に清めてもらいましょうか。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.9

池松氏の妹バカにされたときの爆発力。
あのたったの5分間くらいの芝居が化け物級。
窪田くんのキャラ良い〜。
圧倒的に好きだった台詞は、
「館正夫です!夢を探しています!」

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

胸の高鳴りが止まらない。一生試合してる。
つっきー!!!
85分で終わるのはなんだか寂しすぎるけど
もう一回がない試合としては劇場版の方がより特別感増すね。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

ジェイミーリーカーティスとキーフォイクァンが出てる時点で私の中では優勝。
The Goonies is comming back。
宇宙だとかマルチバースだとか指がソーセージの世界だとか壮大でカオスな
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

同じ日常だけど全く変わらないことなんてないね。とか何とかいいながら彼と帰った良い思い出として刻まれた。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.5

居酒屋のシーンの1つ1つが刺さりまくった。正しい世界で勝ちたいっていう意思や信念の強さをツチヤタカユキは根底に持っていて、ボロボロになりながら闘う戦のような人生に心動かされた。
無駄な時間だと感じてい
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無頼(2020年製作の映画)

4.1

激動の昭和史を生き抜いた男の地に足がついたヤクザ映画。
腹を括った男達がかっこいい。
キャスティングセンス抜群で、日本映画の名脇役達が驚くほど大集結してる。

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

4.0

この実験的な演出は観てるだけで楽しい。
寺山修司の空想力が奇才。

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.9

タランティーノ作品味を感じるOPから惹きつけられて、浅野忠信、寺島進、鶴見慎吾という最強面子が集結してて参った。
我修院達也の全力のドナドナは流石のプロだった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

IMAXすげえ。
現代化のようなリメイクなど新しい要素を加えずに初代のゴジラに敬意を払っていて、あえて戦後を舞台にしているのが良い。
恋愛や感動の要素もしっかりとある。
神木隆之介はいつだってかっこい
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GOTH(2008年製作の映画)

-

5年に1回くらいGOTHの本郷奏多摂取したくなる。

茶の味(2003年製作の映画)

5.0

おでこから飛び出す電車、満開の桜が散る花風、幸子の巨大な分身や向日葵、山の歌のレコーディング風景など、どこを切り取っても垣間見える映像におけるシュールな視覚的芸術センスを握りしめたい。
おじいちゃんが
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エロティックな関係(1992年製作の映画)

3.8

全編オールパリロケ。
宮沢りえの愛らしい笑顔とフランス語、女の子着替えてるのに試着室に躊躇なく入るけどかっこよさは失われないビートたけし、全編台詞棒読みだけど愛くるしい内田裕也。
当時の時代を彩る洋服
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郵便屋(1995年製作の映画)

3.7

ポルノ映画の巨匠ティントブラス自身も出演してしまう芸術性溢れるイタリア産ポルノ映画。テンポが良すぎて思わず笑ってしまう。

犬、走る DOG RACE(1998年製作の映画)

3.5

サントラが欲しい。
この頃のエンケンさんが良すぎる。
SM嬢のコスプレ着た大杉漣を愛でる映画。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

積み石のように様々な形をした様々な人格もを持つ様々な人間が地球では生活していて、喰って喰われて、触れたら崩れてしまいそうなほど脆く愚かな世界でありながら、皮肉なことに美しさを感じてしまう残酷さがある。>>続きを読む

野のなななのか(2014年製作の映画)

4.0

自分が何故現在に至るまで生きてくることが出来たのかということを考えさせられる。
命の繋がりは誰かを想うこと、つまり生と死を想うこと。
小難しい部分もあるけど一刻も止まることなく活動を続ける命は誰かの誰
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老人Z(1991年製作の映画)

3.6

メカ系の作品はかなり苦手なんだけど想像の斜め上をいってたから満足感すごい。
大学生の美少女がプライベートそっちのけでおじいちゃんの介護をしていることに感動する。キャラデザ好みすぎる。

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

1人の男の子を女の子数人でプールに何回も沈めてケラケラ笑って遊ぶシーンが衝撃的で忘れられない。
中学生の危うさが非道い。
犬神家?バイオレンス。

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.9

片山友希の"気が狂いそう"の一言でブルーハーツの人にやさしくが流れる前の数秒間、時が一瞬止まったような感覚が最高だ。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

脳内大パニック。
心理描写の表現が天才的。
禍々しい雰囲気にゾクゾクさせられた。

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