どこまで現実で、どこから空想なのか分からない。ただ、ターが狂っていく過程のみがはっきりと分かる。
韓国が民主主義を勝ち取った過程。
そりゃ日本より民主主義大事にするわな
このレビューはネタバレを含みます
杉咲花の演技が圧巻
市子の母親も見つけられない警察の動きに疑問
病気や性加害を記号のように扱っていて違和感
筋ジスの妹の月子に障害者福祉担当が付いているということは、月子の代わりに市子が学校に通うこと>>続きを読む
ストーリー自体はやや冗長な面も否めないが、大スペクタルな戦争シーンから細部の演出まで、全てを丁寧に作った良作。
ナポレオンとジョゼフィーヌが結婚する際には異なるペンで署名していた→ジョゼフィーヌはナ>>続きを読む
塹壕戦→会話劇という、異なる2ジャンルを上手くまとめ上げている。戦争による死の中でも、敵から殺されたのではなく味方に殺される点に着目しているのが出色。罪のない3人が殺されるところに戦争の不条理さが浮か>>続きを読む
純文学的な、とても素晴らしい映画。
孤独な父娘が再び父と娘の形を取り戻す。
娘はもちろん、父も完璧ではない。
フー・ファイターズでポールダンスはおもろい
孤独とは。
愛が上から下に流れていくため、高台にある主人公の男性の家には愛は溜まらない。愛を見つけた者から高台を下りていき、孤独な男性だけが家に残る。
マイノリティvsマジョリティの構図。
よくある構図ではあるが、理解できない側の葛藤を丁寧に描いていることがこの映画の肝だと感じた。
新垣結衣の目力が素晴らしい。特に、田舎で一人で誰にも理解されずに>>続きを読む
ネイティブアメリカンの女性は聡明そうなのに、なぜ自身の金見当ての男性と結婚したのだろう。
中華民国→日本統治→国民党→中国共産党→文革という、波乱づくしの中国の中で京劇のスター役者が苦しむ話。
語っているテーマが壮大過ぎて感想が難しい。
下手に役者に寄るショットも少なく、脚本も緻密に計算>>続きを読む
映画撮影が禁止されているイランで、トルコとイランの国境の町で映画を撮ることによって辛うじてイラン映画の歴史が繋がっているのだとすれば、とても切ない。国境の村のしきたりと因習によって表面的に平穏な人間関>>続きを読む
喜怒哀楽4つの感情がそれぞれ抜けている兄妹のエピソードをオムニバス形式で描く。
映画として良く出来ているのは『喜』の感情がない長男で、言葉そのものへの価値を問いかけている。ただ、個人的に最もぶっ飛ん>>続きを読む
インドにおける家父長制は女性にとって厳しい状況にあり、実際に自分が5年前にインド旅行した際も公共交通機関以外で女性が働いている姿を見かけなかった。このような中で女性の、しかもダリット出身の記者が一定の>>続きを読む
映画と言うより映像を用いた絵本とでも言うべき作品。話者の位置や状況によって、音声を遠くさせたりくぐもらせたりする小技が光っていた。
映画としての描写は好みでは無かったが、扱ったテーマの鋭さ、また行商人=日本人なので殺してはいけないというロジックそのものがおかしいことも指摘しており、とても良かった。
自分がこの村の一員だった場合、>>続きを読む
男性社会の解体による男女差別の解消がテーマとして明確だが、あくまとして娯楽映画を貫き通し、説教臭さを廃していた。バービーという元々の取っつきやすさに加え、この娯楽性によって射程が広がり、フェミニズムに>>続きを読む
カニバリズムの話だが、根本的にはマイノリティの孤独を描いている。サリーのように孤独を拗らせて狂っていく中年男性へのケアにも光が当たってほしい。
美しい映画
女性の自立≒台湾の自立?
逆光
人の目を気にしないこと
咀嚼出来た気にすらならない、何度見ても、どんなタイミングで見ても異なった捉え方が出来そう
鶏を〆るシーンや牛の出産のシーンを適当にごまかさずに真正面から撮影していた点がとても良い。
若干、主人公にオジサンの理想を投影させ過ぎている嫌いはあるが、魅力的に撮られている。中島歩の少し情けないイ>>続きを読む
大学生活を京都で過ごした自分にとって、完全に"刺さる"映画だった。大学生の頃に考えていた、男性であるが故の加害性への意識や、『社会はそういうもの』という感覚への抗いに対して、社会人として生活していく中>>続きを読む
映している物の対比(車の中vs大自然、ロバvsゴミ捨て場の巨大な機械)が上手い。
ロバの演技すごい。
序盤のテープカットシーンでは、ジョージ・オーウェルの動物農場を想起させられた。
福山雅治のナチュラルモラハラ感の表し方が上手い。子役の演技指導はさすが是枝作品。
今のサニーデイのライブバンド感の成り立ちが何となく分かった。ただ、再結成前の話よりも、丸山さん死後の今をよりフォーカスしてほしかった。