雑なタイムワープも笑って許せるウディ・アレンの傑作。
いつの時代にも懐古主義者はいるもんだ。
妹の上司は「私の若い頃は」が口癖な典型的なお局らしいが、この作品に出てくる芸術家たちは自分にインスピレー>>続きを読む
社会不適合者ってこういう人のことを言うのか。
パパラッチの撮る刺激的なスクープ映像を求めてしまっている視聴者こそ諸悪の根源、という考えにももちろん至ったが、それよりも何よりも主人公ルーの人物像にかな>>続きを読む
想像以上に吉田羊ッッッ!!!
そりゃご存知の通りビリギャルがデキる塾講と師弟関係みたいなのを築きながら慶應目指す青春サクセスストーリーなんだけど、全編通して吉田羊演じる母親、あーちゃんの存在が泣かせ>>続きを読む
出戻り変態教師がかつての教え子を巻き込みながらローリングストーンするゲス物語。
結構周りで評判良かったけど、イマイチだなと感じたのは当方が女だからなのでしょうか。
何も残らなかったな...。
元教>>続きを読む
あなどっていた...
とんでもなく最高だった...
こんな本気なゾンビ映画が日本で撮れるなんて凄いぞ...
ホロ酔いで深夜の歌舞伎町に迷い込み最前列で観たからかもしれませんが、アドレナリンの分泌量が>>続きを読む
女子高生の多様性。
思春期の傷の多様性。
どの女の子にも背景を持たせていて、キャラクター描写の細かさに驚きました。
自分の存在証明にもがく姿が正に青春。
よそ者馬鹿者若者は新しい風を社内に吹き込める、と新入社員の頃上司に言われたことがありますが、この映画はその新しい風がボストン・グローブにやってくる日から始まります。
ボストンという厳格なカトリック教>>続きを読む
今やこの手のマインドファックムービーがありふれているからこそ目新しさには欠けるが、カイザーソゼという正体不明な人物と容赦ない時間軸のシャッフルでみる者をその謎解きに夢中にさせる。
ミステリーにおいて>>続きを読む
一つ屋根の下、漫画家の卵たちが共に泣き、笑い、もがき苦しみ支え合う姿を暖かく描いたとても美しい作品。
手塚治虫や赤塚不二夫、藤子不二雄らを輩出したトキワ荘。
漫画に青春を捧げる男たちが主人公なんだけ>>続きを読む
結婚45周年を迎える夫婦に訪れた、未だかつてない大ピンチ。
妻と出会う前に、夫には心に決めた女性がいたのだ。
その女性の遺体が見つかったという手紙が届くところからストーリーは始まっていく。
昨年の「>>続きを読む
若尾文子版シンデレラ。
高校を卒業し、父と継母、その子供たちが暮らす東京の家に引き取られた有子。
父と不倫相手の間に生まれた子供ということで、新しい家では娘ではなく女中として扱われ、与えられた部屋は>>続きを読む
イケてる店員がDJしながらフロア(店内)を踊らせるエンパイアレコード。
地方の古いレコード屋だけど、そこで働くエネルギッシュなティーン達はとっても眩しい。
そんなみんなの憩いの場、エンパイアレコードが>>続きを読む
いやマジ分かんないわあ。
って女子のこと、少し分かった気がする。
何だか3年くらい前から私の身の回りに所謂清楚系ビッチが増えてきて、何ならゲイもレズも増えてきて、まぁ皆んな仲良しなんだけど、彼らとち>>続きを読む
主演の演技が酷すぎて出だしから観る気が激減した。
滑舌の悪さがすごい。
映画はというと、分厚い本を読んでるみたいだった。
いきなり恋沙汰が割り込んできて驚いたけど、言葉の選び方とか間の取り方が文学的>>続きを読む
高校生、低予算というところを度外視して映画としてどうだったかというと、ちょっと軸がグラついているように感じた。
何をどう感じて欲しいのかよく分からない上に最後寝た。
脱脱脱脱17に期待です。
アラサー女子が自己肯定出来るまでの日常を切り取った田辺弁慶映画祭グランプリ作品。
近頃の日本映画は半径5メートルの出来事しか描こうとしない、という某映画祭ディレクターの言葉を思い出したけど、正にそん>>続きを読む
惜しげもなく発揮される父性本能にくすぐられる女心よ。
バツイチ子持ちのバリキャリ40女と、結婚詐欺?未遂にあった実家暮らしの24フリーター男子の格差ラブストーリー。
彼女に追いつこうと頑張る男子の>>続きを読む
39にもなって実家に女連れ込んでんじゃねえよカス!!!!!!!
