masahitotenmaさんの映画レビュー・感想・評価

masahitotenma

masahitotenma

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

ブデラティフ・ケシシュ監督が、ジュリー・マロによるフランスの人気コミック「ブルーは熱い色」を原作にして、同性の女性に一目惚れし一途になる若い女性の愛の行方を激しい性愛描写を交えて繊細に描き出したラブ・>>続きを読む

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

3.5

監督・脚本・製作を務めたルイ・マルの自伝的作品。
原題:(仏)Au revoir les enfants
 
1943年、ナチス占領下のフランス。パリからヨハネ中等学校(カトリックの寄宿学校)に疎開し
>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

3.8

ミヒャエル・ハネケ監督が、抑圧されて育ったため性的に未成熟なまま中年に差しかかった女性ピアニストが、年下の青年との間で交わす恋愛模様を生々しく赤裸々に描いた人間ドラマ。
原作はエルフリーデ・イェリネク
>>続きを読む

西部の男(1940年製作の映画)

3.5

ウィリアム・ワイラー監督、ゲイリー・クーパー主演の正統派西部劇。
撮影はグレッド・トーランド、
音楽はディミトリ・ティオムキン。
原題:The Westerner

南北戦争後の1880年代のテキサス
>>続きを読む

お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.3

フランスを初めヨーロッパで話題を集めた舞台「名前」をゼーンケ・ヴォルトマン監督が映画化したブラックなヒューマン・コメディ(会話劇)。
原題Der Vorname

哲学者で文学教授のステファン(クリス
>>続きを読む

グリーン・カード(1990年製作の映画)

3.8

グリーン・カードを得るため形だけの結婚をしたフランス人男性とアメリカ人女性が、いつしか恋に落ちていく、ロマンティック・コメディ。
製作・監督・脚本は「刑事ジョン・ブック/目撃者」のピーター・ウィアー。
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.3

俳優ジョナ・ヒルが初監督・脚本を手がけ、自身が少年時代を過ごした1990年代半ばのロサンゼルスを舞台に、13歳の少年の成長を描いた青春ドラマ。
原題:Mid90s

主人公は、兄のイアン(ルーカス・ヘ
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

繊細なドラマと映像美で人気を集めるアニメーション作家・新海誠監督が、現代の東京を舞台に描く恋の物語(5作目)。

靴職人になりたい15歳の高校生タカオ(声:入野自由)は、雨が降ると学校をさぼって公園(
>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

新海誠が原作・脚本・絵コンテ、演出を手掛けた、短編3話からなる連作アニメ(3作目)。
秒速5センチメートルとは「桜の花びらが舞い落ちる速度」のこと。

第一話「桜花抄」
東京の小学校に通っていた遠野貴
>>続きを読む

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.5

鈴木清順監督が、内田百間の「サラサーテの盤」などいくつかの短編小説を元にして作った、幻想と現実、生と死が交錯する妖艶な現代の怪談。
「陽炎座」「夢二」へと続く「(大正)浪漫三部作」の第1作で、2組の夫
>>続きを読む

うなぎ 完全版(1997年製作の映画)

3.5

愛する妻を殺してしまい、飼っているうなぎだけを話し相手にしている男が、自殺をはかった女性などとの交流により再生していく姿を描いた人間ドラマ。
監督は今村昌平
原作は吉村昭の「闇にひらめく」で、今村監督
>>続きを読む

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.3

ダルデンヌ兄弟(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、 リュック・ダルデンヌ)が、イスラム原理主義に染まり、自分が通う学校の女性教師を殺害しようとする思春期の少年を描いた人間ドラマ。

原題:Le Jeune
>>続きを読む

ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.5

サム・ペキンパー監督が、時代の波に取り残された無法者たちの滅びの美学を描いた西部劇で、アメリカン・ニューシネマの一つ。ペキンパーの最高傑作とされ、スローモーションに細かいカットを挿入する演出とラストの>>続きを読む

今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.0

自らの奔放な男性遍歴が原因で夫婦の危機を迎えた人妻が体験する不思議な一夜を描いたドラマ。
監督はクリストフ・オノレ
実生活で元夫婦のキアラ・マストロヤンニとミュージシャンのバンジャマン・ビオレが夫婦役
>>続きを読む

ある女優の不在(2018年製作の映画)

3.5

「白い風船」「チャドルと生きる」「オフサイド・ガールズ」などで知れるイランのジャファル・パナヒ監督によるロードムービー風の人間ドラマ。
原題「سه رخ 」はペルシャ語で「3つの顔」の意味(ラテン文字
>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.3

青春スターだったエミリオ・エステベスが、監督・脚本・製作・主演した社会派のヒューマン・ドラマ。
原題:The Public

オハイオ州シンシナティ。記録的大寒波の影響で、市の緊急シェルターが満杯にな
>>続きを読む

クラッシュ(1996年製作の映画)

