ニニさんの映画レビュー・感想・評価

ニニ

ニニ

映画(416)
ドラマ(1)

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

生きていた中で、人生のファンファーレが鳴り響く瞬間。勇気と愛が背中を押して。そんな瞬間があったことがもう、永遠の炎となって、これがあったことが ただ、いいなと思って。

夏の嵐(1954年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

何回観てもヴィスコンティは全然好きじゃないのに、もう4作目になるらしい、いつも最後の方は流し見になってしまうくらいなのに、どうして少し惹かれて全部観てしまうんだろう、それにしてもこれは駄目すぎる、駄目>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ルイーズは歌うようにしゃべる女性だな、フランス映画にまだ慣れていない頃に、フランス語は美しい言語だと気付いたときのことを思い出す。夏よりも冬の深々とした色合いの方が好みなんだろうか、ものすごくずっと色>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロメールを初めて観たのは多分『三重スパイ』?だったかな。だいぶ前だったけど、そのとき感じたことが思い返されてただのフランスらしい映画作品じゃないって思った。文学的で、よくしゃべる。自分が空の状態じゃな>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

心地よすぎて泣いてしまいそう、泣いてしまいそうは大袈裟だと思う、だけど観ていて本当に浮かんだ。「子供はいるか」「いるよ」「どんなだ」「悪くない」「殴っていいか」「俺をか」「ああ」「断る」「だろうな」「>>続きを読む

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

久々にこの感じ観た、無口で淡々と情を受け流してってるの相変わらずパンクで、不思議と丁寧を連想します。アキカウリスマキのモノクロは柔らかい、モノクロとジャズの相性は抜群だけど、サックスが響いたとき、色が>>続きを読む

夏の遊び(1951年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと「夏の喜び」というタイトルと勘違いしていた、軽やかに踊る魂がベルイマンぽくなくてフランスっぽい、わたしが好きなフランス映画がこうだからか。だけど淡々と畳みかけてくる闇が、ぽくて。想いを伝えたくて>>続きを読む

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2度目
かつて、人間は鳥であったと思えてしまうからバレエダンサーが好きなんだろうなわたしは

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

2度目
気狂いピエロを初めて観たときが、ゴダールの初めてだった 全然理解できず、最後まで観るのが苦痛に感じた気がする。それが2度目、3度目となると、目を開けていても形がわからなかったシルエットにさわれ
>>続きを読む

さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

コントラストが低くて電子音楽が脳内で鳴り響いてるこのタイプの映画があまり好きじゃない。全体的にトラウマのような。この薄暗さがわたしにもある時期がある。苦しくて好きじゃないけど、最後まで観てしまうから、>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ムーミンのふしぎなごっこ遊びをちょうど読み終えたところだった。几帳面で凝り固まってるお手伝いのミーサと深い傷のようになってしまったピュアな気持ちを持った犬がムーミン一家で一緒に暮らすお話
”この家族は
>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんて純度の高い綺麗な場所だろう、これが現実だなんて。一体誰が食事を用意しているんだと思っていたら、みんなでみんなのご飯を用意しているんだ...男も女も子供だってみんな働いてる、人に優しくすることは人>>続きを読む

アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

色んなアンナがコラージュされたポスタービジュアル、どの瞳も「誰かのものになる気なんてない」、すらも、考えていないほど遠くにいて自由に飛び回ってて 好きを好きと言い嫌いを嫌いと叫ぶ、ように強く感じられて>>続きを読む

マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

赤いマントをひるがえしながら駆けおりる階段 鉄琴みたいな鈍くて冷たい音が跳ねてる、何がどうあろうともペドロアルモドバルが作る世界はドラマチックになってしまうんだな

マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バケットハットがチューリップみたい、黒に白いラインが流れるベーシックな水着に赤いバスタオルを巻くのも、この人すごく自分の体の形を理解してるんだなという服の着方を見ると、服がとかじゃなくてお洒落な人だっ>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

2回目
希望の、かなた、希望の、向こう、大きくてもちっぽけでもこの希望(のぞみ)の先に確かなものがありますように 生きる、あなたにもわたしにもすべての人に ありったけの善意を込めてここに願う

