あささんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

倍速にせず最後まで見た自分を褒め称えたい。きさらぎ駅をネットで読んだときしばらく怯えてたけどこんな話だったっけ、答え合わせまでする勇気と気力は特になし。人は映画っちゅ〜かアトラクションが見たいのかねえ>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

サウンドバック観たい…。2時間あっという間。テンポよく上手にまとまってるし謳い文句通り「胸熱お仕事ムービー」。現実はこんなに綺麗じゃないという前提がチラつく嫌な頭もあるけど、アニメ制作の世界にこうして>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.9

声が届く世界

つまりそれに尽きるのだ。トリトンの言葉にはいくつもの意味が重なる。ポリコレだと騒がれた映画が故に色々と身構えたけど、今日私が見たのは紛れもなくリトルマーメイドだった。クソ備忘録です。
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

ずっとclipに眠っていたセブン。こんなに文学古典の引用が多くて、なんかもっと大衆に解りやすい作品だとばかり偏見張ってたのでちゃんと面白くてワオだったし、ぶっちゃけゴーンガールもファイトクラブも>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

-

コケてそうなのにちゃんと良くできてた…キャスティングスゲ〜…。永野芽郁の使い方が天才だよ〜エンドロールまで可愛い。『雨上がり』の監督と知って軽率に『キャラクター』も見たくなる。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.5

去年の12月に買ったのに、観るまでに半年かかった。トムジェリと呼ばれるのも納得だしDで言うところの不思議の国のアリス、ハニーハント(アトラクションやん)みもある、目がまわる映画。思わず「1960年代フ>>続きを読む

ミス・フォーチュネット/Miss Fortunate(2020年製作の映画)

-

ベンウィショさん目当てに見ると、あのウィショーさんが猫を…猫を手で追い払っている…と軽く発作が起きそうなもの。女性だけで棺を担ぐシーンを見てそこまで強くメッセージを受け取れなかったボケ脳でした。久し>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からズット「帰りてえ〜〜〜」って思ってた。『花束』の時も冒頭と見終えたときとで違う帰りたさがあったけど、今回もそうかも。いま点とか分からん。

まずさ、カンヌさ、クィアパルム賞っての辞めてみない?
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恋恋豆花(2018年製作の映画)

2.0

今日、それなりに酷評されている映画を見たのだけど、昨日これを見たから全然よく見えt…。逆にこのクオリティなの珍しい。豆花にも台湾にも一ッッッっ切の責任はねえ。ワンワンの恋恋豆花、わたしの青空娘、是ウチ>>続きを読む

スイートリトルライズ(2010年製作の映画)

2.7

今月は珍しく5冊本を読んだ(私にしては多い)。そのうちの一冊がスイートリトルライズだったので、帯に映画化っと書いてあったのもあり見てみた。

いやあ〜〜〜んでもまっっっじで気持ち悪いなあ!セックスシ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

Be whoever you want to be.

幼馴染たぬのリクエストにより、私も映画の気分になり、どうしても見たくなって遠くまで運転してもろた。すみません、所々寝ました…(またです)。でも最
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.9

待って、監督、オリジナル監督の息子だったんや…。junoとかtullyの流れから、何で急にゴーストバスターズ撮ったん?て思ってた…。て思うと、今作で世代間のバトンとか家族の絆がテーマになってたのは知っ>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

-

とってもダラ見しちゃったな〜。エイドリアン・ブロディが好きだな〜。あ〜結局ウェス映画(に限らずではあるけど)ちゃんと映画館で見たいなあ〜。

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.8

あらすじとジャケ画でなんか見るの辛そ〜!とずっと思ってたけど、このお話で上手にポップにまとめてるのシンプルにすごい。勿論あ〜だこ〜だ言いたい部分はあるんだけど、その感情を引き出してくれる所も含めて良か>>続きを読む

江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

3.8

『結婚のすべて』以来の岡本喜八。『結婚』あまりにも良かったのは脚本と思っていたし、実際白坂さんの他の物語も超良かった(『青春娘』以外)けど、今日これを見て、あの冒頭からラストまでの目を見張る楽しさ、視>>続きを読む

響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

3.6

見終わってから知ったけど、インド料理店の方が買付したの?!神様なんじゃない…?『ガリーボーイ』的な何かを想像して行ったのでビジュアル情報よりもマイルド…というのが正直な所感。出自だのでラベリングされる>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

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先生が黒板に書いた文字、仰々しい解説授業を聞いたら今の私は椅子からひっくり返って泣くと思うんだけど、高校生の自分がこのクラスにいたらどうしたかな。正義感ってグロいね。放っておけないんだもんね。ごめんほ>>続きを読む

