Yuriaさんの映画レビュー・感想・評価

Yuria

Yuria

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

袖擦り合うも他生の縁。

Uber待ってるシーンめっちゃドキドキした。多分、何もないやろうけど何かあるんかなみたいな期待と不安、未来と少しの後悔。あったかもしれない人生と、今の人生。
そう言うほんのり
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

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戦後も戦争は続いてたんやなーって。
すっごい細切れで観てしまった、、、もう一回アイヒマン観て、顔のないヒトラー達に戻ろ。

猫とピットブル/キットブル(2019年製作の映画)

4.5

ネコの動きがリアルで会社の裏でこっそり世話してたネコチャン思い出して号泣した。

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

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おっもしろかった〜。
シリアスも友も仕事もラブもバランス良く、暗くなりすぎず入門編にはちょうど良かった。これから掘ってこ。
推理小説や映画はただの記号やった死に尊厳を付与していく過程を描いてるってのを
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

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犠牲になったのは収容所に居た人々だけじゃなかったんや。
ナポレオンと最後の決闘裁判がきっかけで、やっとヨーロッパの歴史をライトに調べるようなったけどほんま東欧の小さな国や少数民族ってずっと何か争いに巻
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

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ラスト近くで今でもSSにおったことを誇りに思ってると話した老人は、ジョジョラビットのジョジョのあったかもしれない未来やねんな。

「私が一番きれいだった時」の詩を思い出した。一番無邪気で楽しかったころ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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去年の今頃?フィルマで見つけてマークして待に待ちまくった一年弱、2回観に行く夢までみてこんなにも心待ちにする映画も珍しいで。

前評判で読んでた情報で被爆者の描写が無いってのはなんと無く不誠実やな、っ
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シャドー・メーカーズ(1989年製作の映画)

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待ちに待ちまくったオッペンハイマー前にAmazonでDVD1200円で買って観た。

開発者はもちろん軍にも政治家にも、原爆投下反対派おったやでーって、うっすら言うための映画なんかな。
オッペンハイマ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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全ての命には等しく「価値」があるのかと言われると、「価値」となったらその人個人が決めることやしなんとも言えへんが、全ての命には等しく生きる「権利」があると言われると素直に頷けるなと思う。
その権利を放
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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深いストーリー全然知らんとコメディかなって思って観たら切なくて泣いた。でもしょうもないシーンではぁ?って笑えもする不思議な映画。

大切な人がいなくなってもいなくなる前の日常はずっと続いていくし、悲し
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

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益代&由美子剣店、萌&健太ビデオ!

全作観たわけじゃないけど、デルトロも不思議なクリエーターやなと思う。
シェイプオブウォーターやパンズラビリンスのような映画を撮る人格と、趣味全開のエンタメ撮る人格
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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逆ミッドサマー現象やでこれは。
人間ドラマ部分がクソやというレビューを読み、観た人からもそう聞いてたからそこは全く期待せず観る前から人間ドラマパートは-1.0評価やな思ってたけど、ゴジラのシーンが最高
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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前評判をネタバレせん程度に見て、勝手に期待値上げていざ劇場へ行くと、へ?ってなる現象をミッドサマー現象と呼んでいるけど、こちらもライトめなミッドサマー現象を一部で引き起こし映画やった。一部な、「一部」>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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この一年で観た映画の中でかなり上位の怖さと不快感やった。すっごい褒めてる。好き系映画。
男は別れた女がいつまでも自分のこと好き思ってる説を何となく思い出したよ。

自分で自分の性器を開いたり閉じたりす
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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痛烈な陳腐批判〜!!
シンタラは黒人を理解してるわかったフリした側の白人に迎合してる人で、モンクとは違うプライドも無い人かな思ったけど、結局モンクもシンタラ側なんやろうな。
俺はわかってる、お前ら白人
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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ヴァチエクとかヴァチクソって略がいいなー、気になるなー思って楽しみしてた。

この司祭ちゃう!ってぶん投げられたり、ミイラの腹に手突っ込んだ後相手の服でさりげなく拭くとか、ちょいちょい笑えるのと、アク
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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不安不安不穏。
多分この集団に加わったら、ゾーイ・カザンのようになってしまうと思う。
でもそうもいってられねえのが開拓なんかな、ハードすぎるよ。
共通言語のない先住民のおじが倒れたおじのために歌ってい
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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志も目的も計画も無いイントゥザワイルド。
どんな事情があるにしてもお金も家もなくて、家代わりの車の修理代も出せへん人が犬飼うなんてあかんよ、犬がかわいそう。
ウェンディにはイラついたが失意の中わんこが
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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初日に観にいく気合いの入れようよ。
リアタイで観れてる感があって初日もいいもんやね。上映前の宣伝でも時期的なものなのかアカデミーノミネート!とかをいつもよりマシマシで織り交ぜてくれてるし、お祭り感があ
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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あああ、またなんと寂しさ漂う映画。
溝なんてなさそうに思ってても、時間が経ってればいろんなギャップが生まれてて、別れた後それがじわじわ効いてきて寂しくなる時あるよな〜。

