アランスミシーさんの映画レビュー・感想・評価

アランスミシー

アランスミシー

地に堕ちた愛 完全版(1984年製作の映画)

-

イマーシブフォートやニューヨーク初の例の舞台を40年前からやってたの天才



男性至上主義、既得権益のトップによるウーマンリヴ内ゲバ工作映画

《シャルロット》安全志向→バランス


《エミリー》冒
>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

-

ハンク=ハンターバイデン?
元弁護士な件とか、コカイン事件が映画制作2年前の2013年な事とか、色々一致しすぎてないか?


《ヘンリー》冒険志向→バランス

ヘンリー「俺を少年院に入れた、少年裁判所
>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

-

トムアドラー「レッド、おれも銃だと思った、ここから見ればな」
↑つまり、距離のある場所から犯罪者を見てもその人の本性は知り得ない。
本当に犯罪者を減らしたいのであれば彼らを軽蔑せずにその原因となる家庭
>>続きを読む

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

-

手法と情緒の作品、社会的或いは同時代的テーマは無し(監督本人が認めてる)

社会派的作品意外で泣きそうになったのは物凄く久しぶりだった

父ありき

記憶障害と「beyond the sea」が相まっ
>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

-

ダークナイト

今作難しいのが、テーマが、ヒーローに反対する市民の意志への対抗でもなく、ヒーローに頼る市民の意志でもなく、都合の良い時(事件が丸く治った時)は頼って、都合が悪くなったら(事件が丸く治ら
>>続きを読む

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

-

月に囚われた男、キャプテンマーベル、ターミネーター、ガンダム、エイリアン、エヴァ
AIのテディと猫型ロボット


凄まじい原石を発見した。
このレベルの可能性を潰しちゃう客層に成り下がったのかディズニ
>>続きを読む

WALK UP(2022年製作の映画)

-

バランス→冒険→ネガティヴ

Walk up=階級社会での昇進

1年間かけた撮影準備を出資のキャンセルによって潰され、出資者への敵対心を抱くという自立心がようやく芽生え、バランスが取れ始めた結果娘と
>>続きを読む

小説家の映画(2022年製作の映画)

-

《小説家》安全志向→バランス
周り(使者からの)の励ましや出会いをきっかけにかつての自信とカリスマ性を取り戻す

《キムミニ》安全志向→バランス
酒で失敗して以来、旦那とのいざこざ?もあり映画への出演
>>続きを読む

草の葉(2018年製作の映画)

5.0

やっべぇ
ホンサンスやっぱレベチだった

《キムミニ》安全志向→ネガティヴ
《最初のカップル男》冒険志向→バランス
《最初のカップル女》安全志向→バランス
《ナンパ男》冒険志向→バランス
《階段女》賢
>>続きを読む

リスト(2011年製作の映画)

-

《娘》バランス→冒険→バランス

30という歳に差し掛かりながらも、独身の母への心配という安全志向を保ち本当は結婚したいモノの我慢しつつ、母の事までちゃんと見てくれる男性を求めていたが、母からのそろそ
>>続きを読む

川沿いのホテル(2018年製作の映画)

-

川=三途の川
川沿いのホテル=成仏前の49日間滞在する施設
社長=
死後49日間、現世への滞在を許してくれた死神
ときめきがなくなった=
ラストのイカの詩で語った、かつてあった

つまりこの作品は全て
>>続きを読む

ステイン・アライブ(1983年製作の映画)

-

《トニー》冒険志向→バランス


トニー「不思議だ、家が昔より小さくなったみたいだ」自分が進んでしまった大舞台との比較で感傷に浸る。

トニー「俺は悪ガキでママの手を焼かせた、でもあれは俺本来の姿じゃ
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

-

《ジョー》冒険志向→バランス
ジャズミュージシャンに憧れ、挑戦するも門前払いをくらい続け、未だ敗北を認めていない

[自分の人生のハイライトを見るシーン]
ジョー「何てむなしい」と悲観に浸るも
ジョー
>>続きを読む

ポーラX(1999年製作の映画)

5.0

やっば‼︎
カラックス史上最高傑作だろ
そっか、カラックスってトリアーがやりたかったのね、、
なんで1番評価されてないのか理解できない

『ヨーロッパ』のスクリーンプロセスも斬新だったけど、積極的CG
>>続きを読む

ピノキオ(2022年製作の映画)

-

《ピノキオ》バランス→冒険→バランス
誘惑に惹かれ良心(自制心)を忘れかける


《ゼペット》バランス→安全→バランス
ピノキオを愛しながらも「可愛い子には旅をさせよ」の精神で自分と一緒に家に閉じ込め
>>続きを読む

コールド マウンテン(2003年製作の映画)

