おとなさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

おとな

おとな

映画(358)
ドラマ(0)
アニメ(0)

鬼畜(1978年製作の映画)

3.9

直前に『復讐するは我にあり』を見たもので、緒形拳の演技の幅の広さに脱帽。
鬼神のような殺人鬼と打って変わって、今度は気の弱い男の役だった。

とにかく3人の子供たちが不憫だった。
親の勝手な都合に振り
>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.0

この映画はおっぱいとはこういうものだったのか、と教えてくれた。
女の私でも見惚れるほどだった。

大した動機もなく人を殺し続け、正体を偽り女を抱く主人公。
救いようがないクズ。
クリスチャンの父の偽善
>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.3

何度見返しても良い!
やさしさに包まれたなら〜〜

ジジが可愛くてたまらん、ジブリのなかで一番好きな動物キャラクター。
これは譲れません!

クロアチアをイメージした綺麗な風景と、空を飛んでいる時の疾
>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.2

ジブリ作品で唯一、主人公を好きになれなかった作品。
周りの人間と打ち解けられずにいる杏奈。
自己嫌悪で押し潰されそうな彼女の姿がつらい。
ジブリらしくないリアルな人間関係が新鮮だったけれども、ハマらな
>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.8

懐かしい。
俳優さんが皆若くてピチピチしてる。

10代の行動力は凄いと思った。何か1つのことに夢中になって取り組めるのは羨ましくて眩しかった。
何より、生徒たちが若くて綺麗な先生に憧れてシンクロを始
>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.5

ティムバートンお決まりのダークファンタジー。

エヴァグリーンが美しすぎて目が離せなかった。あと身体が宙に浮く女の子も可愛らしかった!
CG技術とかは素晴らしかったけど、映像が薄暗くてちょっと物足りな
>>続きを読む

砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.4

法廷劇としては割と良かった。

無言を突き通す被疑者の息子がなぜ犯行に及んだのか、ということに焦点を当てて見ていたため完全に騙された。
全然読めなかった。

真実が、裁判を重ねていくごとに解き明かされ
>>続きを読む

キャットウーマン(2004年製作の映画)

2.3

なんだろ、2時間くらい観ても盛り上がり箇所が見当たらない。
まず設定からして苦手だった。
ダークヒロインという扱いになるんだろうけど、変身して人格が変わったからといって泥棒が許されるわけではないのにヒ
>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.4

レトロな雰囲気。
上を向いて歩こう。

青春時代の甘酸っぱい恋愛にどきっとした。こういう純粋な気持ちが描かれてる恋愛映画は、何でこんなに小恥ずかしいんだろう。照れる。

ただ、あまり海ちゃんに感情移入
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

ハク様の美しさときたら!
もう溜め息ばかりでます。

お気に入りのシーンは、千尋がハクに連れられて橋を渡るところ。
私も思わず息を止めてしまうのだけれど、いつも失敗して途中で吹き出してしまう。

湯婆
>>続きを読む

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.5

ごく普通の家族のお話。

家族の揉め事を覗き見しているような感覚が好きだと思った。
ごちゃごちゃした狭い家のセットも効果的に使われていて、あくまで「普通」のご家庭の話なんだと認識させられる。

笑いあ
>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.2

状況が二転三転していくのが面白い!
会話劇も血がドシャーって感じも健在!
長く感じさせないストーリー展開だった。

デイジーは風貌も言葉遣いも汚いけど、紅一点として良いキャラをしていると思った。タラン
>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

オリジナルを鑑賞していなくても楽しめた。

賞金稼ぎの即席メンバー7人で、悪党から街を救うという内容。
みんな格好良い。銃でバンバン撃つシーンはスカッとする。

うーん、でも簡単に人が集まるし簡単に仕
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.1

何度見ても、このラストに目を覆いたくなる。

七つの大罪に見立てた連続殺人事件は、不条理で残酷なもの。そのイメージが、シトシトと降り続く雨や薄暗い部屋の様子などで効果的に表されていると思った。

この
>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

部屋と世界。
母と息子の新しい門出を心から応援したくなる。

ジャックが初めて部屋から出て世界を見るシーンは、全身がブワッと震える。
実際に閉じ込められたわけでもないのにリアルに感じることができたのは
>>続きを読む

アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

2.8

気の抜けた二人の逃亡劇。

主演二人のゆるりとした関係性と追っ手の全く緊張感のない様子で、のんびりと見れた。とはいえ、中だるみすることもなくテンポも良かった。

ただ、あまり記憶に残るような場面がなか
>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.7

小さい頃からずっと好き。
何度憧れたことか!

