Yukisoundsさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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セッション(2014年製作の映画)

4.5

それこそ打楽器に没頭したことがある経験が、蘇って記憶と照らし合わさずには観られなかった。
自分は主人公には到底及ばないのは、技量や練習量は勿論なのだけど、メンタル維持できない程思い悩んだことはなかった
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

どの目線から観ても最高!いろいろ最高でした。

2世経営者の一大事業の成功映画としても、素晴らしい。
好きなことを貫き通すことができた一握りの人たちの伝記としても、同様。

ピット内の雰囲気とか観てい
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

観終えてみて、詐欺な話なのに心温まるこの感じはなんなんだろう。私もこの人柄に騙されてるのかな、と思うような不思議な気持ちにもなる内容だった。
映画のような人生が完全に映画作品になったんだぁ…。

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

-

ついに、観てしまった!
阿部定事件の結末が、納得できてしまうような、なんという依存性の高い愛情表現を観た。たしかに、もしこんな二人なら起き得る事件だわ…。

時折り、ギャグなの?ってくらいな気持ちにな
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

2.5

こんなに前の作品だったのですね。
自主的に観ないようなタイプのものではあるけれど、過去に爆笑問題のラジオよく話題になっていたので興味本位の鑑賞。
「ロスになるような」作品、というのは理解。私はそこまで
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

ハロプロじゃないけど「あの頃」はある。
はっきりそういう経験がある人や重ね合わせるものがある人には相当ぐっとくるのではないだろうか。
これを観てあれも大人になってからの青春だったな、とか思い出すかも。
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.0

同監督、アマンダと僕 がよかったので鑑賞。
作品テーマは似てますよね。
大事なひとをある日突然失って、動き続ける時間と変わりゆく人々の変化。変わらない自分、変われず取り残される自分を打破しようとする自
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

才能溢れる主人公ウィルの、仕事に優劣はないと心底思うフラットでありながら、やりたいことがわからない、もどかしいような発言に対して
宝くじの大当たり交換できずに持っている臆病者、と表現するような友人関係
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

2.9

ゴダールの元妻アンヌ原作の、「グッバイ・ゴダール」を観たので、鑑賞。その中で、この「勝手にしやがれ」は思想や哲学的思考が強くなった頃のゴダールに求められていたエンタメ的代表作という感じの、大衆受けした>>続きを読む

ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー(2015年製作の映画)

4.5

何の気なしに観てみたけれど、こんな二人の偉業がクレジットされてないのならば、観て知っておいてよかった。
夫婦として、互いを尊重する生き方も素敵。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.4

生まれた環境の違う感受性豊かなもの同士が、ボンヌフで過ごし惹かれあう。物理的にもお互いの存在なしには生きられない、状況を大事にしようとする…なんてロマンティックなだけでは片付けられない刺さるような話だ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

最近よく思うのは南北戦争があったアメリカで、南部北部の気質や黒人白人に対する考え方や根底で口に出さなくとも「ふと思ってしまう」ことが沢山あっても仕方ないのだと最近つくづく思う。
差別と区別を履き違えた
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

-

きっかけあって鑑賞。
映画は観始めたらからには最後まで観るものだと教えてくれる作品。私は涙腺弱い方ですが、涙涙までの感情にはなれず、けれどとってもスッキリした。

一人で観てたら出来なかったかも…。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

ある地域・時代背景の、ある家族の関係性の修復やそれぞれの人生を音楽をダンスで見事に映画で魅せてくれた。
冒頭のT-REXのレコードを手にして流れて踊る、その調子が気持ちいい。紛れもなく、「電気のように
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ベイビー・トーク 3 ワンダフルファミリー(1993年製作の映画)

-

ああそうか、こういうこと考えてるのかも。赤ちゃんて、犬って。
自分以外の観点でものを考える。

(過去に一気観した感想が発掘.記憶にない映画.記録)

ベイビー・トーク2 リトル・ダイナマイツ(1990年製作の映画)

-

ああそうか、こういうこと考えてるのかも。赤ちゃんて、犬って。
自分以外の観点でものを考える。

(過去に一気観した感想が発掘.記憶にない映画.記録)

ベイビー・トーク(1989年製作の映画)

-

ああそうか、こういうこと考えてるのかも。赤ちゃんて、犬って。
自分以外の観点でものを考える。

(過去に一気観した感想が発掘.記憶にない映画)

ネコのミヌース(2001年製作の映画)

