恐怖に耐えられないかもしれないと躊躇ってるうちに20年くらい経っていて、満を辞して観賞。
こわおもしろすぎた。
生きてるうちに観て良かった。
まりことよしおのリアルさ。
まさかそんなこと、と思うけど、現実に転がっている事態なのかもしれない。
貧すれば鈍する、鈍すればさらに貧する。
極限まで飢えてしまったら、売れるものはなんでも売ってしまうか>>続きを読む
騙されやすいタイプなので、全てにまんまと騙されました。
騙された方が楽しめる。
ダー子さんもランさんも美しい。
出発前はどうなることかと思った。
それぞれ相手にないものを持っていて、根っこの思いやりは共通だったから、お互いに素晴らしい変化を遂げたのかもしれない。
おいしいフライドチキン食べたくなりました。
ベースに愛情のある家族で、そうでなければなかなかあんな風に見守れないだろう。
そういう意味では綺麗すぎる、理想的すぎる面もあったけど、一つの家族のお話としては良かった。
善悪の価値観がぐらぐらする。
各々弱さや偏りがあって、決して穏やかではないけど縁を切らなかった家族。
やけに明るい会社の人々。
何度か挟まれた性的な描写、理屈じゃない欲動って感じで良かったです。
外に出ちゃってるところ以外はリアリティがありました。
小林聡美さん演じる看護師さんの安定感がすごく良かったです。
このレビューはネタバレを含みます
時間をかけた二人の想いがまっすぐだっただけに、第三者からの嫉妬に基づいた横槍で簡単に離れすぎだろうと違和感を抱いてしまいました。
が、あの場面で相手を問い詰めたりしない二人だったから、離れてしまったん>>続きを読む
犬飼い仲間はお互いの名前を知らない。
職業も家族構成も知らない。
なのに何とも言えない仲間感が芽生える。
ドラマからの続編で、ドラマを全部見ていたのに(見ていたからこそ?)あたるパパの働く姿に驚き。
恋に心を全振りできるのは、ある意味才能だ。
苦しさも伴うだろうけど。
矢印がいろんなところを向いてて、それもリアリティがあって好きです。
みんなそれぞれに魅力的。
犬はくよくよしない、根に持たない、怒ることもあるけど、すぐ忘れる。
人間のベストパートナー、犬。
犬の寿命の方がずっと短いのが寂しいけど、飼い主に先立たれて犬が途方にくれるよりはいい。
何回も観ている映画。
パピーウォーカー時代の香川さん寺島さん夫婦が良いし、老いたクイールに寄り添う香川さん寺島さん夫婦はもっと良い。
盲導犬訓練士の椎名桔平さんも良い。
何よりクイールのキャラクター>>続きを読む
鈍さゆえ、まず傷を負ったことを気付くのに時間がかかり、傷の手当てにも治癒にも時間がかかったように見えた。
生きている限り、どんなにスローでも前に進んでいく。
極限状態では本性が曝け出されるのですね。
まさに吊り橋理論が適用される状況なのに全く恋心を抱かないほど魅力のない男性でした。
雪山怖い。絶対近付かない。
引っ越し屋さんもグーグルもない時代に藩ごと引っ越す大変さ。
足腰を鍛え、断捨離して、リストラもしていざ引っ越し。
映画ではすごく楽しそうな道中だったけど、実際はどうだったのだろう。
このレビューはネタバレを含みます
そんな大事なことをカミングアウトせずにあれだけ深い仲になれるもの?
付き合っていくうちに、どっかで話すんじゃないの?
と思ったら、なんとも言えないモヤモヤを残してしまいました。
笑いすぎて泣きました。
全員好きだ。
特にまろと蝶子さんが好きだ。
続編、期待しています。
家でわがまま言って何が悪いの。
ほんとだよなぁ。
障害があっても見たいもの食べたいもの、したいことがあって当たり前なわけで。
それを我慢して生きていく窮屈さを思ったら、泣きたくなりました。
集まった人たちは人と関わる意欲がある。
そもそも死にたくなかったから、実行しない方へしない方へと舵を切ったのかと。
テーマの割に軽かった(良くも悪くも)
設定やセリフの細かいところにフォーカスしてしまうと甘酸っぱすぎて過呼吸になりそうだけど、画のきれいさと音楽と合わせてまるっと全部で素晴らしい。
馴染みのメンバーに負けず劣らずキャラの立ったフォーキーが加わって、なかなかのてんやわんや感に。
子ども第一の勤勉なウッディがあの決断。
これからのウッディが気になるので、続編観たい。
年々鮮やかさを増すポケモン映画。
ミュウツーのつるつる感もピカチュウのふさふさ感も楽しめました。
前作までと比べてややテーマが難しくて、子どもたちに伝わるかなという心配。
絶妙にバランスの取れた現代っ子家族。
あの大規模停電を生き抜く自信は私にはない。
お帽子が取れたことで吹っ切れたお父さん、器用でも強くもなさそうだけど妙な安定感のあるお母さんが好きです。
原作には全く忠実ではないのですが、別物として観れば良さがありました。
最前線の緊迫感と国民の危機感のなさのギャップもリアリティがあったし。
山内圭哉さんがじわじわきました。
言葉ではうまく育めなかった関係を夢がつなぐ。
主人公の部屋の潔癖な白、食肉処理場の衛生的な白に赤、青、緑が映えるきれいな映画でした。
見ていて辛い虐待親ではあるものの、タイジの(作り)笑顔やおいしそうな料理シーン、かわいい部屋に救われた。
あんなに丸く収まるだろうか。
ばあちゃんや友人たちに恵まれて救われる経験をしていたから、収め>>続きを読む
科学の力で踏み出した計画ではあったけど、約束や愛が大事な局面を動かした。
どんな場面でも悪いやつは悪いし、そういうやつほどしぶといのは世界共通。
のらりくらり生きていた「僕」がのらりくらりしなかった瞬間。
その先は、またのらりくらり生きていくような気がしました。
見ていられないくらい不器用。
でも不誠実ではない。
本谷有希子さんの描く人たちはどこか可愛げがあって、アクを取らずに社会を煮詰めたような空気感が良かった。
書を捨てよ町へ出ようの実践編。恋は知能ではなく感情でするものなんだろうな。キャリーがとってもキュート。