レザーフェイスさんの映画レビュー・感想・評価

レザーフェイス

レザーフェイス

バトルランナー(1987年製作の映画)

3.7

確実に日本漫画に影響を与えてる!!
意外と見てなかったシュワ映画。
ポストトゥルースの予感。
最初のアイルビーバック

君といつまでも(1995年製作の映画)

3.6

撮影監督が、黒の天使!!の加藤さん。
緩いがでも90年代の魔物を見たような。
この空気感と屋上のショットがズルい。
トモロヲさんらしいトモロヲ

極道の妻(おんな)たち リベンジ(2000年製作の映画)

3.6

めちゃメロドラマ風
豊原さんがまだヘタな感じが愛しい。
高島さんも板について来てる3作目

好色 元禄(秘)物語(1975年製作の映画)

3.8

長回しが素晴らしい!!
加藤泰からの影響、オープニングのスーパーロー
森のシーンが見事。躍動するヒロイン
差別者という関本監督のモチーフもすでに

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

2.5

スタローンなしの世界線
完全なる蛇足。
謎にフェアに行われるファイナルマッチ。
せっかくキャラが良かったのに中途半端で終わる。

温泉スッポン芸者(1972年製作の映画)

3.8

着物でバイクをかっ飛ばす最高。
クソくだらないけどポストWWⅡの残り香
テンポが最高。ふざけてるのに川での絡みショットは美しい。

セックスドキュメント 性倒錯の世界(1971年製作の映画)

-

荒木一郎の音楽が素晴らしい。
今から考察すると過去の実態は興味深い

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

久々の再見。移動と電話の使い方に発見がある。
スクリーンで見るべき一作。
30代で観ると刺さるものがある。
会社辞める前に誰よりも早く朝行って、あんなことしたい。

イ・チャンドン アイロニーの芸術(2022年製作の映画)

-

境界線を作る。
ペパーミントキャンディ式で振り返る人生。
ラストは闇の奥へ

緑のざわめき Saga Saga(2023年製作の映画)

3.4

惜しさが残る一作。
キアロスタミと中上の参照がある作品と言えるかも。
モチベーションが繋がらず、辻褄が上手く合ってないところが多い。脚本をかなり短縮している所以であるけど、上手くテンポが掴めてない印象
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インキーパーズ(2011年製作の映画)

3.7

シリアスさがほぼ無く、大した見せ場も作らない。
でもなぜだか会話劇としての面白さやキャラが非常に良い。
ホラーとしての工夫をしっかり盛り込んで、懐かしさがあるも新しい。

ステフィン・カリー アンダーレイテッド(2023年製作の映画)

-

ゲームチェンジャー、カリー。
日本人にも勇気を与える3ポイントという概念を変えていった男。
大学時代と現在のクロスオーバーの中で、ハンデを受けながらも自分を確立していく姿が胸に来る。

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.1

まるで心情や意識の経過を現しているような映画。生成し崩れていく。アニメーションというよりは、現代アートと言えると思う。
元になった話を映画化されているものもチェックしなくては。
奪われていく自由、従わ
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(2021年製作の映画)

-

フランケンシュタインをうまく脱構築してるようにも思える。
素晴らしい短編

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.8

オールドスクールなクローネンバーグがまた観れるとは。
人間の進化と退廃。両面的な部分をクローネンバーグらしく描いている。
宗教的な意味合いにおけるプラスチックというものが、救いであるように取れるラスト
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フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

3.6

オーランドーの両性的、ドラッグクィーンとフリークショーの世界。
彼女のセンスの特筆さは凄い。
ホドロフスキーとの類似性

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.8

前半のショットが決まりまくってる。
色彩感覚とコミニュケーションを介さない視覚の強さ。

ルル・オン・ザ・ブリッジ(1998年製作の映画)

3.4

本はそれなりに面白い。スコセッシが撮ると面白くなりそう。

ふたりの女、ひとつの宿命(1980年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

途轍もなく苦しいラスト。ユペールの美しさが光る一作。
戦争もあるが3人は何かを壊してしまう。男と女の2人が良いのかもしれない。
現代劇から歴史劇へ。小道具や空間の演出は見事。
彼女のモチーフは変わらな
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マリとユリ(1977年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

マールタユニバースの集大成に思える。
老いと若さの対比と女性としてのシンパシー。
ここでも若い女性に会い主人公は変化を迎える。
仕事・子育て・女。全ては手に入ることは難しいことでもあるし、手に入れたら
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ナイン・マンス(1976年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

産まれるところで見事に終わる映画。
その先にある不安を感じさせるのが苦しく心に残る。
ここでもモチーフは似ている。会話劇の中で、彼女は自分としての道を見つけていく。
決して男に頼らない道を選ぶ。

アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

3.6

彼女の選択肢。女として生きることの複雑さ。
ダルデンヌも参照したのではないかと思った。
若い少女との出会い。他者の存在との出会いが彼女にとって大事なモチーフ。

ドント・クライ プリティ・ガールズ!(1970年製作の映画)

3.5

ロック映画。ユリのクローズショットが途轍もない魅力を持つ。緩慢な印象もあるが、彼女のモチーフが初期から通底してある。

8月のクリスマス(2005年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最後の写真のモンタージュが残酷。
夏、帰省映画。
山崎まさよしが、職業写真家としてのキャラクターが完璧な気がする。
自らの死もほとんど抵抗なく、ひたすら受け入れていく。
目の前のものを写していく。ひた
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グランド・ジョー(2013年製作の映画)

3.8

ニコラスケイジの気合いの演技。
血と暴力。アメリカ的な一本。伐採から植木へ

さらば愛しき人よ(1987年製作の映画)

3.7

完全にバブル浮かれヤクザ物。珍品。
夢が詰まってる。
コンビニのシーン最高

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.5

劇場版と言えど何も変わらない。
果たしてどうなるのか。今回はいつもより飛躍が派手。

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