レザーフェイスさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.6

カメラが素晴らしい。
そのまま演出してる訳だけど、そこまで違和感がない。
アイヌを知ることのきっかけになりそう。
イニシエーションとアイデンティティという、割とベタだけど見入ってしまう。

幸福の設計(1946年製作の映画)

3.8

付箋が分かりながらも面白い。
全てなやピースがつながって大円団。
ラブシーンのカメラパンして、ディゾルブはやりたくなる凄いオシャレ

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.6

映画初めにふさわしい多幸感。
やはりラスト全てが許せてしまう。
作ることからサンプリングへ。
音楽への追求がアブストラクトに向かうところは中々上手いと思った。

美しき結婚(1981年製作の映画)

3.6

ダサいテクノが耳に残るw
果てしなく男が苦手な見事なヒロイン。
しかし、そこまでロメールの中ではそんなにな気もします。

華魂 幻影(2016年製作の映画)

3.4

年の瀬に何観てんだろうという感じで、佐藤さんらしい一作

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.7

台湾映画ぽいところが面白い。
非常にウェルメイドって感じ。タイ恐るべし

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.8

ジャックザスネーク!!
グッと来てしまう。最後の展開
フィクションの強度

悪名(1961年製作の映画)

3.6

若い勝新!!
ラストの俯瞰痺れる。
逢引してカメラに寄ってくる時の照明素晴らしかった。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

赤い影オマージュなのかなぁ
もうやけくそなんじゃないかと思えるし、あと30分削れたらそれなりに面白かった。
途中から飽きました。

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.5

逆襲部分は面白いけど肩透かしというか、短編の元々はスリルがあって面白かった。

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.0

相変わらずなんですよね。
もういいやろと思うんですが好きなんでしょ
実存・資本・性愛
時間と人生というモチーフの中で大体これをやってればいい的なんだろうけど何より長い。
美しい撮影は分かります

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

-

素晴らしい!なによりフィリップグラス
ミニマリズム、組織的な共通知恵がなしえる最小の贅沢

鳥(仮)(2016年製作の映画)

3.6

人は全てを忘れて鳥になる。逃げ場としてある鳥籠

いなべ(2013年製作の映画)

3.6

逆再生される滝。
予知と現実。
可能性としてある死なない

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

2.5

ベアトリスが永遠と叫ぶ
不快さをひたすら追求するサイコパス。

空に聞く(2018年製作の映画)

-

タコが決定的だったり、その話す言葉を映像として還元させる時とんでもない魅力を放つ。
空に聞く、阿部さんのリハビリであり投げかけでもある。

くちづけ(1957年製作の映画)

3.9

お金を介して追い追いかけられる。
黄金期ハリウッドを彷彿とさせる。

マライア・キャリー マジカル クリスマス スペシャル(2020年製作の映画)

-

多幸感に満ちてる。
この楽天さというかパワーにおののく。
やはりマライア先輩の底力。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ミニシアターでやっていいレベルです。
最後にサイレンスが。
ドラマーという孤独さ

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白い!!
資本が征服される中、都市伝説が本当になる時。
分断されたアメリカで彼らを連れ漁り、ゲームを行う。
戦争とフェイクニュース色々考えさせられる
ウサギ=持つものの強さと
カメ=持たざるものの弱
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.0

オリバークロムウェルを下敷きにしてるとの。
素晴らしい、文明側の不寛容・不理解
キリスト教との矛盾。
絵として刻まれる知恵、燃やされる
見事!

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.7

抵抗するということを現代で。
NHKぽさはあるが、この一体になり何かをやり遂げることの現状の難しさ。
そして、時間の経過の中で大切なものを守るということと体制の無理解

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.9

パラレルワールドの作り方の上手さが出来ている。
二次的なものから、説明されなくても分かるということ。
再び出来ないということ。
シンジ君はメシアなのか悪魔なのか。

久々観ると一回目より整理して観れた
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

進むことができない。まさしく破であることが見返すと分かる。

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.6

分断の話としては面白い。
ちょっとクオリティが寂しい。

幻想殺人(1971年製作の映画)

3.8

色彩と裸体。悪夢に近い形だけど割と話は王道なところが面白い。
欲望と抑圧面白かった。

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.7

パパより共感の持てるユーモアw
短いながらルイガレルの良さが見える佳作。
なんと愛らしい

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.3

素晴らしい。見事な物語
芸術とは!?
人々を解放する、官能的な料理。
与えることが得ることに。
献身的な生き方と芸術の自由さ。

夏、至るころ(2020年製作の映画)

3.5

脚本は良い!
ヤン・相米・岩井さん好きなんだろうなぁ感が強い。
エライザの太鼓下から叩くか横から叩くか!!
前半の撮影の感じとかは非常に好きだったけど、、、
急にひきの長回しとかやりたいのは分かるけど
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