すばらしき世界(2018年製作の映画)

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『青空娘』が期待を超えなかったことにより「世界に取り残されてしまった」らしいので口直しに見たけど(最低)想像していたほど鬱ではない…というか勿論すごく緊迫した40分間ではあったのだけれど、想像していた>>続きを読む

青空娘(1957年製作の映画)

3.0

監督と脚本のタッグで期待しすぎた全然スカッとせんかったです〜。これの翌年に『結婚のすべて』が出たの何で?全然何故?全然釈然としない何故???
※かれこれ1ヶ月弱楽しみにしてこのザマ
※今日もこれ帰って
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.8

気持ちよかったですわね〜。バビロンほど爆寝してないけど、ウトウト散らかした。ただし、こんなにも寝たことを後悔する映画はそんなに無かった(いつもそんなに反省も後悔もせず寝た寝た公言してるけど)。というか>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

3.7

長年気になっていたPKとは何ぞや、が解消された夜。スミマセン、後半結構ウトウトでした。初っ端から映画何本見てるん展開だし、最初のブルージュ、可愛いけど要らんやろとか少しでも思ってしまってすみませんでし>>続きを読む

妻は告白する(1961年製作の映画)

3.8

「女の心には愛があるだけ」「そんな女を、馬鹿だとか気狂いだとかいうのは男よ」
主語がデカいのは嫌いだけど、ク〜。愛してなかったね。愛が全然違った。

それにしても気づけば始まっていた。聞き取りやすい…
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

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ノリノリで観始めたものの全然入ってこなくて全然駄目だった。秋刀魚の味あたりから始めたい…いつかリベンジ…今じゃない…。

完全な遊戯(1958年製作の映画)

3.9

「ヒューマイズムなんて便所に叩き込んじまいなァ」此度のフェイバリット台詞はコレ。

引き続き白坂依志夫絡みで見て三作目。原作が原作なので、これまでとはテイスト異なれど、私は好きだ、高評価からしらみ潰し
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逢いたくて逢いたくて(1966年製作の映画)

4.0

天才でしょう。気づいたら涙バシャバシャ。何だろう、この何処かに転がっていそうで居なかった物語!これ本当に日本?私本当に日本を過小評価してた?信じらんない。これはそこまで期待してなかったのに、白坂依志夫>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.0

色んな意味で何を見せられてたん?20年前の映画かと思った(ごめん)前作の方が好きだったなあ…。あとやっぱ繋げてくスタンス疲れちゃうなあ向いてないなあ。

結婚のすべて(1958年製作の映画)

4.5

「じわり、じわりと燃えてこそ情熱なのよ!」OPから終わり方まで、全部最高だった。全部アンサーだった。探してた映画は令和ではなく昭和にあったのか。初、岡本喜八映画、だけど同脚本家の別作品気になりすぎる。>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まずはじめに、冒頭のシーンで己の身体をぎゅ〜って抱いて泣きました。このまま続け…とすら思った、ベタに好きでした。
結論、先日予習のために見た黒澤の『生きる』はホウホウ、という程度に丸く収まっていたので
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.0

母と観よ〜て再生してハマらず、かなり放置してしまっていた。う〜ん折角リメイクするのならばもっと料理観たかったかなあ。納豆餅くらいニッチなもん見せてくれ…もっと韓国の家庭料理ガンガン来い、という気持ちに>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.0

予習。とはいえ、序盤から字幕がないの辛くて心折れて見直した…。「ねえ、もっとハッキリ言ってよ。そんな雨垂れみたいにポツンポツンと言わないで!」ほんまこれ(書き出すと改めてセンスありすぎる台詞)。

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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.9

the sonを観た後、図らずしも再びマティーニを飲む映画。思っていた以上に好きだ〜。ユーモアがかなりタイプでトキメキ。こんな教授と一緒にハッパ吸いたい。ピーター、リチャードのこと好きすぎてウケるけど>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まあ、『ファーザー』が好きが故にな、勿論比較してしまう訳です。これは越えてこないかなと途中で感じてしまったけれど、それでもグイグイと追い上げて来る。(とはいえファザは越えないけれど厳格に比較するのは>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いや〜adoは歌上手いな〜。原作未履修の私が何も言えないけど別にワンピースでやらなくても良さそうだった(まあでもパラレルってこと?いやパラレルである必要も私の身分にはわからん)。設定の情報で夢小説かな>>続きを読む