-

《ジュードロウ》バランス→安全→バランス
《ニコールキッドマン》バランス→安全→バランス

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

-

フリークオルランドの酷さは何だったのかってくらい丁寧に作られた傑作
ラースフォントリアーも庵野秀明もペドロコスタもやればできるんだよね

自分の立場を弁えないタイプの役者が1人も出てこない”安心感”の
>>続きを読む

フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

-

自己統率できてもなければ、演出家からの統率も受けてない粗の目立つ自己完結的な芝居ほど見ててキツいものは無い。
しかもそういうヤツほど美学なきダラしない芝居を自信満々に見せつけてくるから厄介

逆に『ア
>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

-

《ミラベル》バランス→安全志向→バランス


《アルマおばあちゃん》ヴィラン
敵に故郷を奪われて夫まで失った過去のトラウマをきっかけに、新しくできた家族を再び失わないため、一見華やかだが規律や要求に満
>>続きを読む

ヘカテ(1982年製作の映画)

5.0

改めてダニエルシュミット最高傑作

結局民主主義という自由はそれが国境の内側でしか成立しない思想である限りやがて、自国の民の自由は獲得してもその後他国を支配する為の武器としてしか使われない残念な主義思
>>続きを読む

ベレジーナ(1999年製作の映画)

-

シュミットのキャスティングセンス抜群すぎだろ

なんだろうこの絶妙な色気
完璧な表情管理に見えつつ、設定通り素人っぽさも絶妙に残してる計算力
シュミット映画の女優全員表情管理神がかりすぎ

夜明けの詩(2021年製作の映画)

-

マイブルーベリーナイツ、ホンサンス、
内容に決定的な比喩は見出せなかったけど、人と会話撮るのめちゃくちゃうまいなこの人

書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

-

皆んなお馴染みシュミット式編集構成で繰り広げられる坂東玉三郎ドキュメントフィクション

後期オリヴェイラ作品でお馴染みのレナートベルタの撮影が相変わらず良すぎる

オペラと歌舞伎の交錯

デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版(1987年製作の映画)

5.0

モチーフ、撮影、照明、音楽、音響、ストーリー、テーマ、キャラクターあらゆる要素がこんなに大好物で埋め尽くされたフルコース久しぶりで泣きそうだった

このヴェンダースっぽさはヒッチコックからの影響?
>>続きを読む

季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

-

自伝

記憶とはまるでマジックのようなもの、トラウマから逃避する為に幻想を見る事もできれば種という現実を明かされ冷めてしまう事もある。
しかし、例え種が明かされてもその感情を体験した自分の過去は決して
>>続きを読む

燃えつきた地図(1968年製作の映画)

-

人的ホラーもミステリーもSFも使いこなす安部工房、最強だな。

てか安部工房みたいなハイコンセプトな作家がミステリーが大好物なのは理解みが深すぎる

中村玉緒、美人すぎないか
品も凄いし、あのガラガラ
>>続きを読む

他人の顔(1966年製作の映画)

-

勅使河原本当に好き

小説読みます


唯一指摘するとしたら、新しい顔を手に入れたシーンは医者目線じゃなくて本人目線で、観客が1番感情移入するカット割を選択して欲しかった。

タルコフスキー好きの武満
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

-

自然の二面性を受け入れる事=バランス
自然界の与える面だけを見る事=冒険志向
自然界の奪う面だけを見る事=安全志向

《タラ》バランス

《モアナ》バランス→安全志向→バランス
海の気まぐれさにやがて
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

-

2001年宇宙の旅、Shairak、怒りのデスロードからの影響

《バービー》安全志向→バランス
現在既に手にするフェミニズム社会が崩壊し安息地を失う未来の到来を前に、安全志向的行動に走り防壁を固める
>>続きを読む

ブラックベリー(2023年製作の映画)

-

《ジム》冒険志向
カナダから実際の自分の実力よりも背伸びして(資金力で?)はるばるハーバードに入学した結果、天才たちとの能力の差に苦杯を喫した過去をもつジム。
それ以来オタク気質な人間への嫉妬と嫌悪を
>>続きを読む

肉弾(1968年製作の映画)

3.0

ナレーターやっぱ寺田農じゃなくて仲代達也だったか


なっが!

ニューシネマのように低予算を活かすわけでもなく、画や芝居で見せるわけでもなく、ひたすら言葉頼りで主張し続けるというクドさ、説得力ではな
>>続きを読む

吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)

-

岡本組いつものオールスター
坂本九にあの語り部老婆役やらせる喜八(笑)

ラスト唐突な『隠し砦の三悪人』オマージュ

萬次郎役柳俊太郎×津田寛治みたいな顔してるなぁと思ったら平成ジャンプ中島裕翔に1番
>>続きを読む