魔術師(1958年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ベルイマンの白と黒は光と影ではなくて、無と闇に感じる、救いでない光、光が当たったナイフの強烈な白といった印象。激しく冷たい。
ベルイマンはとりたててすきではないけど、イメージが焼付くシーンが多い 夏だ
>>続きを読む

愛おしき隣人(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

粘土みたいな世界 青みがかったローズピンクのブーツ
映画を観るとき、音楽を聴くとき、渇望してる穴を埋めるように作品を選んで埋めてもらおうとする。ずっと、何が観たいのかわからなかった、「......北欧
>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大事なのは焦らないこと じっと待っていれば必ず、
ビール飲みまくる 遠慮せずパクパク食べる 一生懸命メルシー体操する加瀬亮 自転車のシーンで流れていたクラシック好きだなと思って調べたら 月と自転車とい
>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

踊れるためのスペースがある部屋に住む
ほんの一瞬だけど、グレーのリブタイツの上から赤いソックスはいてるのが印象に残ったかわいさ

夏をゆく人々(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ひとりじゃ凍えるような時、寂しくないようにそばにいてあげる、ラストの草むらの上を家族で横になってるシーン 肌を巻き毛が風でやさしく走っていって もう寂しくないねと思った。フィルムの粒子が本当に心地いい>>続きを読む

プール(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最近、ああいいなと思える作品に出会った時、この作品を たった1から5の短い世界で良さを表現することがすごく苦しくって、簡単じゃないなと感じることが増えた。星5って、もっとも、簡略的な意を持つ数字じゃな>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

不良も流血も苦手なのになんでどうしてこんな映画観てるの...と途中思ったけど最後まで観てよかった、いつも手に届かない、これが青春
あれほどただの学ランを着こなしてしまう松田龍平のおどろおどろしい出立ち
>>続きを読む

パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

きちんと普通の生活ができる丁寧さ
加瀬亮がお坊さんのお寺があったら通ってしまうに決まってるのに

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

公開前から絶対に観ようと決めていた作品なのに、もう2年経ってしまっていた 半袖に衣替えしたら、それとそんな気分の日に 観ようと思ってずっと躱して夏を待っていた、そんな日が今日だった。
どうすれば、この
>>続きを読む

それから(1985年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

グラスに注がれたビールが刺さるほどの熱い夕日に照らされてるところを観た瞬間から わたしはこの映画がすきだと確信した。風通しのいい豪勢な日本家屋 落ち着いた言葉 若葉色の日傘 真夏 バナナの房が机上の中>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

”芸術の創造に許可が必要か?”
いいな 自分の芸術の渦の真ん中で伸び伸び生きる人生 毎日自分の心に向き合って ”どうする?” ”...バチンっと行ってみたい気分” ”じゃあ今日はそうやって、転がってみ
>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

途中まで観てやめた気がします

映画 日本刀〜刀剣の世界〜(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

意外と観れてしまった、わたしやっぱり日本史がすきな方かもしれない。最近特に日本画がすき。だけど日本画を見たり 勉強したりしても、これが日本人の過去だなんてずっと信じられない だからこんなに興味持ってし>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

たまに、女子高校生に戻りたくなるときがある いつでも、男子高校生にもなってみたかったと思うし 服ずるずる着てくだらないこと言って鳥みたいな少年になってみたかったと思うんだ 菅田くんのふにゃふにゃしたか>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シネマスコープ
多分3度目
愛が過ぎる、おふざけが過ぎる

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

シネマスコープ
気持ちがまとまらない
その流れに身を任せたら息を止めてしまうようなエンドクレジットの暗転、どうすることが一番よかったのだろうなと考えていたら泣けてきた
わからない、わからないでいる
>>続きを読む

ニューオリンズ(1947年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

わたしはあらゆる楽器を知っているわけじゃないけど、金管楽器は生涯でトップに入るくらいすきだって言える気がするわ 威厳があって突き抜けてる、そのくせ広がった音には涙の夕暮れが現れる
ジャズは悲しい時すら
>>続きを読む

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2度目
どうしようもないほど日常の音、"丁寧 に制作されたことを 始めから最後まで感じる" と再び思う

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シネマスコープ
傲慢で頑固で自分は常にベストだっていう激しさ、努力は絶対報われると思っている気持ちが強すぎて得られなかった時の受け入れられない固さ、ストイックでプライドが捨てられなくて。客観視されて教
>>続きを読む

>|