4.0

今更レビューだけれど、これ大好きだった!
上映されているところも少なくて、見損ねたから覚えてる。
猫好き必見!目的は猫に定めて観るべき映画かも。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.7

タイトルから色々な過去を掻き立てる始まり方、回想への入り方、それらの景色がなんて綺麗な!
人間関係を築いていく過程と肖像画の出来ていく工程がリンクしている美しい構成の作品。
女性たちのそれぞれのリアル
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.5

映像として衝撃的だったり、絵のように綺麗だったり、場面場面が脳裏から離れない作品。

主人公にが口にモノを入れ/出す危うい欲望を見出す展開に新鮮で驚きを感じながらも、その要因に共感が芽生えたり、この鑑
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

猫のボブに癒された。ボーカルの声も好き。
ボブが本物のボブなのか!演奏中のギターに大人しく乗っているのは猫好きとしてたまらない光景。トラファルガー広場やテムズ川のふもと、美しいのも少し恐怖を感じるのも
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.6

ダルデンヌ兄弟作品の中で、「サンドラの週末」を彷彿とした雰囲気に思えた。
思いがけない罪悪感に襲われて、それが起動力になり、どこかで傷つく。サスペンス要素が先を気にならせて単純ではない人の心情がひしひ
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

感情が揺すぶられる。残虐さと苦しさ、罪悪感を想像すると涙腺が崩壊して直視できないけれど、そむいたらだめなんだ…って思わされながら観た。
映画だから観れる、遠い所で起きていることではないかもしれない。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.7

インパクトあるタイトルだけを知っていて、内容を観て知って割と驚いた。
生きる方法・手段を『作って』生きた鹿野さんのポテンシャルに圧倒される。
一歩違うと重くなる内容を、コメディタッチに描いてくれていた
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イゴールの約束(1996年製作の映画)

4.7

ダルデンヌ監督作品、長編処女作…という感じは全くなく、いい意味で「いかにも」といった雰囲気。すきです。

主人公イゴールを通しながら、親子関係、違法労働、異民族、様々な問題点が自然と目に付き、それぞれ
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.5

ゴダールの作品を観る前に、こちらから鑑賞。
1960年代、既に作品を世に認められた監督は映画の作り方をエンタメでなく、政治的メッセージを世の中に伝えるツールとして変えていく。
元妻にあたるアンヌが脚本
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

2.8

40代夫婦子どものいないマンネリ実情の一面、
若い友人から刺激され今までにない充実を得る一面、歳を取ったと痛感する一面、全てリアルに描かれているなと思った。

歳を取ってピュアな面を持ち合わせていても
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.6

初めてピザというものを見た、想像もつかないその味や食感を試してみたいスラム街に住む兄弟の好奇心と努力には感情を揺さぶられた。
日本に住む自分が、幼少期にお小遣いを貯めて買ったちょっといいお菓子がすごく
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殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

3.9

登場人物のやることなすこと爽快!
みんな思考回路がポジティブで、許せないようなことも許せる気持ちのいい作品。
殺したいほど愛してる、は深い。
この状況でドロドロしない夫婦、羨ましさを感じた。

友子の場合(1996年製作の映画)

-

懐古ログ。that’sカンニングと二本立てなのが忘れられない。この、すらっとしたともさかのスタイルが印象的でパンフレット買ったなー。

That’s カンニング! 史上最大の作戦?(1996年製作の映画)

-

懐かしい‼︎
安室ちゃん見たさに映画館に同級生と並んだのを思い出しちゃう!

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.0

あらすじの、主人公のコミュ力ゼロっていうのはかなり違う。やれば出来るのだからむしろコミュ力も高いように感じる。
ただ、セラピストを通してそれを打破していく過程は日本文化に根付いたものでなくて羨ましく、
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.1

つじつまを考えると分からなくなるけれど…
冒頭のバーの場面から広がる展開は面白い。色んなイーサン・ホークが観られてよき。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

2.7

20代後半の女性、女の子、の生き様で30代以降変わってくなぁって思い返しちゃう。
でも、自分を無理して変えたら絶対息苦しいから正解はないけれど焦る時期。
モノクロでオシャレな雰囲気に演出されていたこと
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.8

少年が、尊敬を履き違えて穿った(ように見えてしまう)信仰心を抱く「その手に触れるまで」、を観た後に鑑賞したので信仰の狂気を形としてまざまざと見た気がした。
目の離せない状況に始終ヒヤヒヤする作品。加害
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