母親という社会への恐れが現象として現れている世界。くらった。ボーの生い立ちがどうこうとかではなく、最後の裁判のシーンで、自分にもどこか思い当たる節が湧き上がり、えぐられるような心地。あの場所はきっと母>>続きを読む
琵琶法師の歌が平家という敗者の語りであるのならば、やはりこれは見捨てられたものの物語りであるべきだったか。
想像と違かった。あのチンパンジー事件はなんだったんだろう。黒人差別的なものと何か関係が?無知すぎた。観てすぐ走り書き。
人間という情報に翻弄される人間。
真実なんてひとつじゃなくて、それで良いのだと。
濱口竜介監督の『PASSION』が思い出される。
それを理解した上で、そんな中にも期待する光はあっても欲しいと思っ>>続きを読む