主人公の状況がかなり手っ取り早く理解できる強烈なセリフに早速お口あんぐりで喜ぶ私です。
下衆だね、でも下衆でないと映画なんて撮れない>>続きを読む
60年代ニューヨーク。
職場での男女平等を訴えるフェミニストなバーバラは「恋は邪魔者」という著書を出版し男抜きの人生を提唱する。
恋愛感情を持たないセックスはアリとし、女性の場合その快感はチョコレート>>続きを読む
幼い頃から「プラザホテルでジューンブライド」に憧れてきた親友同士のリヴとエマ。
長年の夢が叶いとうとう恋人からプロポーズされた2人は、一緒に大好きなウェディングプランナーの元へ。
しかしそこでプランナ>>続きを読む
ひっさびさに観た〜
やっぱコレ好きなんだな〜
危うくDVD売りに出すとこだった!笑
ただのラブストーリーじゃないところが最高にポイント高い!
男と女、以外のところまでちゃんとカバーしてるのが観終わっ>>続きを読む
何でだろう、美少女の自殺ってどこか美しい。
台湾映画「共犯」と今作は少し似ていて、ある少女の死に立ち会ってしまう少年たちの視点からストーリーは進んでいく。
他人の気持ちなんて分からない、と言ってしま>>続きを読む
東海テレビのドキュメンタリーが描く、想像通りのヤクザとまだ知らないヤクザ。
ヤクザの事務所に出入りして彼らの素の姿をカメラが映していく内に、自然とヤクザに対する警戒心、不信感が薄れていく。
そんな時>>続きを読む
シリア内戦を捉えたドキュメンタリー。
この作品が映画として特徴的なのは、監督が自らカメラを回したものでは無く、1001人のシリアの人々が撮った映像を監督が繋ぎ合わせて一つの作品を作った点にある。
シリ>>続きを読む
今まで観てきた二階堂ふみの中で一番良い!!!
「この国の空」の演技がパワーアップしている。
小津や成瀬作品を通してあの時代の女優が喋る言葉を勉強したと去年彼女は言っていたけど、もうすっかり自分のモノに>>続きを読む
度肝抜く才能との出会いに、心が、身体が打ち震え、涙さえ出てきている。
こんなんPFFに応募していいのかよ...!
これリアタイでフィルムセンターで観てたら、あまりのショックに重度の腹痛に襲われていたと>>続きを読む
クローン達が挑む月面脱出作戦。
ある男の記憶まで綺麗に完コピされたクローン達の2週間を描く「A.I.」であり「惑星ソラリス」、いやこれが「オデッセイ」?
クローンに人間と同じ苦しみを与えてはいけない>>続きを読む
富士宮産ヤンキー的スタンドバイミー。
4人の少年が原付を地元のパイセンに譲ってもらうところから始まる富士宮産ヤンキー的洗礼。
この不良生態系ピラミッドの最下層にいる4人組がそれぞれの道を歩いていくんで>>続きを読む
予告編を初めて観た時から公開が待ち遠しかったバンクシー。
彼の描いたイラストは日本でもステッカーなんかになって売られているから見たことのある人は多いはず。
謎のストリートアーティスト、バンクシーがニ>>続きを読む
大人な恋愛物語かと思いきや、どこかコメディすぎて陳腐になってしまっているのが否めない。
ケイリー・グラントの「めぐり逢い」を観ておくべきだった。
予習としてこの映画は必要だったな...。
「ホーム>>続きを読む
冨永監督初期作品。
つかみ所のない登場人物、シュールな会話、ちょっとの暴力と少しのエロ。
昔から冨永さんは冨永さんなんだな〜と。
「亀虫」を中心とする人物を描くオムニバスなんだけど、一つ目のストーリ>>続きを読む
親友の息子と本気の恋に落ちていく2人の熟女の物語。
わ、文字にすると途端にエロいな!
この「どうなっちゃうの〜?!」と思わせる内容に惹かれ、怖いもの見たさで鑑賞。
元々2人の母親はレズビアンに片>>続きを読む