なぜこの物語のモチーフでいこうと思ったのか分からない映画がたまにあるけれど、
この映画もそうだった。
終始、友人同士の諍いの様子が描かれていて、しょうもないと言ってしまえばしょうもない話で、ただそれ>>続きを読む
久しぶりに街を訪れた旧友と主人公が、ただ山中の温泉に入りに行くというなんて事ないストーリーが、とても好みだっただけに観る前からハードルが上がっていたけれど、これは結果的に大満足でした。
キャストも、>>続きを読む
つらつらと見てしまった。
モダニズム建築がたくさん出てきます。
塔と病院の建築が好みだったな。
ストーリーで言うと、
全然関係のない2人が出会い、
全然関係のないことで各々が悩み奮闘しているのに、思>>続きを読む
日本女性の興味領域を席巻する韓流ドラマや映画に出てくるような、きらきらとしたソウルの情景ではなく、どちらかというと日陰でさりげなく、趣味が良いけれどじめっとしている。そんな郊外でのシーンがずっと続くの>>続きを読む
岡本太郎は思想的にはめちゃくちゃ反体制の人で、それを国の一大プロジェクトの責任者に置いたという建て付けが面白い。
これからどうなるか良くも悪くもわからない佳境の時代において、国民の未来への意識や、日>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何だろう。構造的な不思議さが面白く感じられた。
銭湯と殺し屋稼業、日常と非日常のモチーフが対比されてるのに映し方には、断絶がない感じで淡々と描かれている。むしろ双方が地続きな印象で、ギャップがないあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全然本筋ではないところばっかり見てしまったけれど、
この時代の人たちは所作がほんとに綺麗だと思った。
すっと素早い動きで正座をしたり、少し立ち話をする時も、相手の目を真っ直ぐに見て凛と立っている感じ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一瞬のうちに起きた本当に悲しい出来事は、その後も続く日常の所々に影を落とし、悲しみや苦悩を抱え込んだまま生きていく事になるんだなぁ、と感じた話。
悲観的な意味だけではなく。
主人公のアマンダとデイビ>>続きを読む
ながら鑑賞だったので、ざっくり所感。
前提として母親がダイナマイトで死んだという重い過去があったので、主人公の飄々とした態度とか、ポップな音楽とか、余りにも馬鹿馬鹿しいシーンなどに救われるかな〜と思>>続きを読む
考えがまとまらないのでメモ
・てる子と中原以外の登場人物は日常レベルで言うと、関わりたくない人たちだけれど、「登場人物の性格が悪い」とかいう点に着目して観る映画ではない。
むしろそういう性格的欠点を>>続きを読む
旧ユーゴスラビアで第二次世界大戦中、
50年間も地下で生活を送った人たちの話。
コメディ的なストーリーテンポや音楽、登場人物たちのはっちゃけたキャラクターの割に、話の筋やテーマは重かった。
戦争、>>続きを読む
全体的に好みでは無かったけれど、良くも悪くも観せる映画だと思った。
話としては、一つ一つのシーンが、「はい、次!はい、次!」と提示されるような感じがした(しかも、意味有り気だったり暴力的な所もおおい>>続きを読む
考えてみればなんて事ないストーリーで、
オチも予測がついた。
・・でも、しっかり最後まで観せてくれるのがクリント・イーストウッド監督の凄いところ。
実話がセンセーショナルであればあるほど、フィクシ>>続きを読む
人はしばしば心に縛られ、苦しんだり葛藤したりすることはあるが、逆に「体」に縛られることもあるんだ、と感じた映画。
ゲイである春彦が、沙織と結ばれようとするも、どうしても性的な興奮を抱くことが出来ず未>>続きを読む
冒頭のミュージカル部分からとてもビビットな導入で、その後も随所随所でミュージカル部分が導入されており、全体的にテンポよく観させる作りになっている。
まさにとしか言いようがないが、<伴奏>としてミュー>>続きを読む
7人のおばちゃんが、滝を見に行く話。ただそれだけ。笑
すごいのはおばちゃん達それぞれが、本当にいそうな説得力をもっていること。
おばちゃん達は、日帰り観光ツアーの参加者で、途中ツアー案内人が消えて>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
個人的には、ストーリーの組み立て方や撮り方に焼き直し感が強くて、そこまでのめり込め無かった印象。
でもやっぱりその壮大で唯一無二の世界観にはただただ息を呑むことしか出来ないし、絶対に完結まで見届けた>>続きを読む