masahitotenmaさんの映画レビュー・感想・評価

masahitotenma

masahitotenma

映画(5336)
ドラマ(0)
アニメ(0)

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

ロバート・デ・ニーロが、大都会ニューヨークで狂気と暴力に取り付かれていくベトナム帰還兵を演じた話題作。
監督はマーティン・スコセッシ。
脚本はポール・シュレイダー。
カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

サミュエル・D・ハンターの舞台劇の映画化。
男に走り妻と娘を捨て男が、過食症で死期を悟り、8年振りに娘と再会して関係を修復しようとする5日間(月曜日から金曜日まで)を描いたヒューマン・ドラマ。
監督は
>>続きを読む

バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)

3.9

アメリカの劇作家ホートン・フートによる戯曲をジェラルディン・ペイジ主演で映画化したホーム・ドラマ。
ピーター・マスターソン監督の代表作。
撮影はフレッド・マーフィー。
音楽はJ・A・C・レッドフォード
>>続きを読む

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.3

モンゴルの首都ウランバートルを舞台にしたオフビートな青春ドラマ。
一見地味でぼおーっとした女子大生が、ひょんなことからアダルトグッズショップの仕事を手伝うことになり、オーナーの女性と交流していくなかで
>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.0

オリビエ・トレイナー監督の長編デビュー作。
ひとりの女性を主人公に、彼女が歩んだ現実の人生とありえた別の人生を交錯させながら描いたヒューマン・ドラマ。
原題:(仏)Le tourbillon de l
>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.5

製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督スティーヴン・スピルバーグが手を組んだハリソン・フォード主演の冒険活劇シリーズ第3作。
音楽はジョン・ウィリアムズ。
原題:Indiana Jones and the
>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.3

製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督スティーヴン・スピルバーグが手を組んだハリソン・フォード主演の冒険活劇シリーズの第2作。
音楽はジョン・ウィリアムズ
原題:Indiana Jones and the
>>続きを読む

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

3.8

イーディス・ウォートンの同名小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化。
19世紀末のニューヨーク社交界を舞台に、婚約者のいる名門の弁護士と伯爵夫人との許されぬ恋を描いたメロドラマ。
原題 :The A
>>続きを読む

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

ピーター・ジョージの真面目な小説「破滅への二時間」をスタンリー・キューブリック監督が映画化したSFブラックコメディ。
冷戦下キューバ危機によって極限状態に達したソ連と米国の対立を受けて、偶発的に核戦争
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

CGと編集を駆使したコミック風SFカンフー・アクション。
監督はダニエル・クワンとダニエル・シャイナート(ダニエルズ)
原題: Everything Everywhere All at Once (2
>>続きを読む

プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.9

大恐慌時代の南部を舞台にしたヒユーマン・ドラマの名編。
主演はサリー・フィールドで、ダニー・グローヴァー他が助演する。
監督・脚本は「クレイマー、クレイマー」のロバート・ベントン
撮影はネストール・ア
>>続きを読む

ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

3.8

ジョージア(旧グルジア)の古都クタイシを舞台に、邪悪な呪いのせいで外見がすっかり変わってしまった男女の恋の行方をおとぎ話風に綴った不思議な物語。
監督はジョージア(旧グルジア)のアレクサンドレ・コベリ
>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.8

製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督スティーヴン・スピルバーグが手を組んだ冒険活劇シリーズの第1作。
原題: Raiders of the Lost Ark (1981)

第二次世界大戦前の1936年
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

スティーヴン・スピルバーグ監督が、自身の家族と映画体験の原点を振り返る自伝的作品。
原題:The Fabelmans (2022)

~主な出来事~
・幼い頃映画館で初めて見た映画が運命的な出会いにな
>>続きを読む

アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

3.3

パリのセーヌ川に浮かぶデイケアセンターの木造船「アダマン号」の患者や看護師、職員の日常を優しい視線で映しだしたドキュメンタリー。
監督は「音のない世界で」などで知られるフランスのドキュメンタリー作家ニ
>>続きを読む

抜き射ち二挺拳銃(1952年製作の映画)

3.0

ドン・シーゲル監督の西部劇。
原題:The Duel at Silver Creek (1952)

父を殺され砂金の採掘権を奪われた拳銃の名手ルークがシルバー・シティにやって来る。
同様の採掘権強奪
>>続きを読む

遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.5

タヴィアーニ兄弟の兄ヴィットリオが2018年に亡くなり、91歳の弟パオロが単独で本作を監督し発表。
「カオス・シチリア物語」の原作者で1934年にノーベル文学賞を受賞したシチリア生まれの劇作家ルイジ・
>>続きを読む

コルドラへの道(1959年製作の映画)

3.5

ゲイリー・クーパーとリタ・ヘイワース共演の西部劇。
監督、脚本は赤狩りで転向し辛酸をなめたロバート・ロッセン。
原作はグレンドン・スウォースアウト。
原題:They Came to Cordura (
>>続きを読む

ある人形使い一家の肖像(2023年製作の映画)

3.3

人形劇団一家の子どもたちが自分の人生を見つめる物語。
フィリップ・ガレル監督の子ども3人が一家の子どもを演じて話題に。
ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞。
原題/Le Grand Chariot
>>続きを読む