無性にキャンプ行きたくなるし
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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む、虚しい。空虚な目をした考えも計画も何もない2人と銃を無くした警官にイラつきっぱなしやった。
10代の頃観たらどハマりしそうな閉塞感、ニューシネマ感やけどなあ、、なんかなあ、、
ある程度社会の常識に
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

ヨルゴっさんに一生ついて行くよ。
SFでもありロードムービーでもありゴス要素もある、混ぜこぜの世界観がヨルゴっさんの頭の中を垣間見たようで、ますます好きになった。
生への祝福と愛に溢れてて、きったねえ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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なんでこんなに意味わからんのにじーっと観ちゃうんかな。
ハンバーグのことビフテキ言うねんなギリシャ語。


はよ哀れなるものたち行きたいのに、初のコロナになってしまってた。4年も逃げたのに悔しい。そし
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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ほむらちゃん(ワシントン氏)がきゅうべえ(粘着夫)の企みからまどか(高身長女子)を助ける為に時間逆行しまくる話って、、コト?!

なぜこの後ノーラン君がオッペンハイマー撮るってなったのかその理由が、ノ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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見せるわけナイジェリア!
笑いの種類がピューと吹くジャガーに近いものがあってだいぶ好きやった。
無表情で見るけど内心、鼻息フンなるぐらいの穏やかな笑い。でもそれがずっと続くってすごいと思う。
あー、な
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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神戸出身としてはフランスでまで神戸ビーフは世界一と言われててとても誇らしかった。いうて神戸ビーフ一回も食べたこと無いけど。
フランス映画のぬベーっとしテンポ苦手。うわこれやばいやばい、みたいな破滅を予
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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ハァ?!(ちいかわのうさぎ)
ファニーゲームのようでノックのようでもある。聖書の話なんやろうか。
ニコールキッドマンの、子供ならまた作れるってセリフがもう、、ね!
この監督の映画はなんでこんなにも意味
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ガザ・サーフ・クラブ(2016年製作の映画)

4.6

ニュースで破壊された街が写るたびに、なんて事なんや、、、きっと住んでる人々は希望もないんやろうなと思ってたが、サーフィン楽しんだり仕事してる日常が映し出されてて、私が生活してる所と地続きなんやと改めて>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

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これは尼崎事件ソルト版(バーン)や!とか言うちゃう。
こう言う話に珍しく、終わる頃にサイコ野郎が好きになってる不思議。そして何より最後の最後に全部種明かししてくれる親切設計。
同情も何も誰にも感情移入
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もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

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ヒューマン色強めた攻殻機動隊とマトリックス。
電源落とされる直前のポールメスカルは、攻殻機動隊で妻子の記憶植え付けられた清掃員のおっさんそのものやった。
オチ分かってからもう一回観たらおもろい系やけど
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

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なんかタランティーノの映画やと勘違いしてた。ヘイトフル・エイトとごっちゃになってたんやわ。
何も考えずに見れる、裏も陰謀もなく見たままの勧善懲悪の映画ってたまには必要やね。
何も考えずに出てくる渋おじ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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やっぱタイパやらなんやら言うて効率化ばっかは良く無いよ。
時間がかかっても困難でも向き合おうねって話、多分。

ジェマ学生時点でブルースみたいなロボット作れるなら、政府か軍からスカウト来るっしょ。社長
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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なんやこれ。ロブスターもほとんど内容覚えて無いけど、なんやこれってなった記憶。でも見入ってしまう、なんやこれ。
途中の舞踏会の珍妙なダンスってあれほんまなん。あのダンスをみんな真面目にやってたん。
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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わい「ファーストカウっていう映画いくねん」
友「どんな映画?」
わい「西部開拓時代のアメリカで牛乳盗んでドーナツ作って売る話、、?」
友「?」
わい「??」
わい&友「ようわからんな」
という会話を観
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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2023年映画館納め。
友と議論して、これは憑依チャレンジや幽霊話の皮を借りてるけど、アルコールやドラッグに依存したのがきっかけで、元々あったトラウマが要因の精神疾患を発症した人物のフィルターを通して
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リトル・バットマン クリスマスの大冒険(2023年製作の映画)

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大人になるとこういう純粋なアニメ見て予想外のところで泣いちゃうよな。
なぜかというと多分自分がまだまだ幼くて、怖いものといえば両親がいつか死んでしまうことをふと考えた時ぐらいで、その頃の記憶と主人公の
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