ヒラタさんの映画レビュー・感想・評価

ヒラタ

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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.7

記憶の中で生きること。
「直接触れ合えることのできないもの」への魂の触れ合いのような何かを感じました。
上手く言語化できませんが…。
映像美はもちろん、
何より劇中に流れる映画音楽の数々が素晴らしかっ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

ジャパニーズホラーかと思いきや…SF的な展開があり、そこはジャパニーズホラーを貫き通す工夫が欲しかったと感じた。そして玉城ティナさんは可愛いかった。

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.7

キャスト等特に前情報なく鑑賞。エンドロール時に見知らぬキャストの名を見てただただ驚いた。小栗旬の体を張った演技も見応えがあった。サスペンスホラー的な要素があり面白い作品でした。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.2

サイコホラー。ただただ気味が悪い。鑑賞後、無性にキラキラした作品を見たくなった。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

最高にファンキーなスパイアクション映画!素晴らしいアクションの数々、軽いジョークを挟みつつもややシリアスめな展開からストーリー終盤への盛り上がり!音楽、アクション(ダンス)含めとてもファンキーな出来で>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

サイコスリラーの金字塔ということで視聴しました。アンソニーホプキンスの怪演が留まるところを知りません。心の原風景にするりと入ってくるかのような、全てを見透かすような目がとても恐ろしく感じました。蛾は気>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.7

時には傷つき立ち止まりながらも支え合い、認め合いながら、「これまで」と「今」を認め前向きに生きていく人たちの物語。人生を左右するような賭事には賛成できないけど、チャーミングな登場人物の多いハッピーな作>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

素晴らしい音楽の数々、素敵でした。物語は至ってシンプルなものだけれど、それはそれでありなのかなと…。物語がシンプルな分、ミュージカル映画としての側面に集中できた感じがします。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.8

この歴史的大作を、映画館の大きな画面で鑑賞したという点に大きな満足感を得た。作品自体の感想ではないが、一エンターメント作品の枠を超えた当作品を、リアルタイムで鑑賞できたことに感謝。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

人はマイノリティや自分とは異なるものを否定し、自身の正当性を確保したがる。でも、人は人でしかない。1対1の関係性において、マイノリティであるかないかは関係ない。目の前にいるその人を見つめ、自分が何を思>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.9

某スパイ映画で一目惚れしたレア セドゥが出演しているとのことでローグネーションに続き鑑賞。イーサンハントの無防備とも言えるアクションの数々と、時間に追われるドキドキ感の凄い作品だった。またイーサンの過>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.7

MIシリーズ初鑑賞!圧巻のアクションシーンの数々!あまり時間のない中での鑑賞だったのでもう一度いずれかのタイミングで見ようとは思う…。しかし特典映像のアクションシーンの回想など、非常に面白い内容になっ>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

以前から気になっていた本作を遂に鑑賞。冒頭の涅槃経の「無間地獄」の引用から始まり、ラストを締めくくる仏陀の、「長寿は無間地獄 最大の苦しみなり」という引用。長寿の良し悪しではなく、人の生きる道に苦しみ>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.2

実話を元にした物語。親は常に子を思い、子はその思いを受け止めきれない。どこにでもある普遍的なテーマ。私は幾度となく息子と衝突する父の気持ちに深い共感を得た。他方で、心の声を聞きなさいという先生の言葉に>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

どうしようもない理不尽を押し付けられた主人公の劣等感との葛藤を描いたヒューマンドラマ。SFとして括られることが多いが、物語の主軸はそれとは異なるもの。可能性の閉ざされた世界で、可能性を求め続けた先にヴ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

「抑圧からの解放」が第一印象。涙流るる、系の感動モノではないが、静かに灯す希望の光を辿る物語であった。何が良いか、何が悪いか、ではない。純粋に楽しめた素晴らしい作品。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.9

ダニエルボンドはこれで最後かな、と。ほぼ、ダニエルボンドしか知らない自分ではあるが、これまでの007ファンに向けた最終章的詰め合わせパックのようにも感じた。ここでは敢えて内容面の是非については語らない>>続きを読む

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.5

気楽に見れて面白い映画。どこの世界にも最低な上司っているのね。何も考えずに見れるドタバタおバカコメディ。どこかハングオーバーの香り漂う雰囲気が良かった。さすがにやりすぎだけどね笑

デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」(2015年製作の映画)

3.8

非常に面白かった。各所に散りばめられた旧作オマージュとも言えるセリフの数々。15周年作品ということだが、また大きな画面でデジモン達が動く姿を見ることができ、ただひたすら感動である。(ここまで生きてきて>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

