思いのほかわかりやすかった。衣装が素敵。芸術性がめちゃくちゃ高いブラックコメディ。
大学と金持ちのお屋敷も閉鎖的で陰湿。映画の空気感もしかり。
しかし、主人公の変貌が唐突すぎる気がしてイマイチのりきれなかった。バリー・コーガンの怪演はもちろん(?)好きだけれども。
話が面白いかというと微妙だが。どうにも頭から離れない。ラスト唐突に流れるいかにも90sのヘロヘロな曲でとどめを刺される。
夫婦の物語として秀逸でした。
デニーロもディカプももうちょっと若い人が良いのではと思ったり。
長回しとズームアップの群像劇。
存在感の薄い主人公と何考えてるのかよくわからないけど無駄に出番の多いその奥さん。タイトルの事件に至るまでが長い。
あと、ずんどこ音楽はいらない。
いろいろ問題はあれどアメリカという国の包容力みたいなのを感じた。
わたしを見つめるあなたを見つめるのが好き、みたいなセリフ。
ヴィッキー・クリープスはいつだって良い。
1章が終わったときにこれ1章が1番面白いやつかもと思ったら案の定そのパターンであった。その他の章がつまらなかったわけではないんだけど。。。
小ネタ盛り沢山で知識が足りていないけれど、、、風刺が効いてて面白い。なんなら男の人に見てほしい。
ウィル・フェレル軍団にフリーバッグに出てくる前歯の人(?)がいるのを発見して、おっ!ってなった。
自分が理解不足なのかもしれない。。。
これから本格的に物語が始まるのでは、ってところで終わってしまった。ドライブ・マイ・カーの冒頭だけ見たような印象。
旦那の気持ち悪さはすごかった。
何をしたいのか何処にいくのかグダグダなようでそうでもないストーリー。ときどきドキッとするほど決まりまくったショットがある。
フェティシズム。
"手術は新しいセックス"と台詞で言ってしまうのは面白くない。
なぜこんなに長いのか分からない。
初めの方、授業でバッハをちゃんと聞いたことないという学生を罵倒するシーンが強烈だった。
女が酔っ払って何が悪い。いつだって画面の色合いが鮮烈だ。映画といってもアートフィルムのようで、こういうのは1時間くらいでいいかな。
もっと武骨なのを想像していたけれど意外と優しい。タイ・シェリダンがヒロインでした。漂い続ける70sの香りにうっとりする。