3.3

デビッド・クローネンバーグ監督がイギリスのSF作家J・G・バラードの小説を映画化(製作、脚本も担当)。
自動車事故をきっかけに倒錯的セックスにのめりこむ男女を描き、過激な性描写などで賛否両論を巻き起こ
>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.0

ブラジルの小さな村(集落)で起こった、血生臭い暴力と惨劇の戦いを描いたバイオレンス映画。
ブラジル社会が抱える貧困、格差、政治による分断といった問題が底辺にある。
監督はクレベール・メンドンサ・フィリ
>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.3


男性の体に生まれたトランスジェンダーの主人公が、バレリーナを目指して、葛藤や苦悩を抱えながら夢を追いかける姿を描いたヒューマン・ドラマ。
ルーカス・ドン監督の長編デビュー作。
原題:Girl

15
>>続きを読む

追憶(1973年製作の映画)

3.3

政治的な信念に生きる女性の20年近くに及ぶ愛の軌跡を、赤狩りなどの社会問題を背景に描いたラブ・ストーリー。
アーサー・ローレンツの原作、脚本をシドニー・ポラック監督が映画化。
原題:The Way W
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.5

過去にタイムトラベルできると知った青年が、過去に戻らなくても幸せを感じることができると気づくまでを描いたファンタジードラマ。
監督は「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス。
原題:About
>>続きを読む

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.3

ニテーシュ・ティワーリー監督によるコメディドラマ。
原題:Chhichhore

ボンベイ工科大学出身のアニ(スシャント・シン・ラージプート)は、学生時代に知りあった妻マヤ( シュラッダー・カプール)
>>続きを読む

誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.3

ひとりの女性が作家として成功したことで、夫や親友との関係が変化していく様子を描いた人間ドラマ(コメディ)。
原作は本作の監督であるダニエル・コーエンによる舞台劇「L'île flottante」
>>続きを読む

最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

3.3

敬虔なカトリック教徒夫妻の4人の娘たちが結婚相手に外国人(異宗教、異人種)の人を選んだことから巻き起こる騒動を描いて大ヒットしたコメディ「最高の花婿」の続編。
監督のフィリップ・ドゥ・ショーヴロン外、
>>続きを読む

ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.5

怪盗ルパンの孫ルパン三世とその仲間たちの活躍を描く劇場用アニメ第1弾。
原作は、モンキー・パンチの人気コミック。
監督は吉川惣司。

不老不死の秘宝"賢者の石”を巡って、自ら神と名乗る謎の男マモーと、
>>続きを読む

間違えられた男(1956年製作の映画)

3.5

アルフレッド・ヒッチコック監督が、1953年にニューヨークで起きた事件をもとに、強盗犯に間違われ逮捕された男の体験を描いたドキュメンタリー風の作品。
原題:The Wrong Man

ニューヨークの
>>続きを読む

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.5

多様な人種が混在するフランス社会を背景に、4姉妹の結婚相手をめぐる騒動を描いたコメディードラマ。
フランス映画祭2015におけるタイトルは「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」
監督はフィリップ・ドゥ・ショー
>>続きを読む

テキサス(1966年製作の映画)

3.0

ディーン・マーティンとアラン・ドロン主演の西部劇コメディ。
監督はマイケル・ゴードン
原題:Texas Across the River

スペイン人のドン・アンドレア公
爵/バルディ(アラン・ドロン
>>続きを読む

愛という名の疑惑(1992年製作の映画)

3.3

精神分析医と美しい姉妹との危険な関係が織り成すサスペンス。
「ノー・マーシィ/非情の愛」に続いて二度目の共演となるリチャード・ギアとキム・ベイシンガーに、当時売り出しのユマ・サーマンが絡む。
リチャー
>>続きを読む

獅子座(1959年製作の映画)

3.3

エリック・ロメールが1959年に発表した長編デビュー作で、ヌーベルバーグ初期を代表する記念碑的作品。
原題: Le Signe du lion、英: The Sign of Leo)

6月22日から
>>続きを読む

モンフォーコンの農婦(1968年製作の映画)

3.3

エリック・ロメール監督、脚本による短編(1967年、14分)
原題:La Fermiere de Montfaucon
~「獅子座」と同時上映~

フランス北東部に位置するエーヌ県の田舎町モンフォーコ
>>続きを読む

モード家の一夜(1968年製作の映画)

3.9

エリック・ロメール監督・脚本による恋愛喜劇「六つの教訓話」シリーズの第三作目。
二人の女性に魅惑されるカトリック信者の男を描く。
ネストール・アルメンドロス撮影によるモノクロームの映像が美しい。
音楽
>>続きを読む

紹介、またはシャルロットとステーキ(1961年製作の映画)

3.3

エリック・ロメール監督・脚本による短篇。11分
原題:Présentation ou Charlotte et son steak

1951年、当時31才のロメールと20才のゴダールが費用を分担し、
>>続きを読む

>|