やり過ぎなアクションと皮肉。
カロリー高過ぎる。
たのしかったす
メチャクチャ名作みたいな扱いをされているが、蓋を開けてみれば超純粋にスティーヴンキングでしかなかった!
いや悪くは無いと思うが、勧善懲悪のカッチリとした物語の進行をするキングの原作を、上手に映像化した>>続きを読む
作品全体にはちょっとトランス的な雰囲気と、色彩に満ちている。
その一見支離滅裂な各々の作品内には、ベースノイズの様に、一貫したテーマが垣間見える。
本当に純粋に夢を映画にしたような魅力があった。
「先生」という人物をひたすらに描く。
先生は作り手の思想を代弁しており。
個人的にそういう映画の一形式の存在に気づかされた。
あからさまな死等によってピリオドを打つのではなく、夢で映画が終わることに、>>続きを読む
SFにおける名作として名高いが、シリアスとコメディの配分が混沌としており、結果的に「ディストピアである」という印象は弱い。重要なのはラストのみであるから、『1984』読めば良いじゃん。
とおもってしま>>続きを読む
微妙に肩透かし感が有る。
芸術はおまけで、重要なのは奥さんの存在である。
現代アートが雰囲気はやバイブスでは決して無いものであることは当たり前だけど、誠実に描写しているのは良い。
ポロックとか初期現代>>続きを読む
各国に対するステレオタイプや、進行の強引さ(バタフライエフェクトを成立させる為に登場人物にバカが多い)等は確かに気になる。
しかし、第一世界と第三世界ということに関係なく循環し、蔓延する実態の無い悲し>>続きを読む
圧倒的なパワー。
設定とかはガッチガチかもしれないけど、主題の明確さからそんなことは問題にならない。
山とか赤色とか光とか、それらのモチーフとシリアスに成りすぎないテンション。
宮沢りえが演じる母の存>>続きを読む
ちょっと漫画っぽいけど、カルトらしい圧倒的な盛り上がりの熱量、と思いきやそれを俯瞰してるような涼しさっていうか温さが良い。
イカれたテンションだけど、思いつきに過ぎないような…
このレビューはネタバレを含みます
映画を通して、アメリカ的資本主義批判とそれに対する共産主義的な、皆が救われる精神の敗北を
幕が閉じて終わり、エンドロールでは現実に戻されるミュージカルの物語に託して物語っている。
そんな絶望を存分に提>>続きを読む
かなり前半悲しすぎるけど、(画面も含めて)美しすぎる。
メチャクチャ扱いづらいトピックでありながら、それに対する過剰さは一切無く、当然のように優れた映画でした。
設定とかはぼちぼち面白く設定してるが、ウエイトはアクションにあり、アクションで散々盛り上げた後に、このラストとは…
しっくり来ませんでした。
流石に酷すぎました。
やりたいことは沢山有ることが伝わってくるが、都合の良さはともかく、回収されない、解決されない要素が有りすぎる。
何よりも全て唐突過ぎるし、ほとんど納得できない。
今敏が、結局は描>>続きを読む
1の時点ではまぁ確かにセックスの話をしているのだが、ただ支離滅裂にポルノのような映像を見せられるわけでは無く、非常に冷静に物語られる。
所々挿入される少しチープなイメージ映像や記号を用いた演出も、その>>続きを読む
ミンジュ、とは民主主義という意味をもつらしい。
まぁそのことをしらなくても、映画は事件の真相云々ではなく、現代の韓国のメタファーとして描かれていることが解る(と思う)し、それを踏まえて構造も明確だし面>>続きを読む
石井監督の映画では、馬鹿馬鹿しさと、真理のようなものが同じように扱われていて、その面白さと空気感を心地良いと俺は思います。
この世に蔓延する男性的な女性に対する視線の中で、それによって女性そのもの、女性の表現は成立させることが困難であり、ましてやポルノにおいて女性が自身を表現することなんて出来やしない、ということでしょうか>>続きを読む