まさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

『フランシス・ハ』の主人公はもう大人なのにバタバタ足掻く…だったけど、
こちらはティーンエイジャーの痛々しさと懸命さと精細さがチャーミングに描かれている作品。
若い時は若い時でやらかしている。

とは
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.6

久しぶりに金ローで鑑賞。
やっぱりよい。

ジブリ飯ってなんであんなに美味しそうなんだ。
大人になればなるほど、ますますドーラが最高な女に見える。

本当、宮崎駿はオバケだと思う。
ストーリー、キャラ
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何者(2016年製作の映画)

3.3

再鑑賞。

就活云々以前に、全員嫌なやつ過ぎる。
一見いい子だけどめっちゃ綺麗事言うタイプの嫌なやつとか。
全員頑張ってるし、でも全員痛々しいし、なんでそんな仲悪そうなのに一緒にいるんだよw
というブ
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.7

大人のためのジブリ。
結局続編は描かれるのか否か。

街の上で(2019年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ面白かった。
流行りのエモい系恋愛映画かと思っていたら全然違った!

名セリフとかでなく
間や、「え?」「あ」「うん」といったリアクションでずっと笑える。
永遠ニヤニヤぐふぐふしていた。
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.8

悲しいシーンでも、必要以上にワーッて泣いたりしないのがリアルでとても良かった。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ面白かった。
トピックてんこ盛りなのにごちゃごちゃしてなくて緻密なのは、自伝だからかな。

何者かになりたい人、なりたかった人。その焦燥と羨望を最高のエンターテイメントに凝縮してくれている
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

長いなあと感じてしまった。

手持ちカメラのブレで、日常を覗いてほしいのかと思いきや、
いきなり自分たち以外の人は時が止まるというファンタジー的演出。

見方がよくわからなかった。
その不安定さも主人
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魚座どうし(2020年製作の映画)

4.2

たった一言のセリフが全て鋭利。
監督は学校生活での痛みを全部リアルに覚えているのかな。
他の作品も観たい。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

演技と撮影が素敵でした。
染谷将太、観てしまう…。
隙がない。

プラハ!(2001年製作の映画)

3.7

再鑑賞。

ポップなミュージカル映画。
クオリティとしては『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』よりはややチープ。
ただそこのおもちゃ感も面白い。

あと嫌なキャラクターたちもどこか憎め
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

4.6

再鑑賞。

美しさとえげつなさが境界がわらかなくなるほど混ざっている。

大自然の中の映像に差し込まれる人工的な表現にいい違和感を感じながら、そのちぐはぐさや相反するものの同居に前向きに気持ち悪くなる
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カレンダー・ガールズ(2003年製作の映画)

4.4

再鑑賞。
とにかくキュートでチャーミング。
パワフルどころの話ではない。

実話を元にしていて、自分たちのヌードカレンダーを何十万部も売って白血病基金に貢献した人たちが実際にいるっていうのがもう。
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前半までなら4.0でした。
泣きはしなかったけど、目に涙が溜まるようなグッとくるセリフやシーンはいくつかあった。

久しぶりに魅力的な敵キャラやちょい出の味方キャラが豊富だった!!
でもほんと一瞬なの
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.1

「映画にする意味」のある、挑戦的な作品が邦画にもあったんだ、とますそこに感動する。

生温い感動ポルノなんて吹き飛ぶくらい強烈に鮮烈に抉り出していた。

和田光沙さんがとにかく身体張っている。
張って
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ヘイリー・ベネットが色気のある大人の女性にも無垢な少女にも見えて、その不安定な揺れがまた役とマッチしていて素敵だった。

突飛な設定のスリラー…
ではなく、日本女性は特にこういう〝役割〟を押し付けられ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『マイ・マザー』がドンピシャだったのでこちらはそうでもなかったのだけど、受け手(自分)の問題かなと思う。

カイラのご主人の目がめちゃくちゃ怖くて、彼女の家庭内での居姿や娘との関係をもって観たいなと思
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.4

原題『Never Rarely Sometimes Always』

よく、若い女性が赤ちゃんを産んで遺棄したなんて事件がありますよね。
許されないことではあります。
でも何故か、叩かれるのは女性だけ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.9

酷い環境にいると、子供は笑えなくなる。泣けなくなる。
魂をすり潰されていく演技だった。
元となった事件で生き残った子たちが、何とか幸せになっていることを願う。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったので続きも観よう。
でもビフの転落?は少しだけ悲しくなってしまう…

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

舐めてた。
泣いてしまった。

子供の頃は何だか怖くて、やっとの鑑賞。
子役の演技が素晴らしすぎた。
あとワンコの演技も良かった。可愛い。

監督が両親の離婚後に作った空想上の友人がコンセプトとのこと
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.0

いろいろな〝闘い〟を描いた作品。
家族間、ライバル店、経営者同士、恋人兼シェフ同士、人種差別、料理界のトップでの闘い…
テーマてんこ盛りなのに綺麗にまとまっていた。綺麗過ぎるというのはあるけど、料理も
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苺とチョコレート(1993年製作の映画)

3.8

自分の教養のなさがこの映画の良さを半減させている。
それでも良かった。

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.5

アニメーション入るの面白かったな。
結局どの結末が真実なのだろうか。
主人公の真っ赤な髪がかわいか。

フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.9

繋ぎが雑に感じるところがあるけど、
話も構成も面白かった。
じんわり元気になれる映画。

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.8

中田青渚と小室ぺいが圧倒的でした。
何だろう、全体としては映画的なたどたどしさや荒さは感じるのだけど、でも良かった。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

面白かった。
マッド・デイモンもベン・アフレックもこの脚本書いた時めっちゃ若いじゃん…。すげえ…。

天才とは天と地の差があれど、一般人にも語りかけてくるものが多い。
岐路に立たされている時に観たい映
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.7

シーンの切り取り方、手元の映し方、ブレ、逆光、超寄り、からの超引き。
構図がめちゃくちゃ面白く、目まぐるしく変わるのに酔わない。
計算と本能、どっちで思いつくんだろう。
どっちもだろうけど。

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.8

再鑑賞。
何度観ても面白い最高のエンターテイメント。
当時はジェンダーバイアスが今よりも強くかかってて、男女関係なく好きなことやればいいじゃん!とは程遠かったのだなあ。
それでも当時を踏まえた面白さと
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たまたま(2011年製作の映画)

3.7

再鑑賞。
とてつもなく衣装が可愛い。
ドツボです。
柔らかな蒼井優ちゃんを拝める作品。
セリフの少ないファンタジー。

シガーロスを好きになるきっかけをくれた映画。

ジェリーフィッシュ(2007年製作の映画)

3.7

静かで映像美が素敵な映画でした。
謎の女の子役の子めちゃくちゃ可愛くてもっと観たかったけど今は出てないのかな。
ミシェル・ゴンドリーの世界観が好きな人は好きかも。
何が起きるというわけでもない抑えた演
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

色彩、対比、アニメーション
グラフィックはもう完璧。
流石のウェス・アンダーソンワールド。 
ちょい出演の俳優まで豪華。

ただ何だろう。
編集長の人生をもっと観たかったな。
オムニバス形式も面白かっ
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

メインビジュアルの女性が主人公かな、と思っていたら全然違った笑
こういう話だって全く予想出来なかったからその裏切りが面白かった。

全編セリフなし!
風景の切り取りやカラーグレーディングが美しくて、ロ
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