愛と激しさをもって(2022年製作の映画)

3.3

熟年男女が繰り広げる愛憎劇。
原作はクリスティーヌ・アンゴの「Un tournant de la vie」(意味は人生の岐路)で、アンゴと監督のクレール・ドゥニが共同で脚色。
原題:(仏) Avec
>>続きを読む

長い灰色の線(1954年製作の映画)

3.0

ニューヨーク州ウェストポイントにある陸軍士官学校の教官だったマーティン/ "マーティ"・マーの自伝をジョン・フォード監督が映画化した伝記映画。
テクニカラー撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア、
音楽
>>続きを読む

王になろうとした男(1975年製作の映画)

3.0

ルドヤード・キプリングの同名小説をジョン・ヒューストン監督が映画化。
アフガニスタン辺境部の国カフィリスタンで王になることを夢見た英国人2人の物語。
イギリス領インドの退役軍人2人をショーン・コネリー
>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

寡作の映画作家、スペインのビクトル・エリセ監督。
長編映画としては「ミツバチのささやき」(1973)、「エル・スール」(1983)、「マルメロの陽光」(1992)、そして31年ぶりとなった本作品で4作
>>続きを読む

ゲームの規則(1939年製作の映画)

3.9

ミュッセの戯曲「マリアンヌの気まぐれ」に想を得て、上流階級の恋愛ゲームを描いた社会風刺劇。
興行的には惨敗したが、後に「カイエ・デュ・シネマ」で注目を浴び、ジャン・ルノワール監督の最高傑作とされ、フラ
>>続きを読む

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.8

東北の片田舎でスウィングジャズの魅力に目覚めた女子高校生たちの奮戦を綴った青春コメディ。
脚本・監督は「ウォーターボーイズ」を手掛けた矢口史靖。
山形県置賜(おきたま)地方を中心にロケが行われ、山形弁
>>続きを読む

インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

3.3

警察とマフィアにそれぞれ潜入した2人の男の生き様を描く香港フィルム・ノワール「インファナル・アフェア」シリーズ3部作の完結編。
監督はアンドリュー・ラウとアラン・マック。
原題:無間道III:終極無間
>>続きを読む

インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

3.3

警察とマフィアにそれぞれ潜入した2人の男の生き様を描く香港フィルム・ノワール「インファナル・アフェア」3部作の第2作。
前作の約10年前である1991年に遡り、1997年の香港の中国返還にクライマック
>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.3

香港ノワール3部作シリーズの第1作。互いの組織に潜入したマフィアと刑事の対決を描く犯罪ドラマ。
監督はアンドリュー・ラウとアラン・マック。
後にマーティン・スコセッシ監督が「ディパーテッド」としてリメ
>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.3

アメリカ政府は長年テロ対策の名目の下、世界中の個人の電話回線やインターネット(メールやSNS)などを監視し膨大な個人情報を密かに収集、政治利用していた。
2013年6月、イギリスのガーディアン紙が、ア
>>続きを読む

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

3.9

在日コリアン2世(「朝鮮」籍)のヤン・ヨンヒ(梁英姫、1941.11.11生まれ)が、「ディア・ピョンヤン」(2005)「愛しきソナ」(2011)に続いて撮ったドキュメンタリーの3作目(フィクションの>>続きを読む

愛しきソナ(2009年製作の映画)

3.5

ディア・ピョンヤン」の在日コリアン2世(「朝鮮」籍)のヤン・ヨンヒ(梁英姫、1964.11.11生まれ)が、1972年「帰国」事業で北朝鮮に移住した3人の兄たち家族の日常を追ったドキュメンタリー。
>>続きを読む

肉弾(1968年製作の映画)

3.3

岡本喜八監督は、東宝の創立35周年記念の大作「日本のいちばん長い日」(1967)が東宝の方針で自由に作れなかったことが不満だったため、今度は私財を投入して、同じく反戦をテーマに本作を発表。
敗戦当時2
>>続きを読む

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.3

シェイクスピアの戯曲「マクベス」を黒澤明監督が日本の戦国時代に翻案。
能の様式美とラストの無数の弓矢が放たれるシーンが話題に。
モノクロ、スタンダード。
(1957、110分)。

戦国時代。
武将の
>>続きを読む

Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005年製作の映画)

3.9

在日コリアン2世(「朝鮮」籍)のヤン・ヨンヒ(梁英姫、1964.11.11生まれ)が、両親やピョンヤンで暮らす兄たちの姿を、10年間にわたって撮り続けたドキュメンタリー。
原題:Dear Pyongy
>>続きを読む

かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.8

在日コリアン2世(「朝鮮」籍)のヤン・ヨンヒ(梁英姫:1964.11.11生まれ)脚本・監督による初のフィクションで、ドキュメンタリー「ディア・ピョンヤン Dear Pyongyang」「愛しきソナ」>>続きを読む

キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.3

バスター・キートン監督・主演によるサイレントコメディ。
「キートンの恋愛三代記」「荒武者キートン」に続く3作目の長編(45分)。
相手役はキャスリン・マクガイア嬢。
初公開の時の邦題は「忍術キートン」
>>続きを読む

>|