頑張ろうという前向きな気持ちになる作品。周囲に何と言われようが、自分が決めた目標に向けて邁進する。その姿勢が周囲を巻き込み、自分自身の心が折れかかった時の支えになる。なりたい自分を公言し、行動に移すこ>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.5

シンデレラ実写版。メイキング映像を見、撮影にかなりお金をかけてそうだな〜と。さすがディズニーの超一流プリンセス。物語としては、”シンデレラ”のストーリーそのもの。個人的に、自分自身の嗜好性を再確認させ>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

ロバートデニーロの好演が光る作品。泣いてばかりのアンハサウェイが印象的。メッセージ性の云々ではなく、燦々と輝くデニーロの包容力を浴びる作品。デニーロからは、まるで植物の成長を促す春の太陽のような温かさ>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

久しぶりの007鑑賞。ダークナイトなどのダークヒーロー作品に通じる何かを感じさせる作品であったが、一方でやはりアクションありきの作品なのかな、という印象も。主人公ボンドの内面的葛藤が描かれるかと思いき>>続きを読む

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

3.7

1970年代にウガンダで独裁政権を築いたアミン政権期の内情を描いた作品。物語の印象としては、血と戦闘に染まったアフリカ大陸、というもの。アフリカ大陸での内戦の悲惨さ、泥沼っぷりがこれでもかというほど伝>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.8

ビフォアシリーズ3部作目にして最終章。前作からの2人の掛け合いスタイルはそのまま踏襲される形で、2人以外の登場人物のセリフがこれまで以上に多く見られ、前作品からの変化を感じた。また、時間の経過と共に現>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

読み聞かせの回顧録。英題はthe notebook.内容はそのタイトル通りで、ノートに綴られた日記を読み聞かせるという方法で物語が進む。ラブストーリーとして美しい物語ではあるが、主人公の自らアクション>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

前作から9年後、再会の物語。現実的な時間の経過が投影されており、リアルな9年間を感じることができた。9年の間に2人はそれぞれの時間を過ごし、それぞれの人生を生きていたわけだが、それでも変わらない2人の>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

タイトル通り、出会いから夜明けまでの一晩の出会いの物語。ウィーン市街を歩きながら話しているだけの物語なのに、この気持ちの高揚感は何だろう。"素敵"の一言で片付けてしまうには余りにもありきたりな表現だろ>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

抑圧された環境下で溢れ出る情熱は、眩い光そのもの。隠そうとも隠しきれないそれには、大人になるにつれ我々が見失っていく"心の声"が凝縮されているように思う。数多くの名台詞が散りばめられた魅力的な作品。中>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.3

個人的にはノーランバットマンの中で、この3部作目の本作品が至高の出来だと感じる。本タイトルのRISEの意味するものとは?登る?日が昇る?陽の目を見る?etc.ベインとの最後の戦闘シーンは、バットマンの>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.6

仕事終わりに見るにはちと細かすぎる作品でした。ゆったりリラックスしながら見る映画ではないかなーと。他の方のコメントにもあるように、多少の事前知識が必要な作品かなと思いました。

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.9

ファントムの孤独、哀れなまでに歪んだ愛情の末路は如何に。初めてのミュージカル映画だったが、是非劇場で生鑑賞したいものだと思わせる作品だった。劇中で歌われる数々の楽曲は素晴らしいものばかりで、そのすべて>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

ディカプリオにハマり鑑賞。噂通りのゲスっぷりに驚愕。成金はいいけど、皆命を燃やしてる感が半端ない。何においても中庸がいいのかなと思ってしまう作品。いくらお金があっても全く羨ましいと思えない、ある意味面>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

テーマが深淵すぎて見るに耐えない。よくここまでの作品をノーラン監督は世に送り出してくれたとただただ驚くばかりである。"ダークナイト"の意味するものは果たしてどのようなものなのか。鑑賞前と鑑賞後で異なる>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

ブルースウェインがバットマンになるまでの物語。ボンボンの坊ちゃんが如何にして屈強な肉体と鋼の精神を得たかが描かれている。渡辺謙出演のシーンは珍しくスピリチュアルな雰囲気で、雲行きを怪しくしたが、そこ以>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

考えさせられる作品。副題である”旅立ち"は物語の根幹をわかりやすく表現している。自分に人生の師と呼べる人はいるだろうか。親友と呼べる友人はいるだろうか。本音を突き合わせて、相手の事だけを思える存在はい>>続きを読む

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