受験期の「自分はこれでいいのか」という漠然とした焦りって、多分誰もが一度は経験あると思う。すごく共感できた。

夢を追いかける若い二人がキラキラ眩しくて
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.7

人と人が惹かれ合うのに性別は重要ではない。テレーズやキャロルのように、心に従うことができたなら。

同性愛者がまだ世間から受け入れられていない時代において自分を偽らずに生きると決めたキャロルの強さが、
>>続きを読む

油断大敵(2003年製作の映画)

3.5

ゆるくてあったかい。
大泥棒と泥棒警察の交流に和みます。

柄本明さんが誇り高い泥棒として、良い演技をしていらっしゃいました。
登場するたびにクスっとする。
抜き足差し足。

父ひとり子ひとり、互いを
>>続きを読む

エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.4

ホラーと法廷劇の融合。
この作品、私は好き。

悪魔はいるのか、いないのか。
すごく難しいと思った。悪魔の存在を否定できないし、重い病と精神障害による幻覚症状と捉えることもできる。
"可能性"というワ
>>続きを読む

ギフト(2000年製作の映画)

2.4

豪華キャストなのに勿体ないな、と。
特に、キアヌ・リーブスはどうしてただのチンピラ役なんだ〜〜

超能力に対する期待とか偏見とかがリアルだと感じた。魔女狩りとやらが昔からあるけれど、自分たちと違う者へ
>>続きを読む

ムーン・ウォーカーズ(2015年製作の映画)

2.7

ルパート・グリントはロンのイメージから脱することに少しは成功したのでは?

アポロ計画の裏側で、秘密裏に進められていた"着陸映像の捏造計画"。
これ、発想は凄くいい!
私たち知ってるアポロ計画がもし偽
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.4

二度目!全然覚えてなかった。

ティム・バートンの世界観が全面に押し出されている。
死者たち、特にエミリーが可愛い!

このラストはちょっと悲しいなあ。
エミリーの無念も晴らせたから一応はハッピーエン
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

やっと観に行けました。
もっと早くに見ればよかったと猛烈に後悔しております…,

終戦間近に、広島から呉へお嫁に行ったすずさんの物語。
慣れない土地で一生懸命なすずさんの日常に、少しずつ戦争という非日
>>続きを読む

紀子の食卓(2005年製作の映画)

3.7

ずっと見たいと思っていた作品。
あなたはあなたと関係していますか?

姉妹が「レンタル家族」として他人の家族を演じることにやり甲斐を感じるのは、家庭に自分の居場所を見つけられずに生きてきたからだろう。
>>続きを読む

シャニダールの花(2012年製作の映画)

2.3

いやー難しい!わからん!

一部の女性の胸に咲く花は、きっと心から生まれた産物で重要な何かを伝えようとしている。けれど、私には何のことだかさっぱり理解できなかった。
人間は花に戻ろうとしている??
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

おっさん達の共同生活を覗き見。
はしゃぎまくる姿が可愛い。

南極にいるのに、わりと何でも食べられるもんなんだなと驚いた。もしかしたら我が家よりも豪華な食卓かもしれない…少しショック。
長い間、娯楽が
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

デニーロ若い!
はじめ誰か分からなかった!

タクシードライバーとして無気力に日々を過ごし、いつか自分は大物になる何かをやり遂げる、と信じる主人公の気持ちには何となく共感できる気がした。
非常にダサい
>>続きを読む

ルパン三世 ルパン暗殺指令(1993年製作の映画)

2.4

絵柄がいつものシュッとした感じと違くて、最後まで違和感ありまくりだった…
不二子があんまり可愛くない…

ルパン捜査から外された銭形がルパンと組む本作。珍しく協力し合っている二人の友情が見られるのは嬉
>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.4

なんだこれ…斬新。
要は、やたらめったらセックスするなってこと?

この映画の雰囲気と退廃的なデトロイトの街並みがマッチしてる。
追ってくる"何か"の正体については最後まで謎だったけど、昼中でも同じよ
>>続きを読む

メグ・ライアンの男と女の取扱説明書(2009年製作の映画)

3.1

うん…?邦題おかしくない?
センスがないにも程がある。

旦那の心変わりを止めようと椅子に縛り付ける嫁の必死さがすごい。
オンナは強いな、、いざとなれば何でもするんだ。
一度離れてしまった心を取り戻す
>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

3.7

人殺し女たちの熾烈な争いと敏腕弁護士の強引な裁判劇。

この作品は、当時のシカゴにおける政治腐敗と犯罪に対するモラルを諷刺している。
ブラックユーモアの効いた、ミュージカル映画だった。

この登場人物
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.3

盲目の退役兵士の恐ろしさに、劇場で声が出そうになる程震えた。
家で独りで見たくないから劇場で観て正解だった。

どっちが被害者なのか分からないな。
明らかに追い詰められてるのは主人公ロッキーを含めた強
>>続きを読む

BORUTO NARUTO THE MOVIE(2015年製作の映画)

4.1

初めにこの作品が公開されると聞いた時は、絶対に見るもんかと思ってた。
老けたナルト達を見たくなかったし、作品の質が低かったら耐えられないと思ったから。でも、結果的に見てよかったと思います。

親世代が
>>続きを読む

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.9

二階堂ふみちゃんは、その声とか喋り方、表情の豊かさが素敵だった。
作品によっては嫌いな時もあるんだけど、この作品にはぴったり。

内容は老作家と金魚の恋?なんだけど、ずっと幻想的な雰囲気で鑑賞後もふわ
>>続きを読む

名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵(2016年製作の映画)

3.6

映画ではなくテレビ特別版みたいな。

新一が好きなので、ずっとにやにやしながら楽しく見れた。相変わらずの推理オタクぶりがかっこいい。
コナンになるくだりは「知っとるがな」という部分も多いけれども、とて
>>続きを読む