abbaabさんの映画レビュー・感想・評価

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ボンボン BOMBON(2004年製作の映画)

3.0

働き口に困り、手彫りの柄のついたナイフを売って生活している男が主人公。あるきっかけから犬を譲り受けて人生が好転し始めるというドラマ。役者ではない主演男性の素朴な仕草が作品のテイストによく合っている。発>>続きを読む

ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

4.0

精神病院から退院、裕福な弟の家で留守番をするベン・スティラー。久しぶりに地元の友人、元恋人に会うもそれぞれ年相応の人生、過去とは別の暮らしがあり、一人取り残された現実に直面する展開が泣ける。会話劇に惹>>続きを読む

アスファルト・ジャングル(1950年製作の映画)

4.0

ジョン・ヒューストンの犯罪群像劇。宝石強盗を計画して実行、裏切りがあり転落、と起承転結の組み立てが明快。一発逆転を狙ってどん底で生きる男たちの丁寧な人物描写にジョン・ヒューストンを感じる。ダンスをする>>続きを読む

N.Y.殺人捜査線(1997年製作の映画)

3.5

NY市警の元刑事ボウ・ディートルの自伝が原作。開始数分で立て続けに事件が二件、管轄区の治安の悪さ、刑事二人の関係性がすぐに理解できる。スラムで育つも刑事として真っ当に生きるスティーヴン・ボールドウィン>>続きを読む

チャイナ9、リバティ37(英題)(1978年製作の映画)

3.5

モンテ・ヘルマンのマカロニウエスタン。鉄道会社からの立ち退きを拒否する農夫の始末を条件に絞首刑を免れたファビオ・テスティ。農場に訪れるも農夫の命は奪えず、農夫の若妻を奪ってしまう。ウォーレン・オーツ、>>続きを読む

オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

4.0

撮影クルー、現場で出会う人物が夏場の山奥で超自然的な現象に見舞われる白石晃士のフェイクドキュメンタリー。監督自身が出演、クラクラするほどカメラをぶん回すPOV。白石晃士らしい個性的なキャラクター造形と>>続きを読む

もういちど殺して(1989年製作の映画)

3.5

初期のジョン・ダール。女が大金を奪って逃走、私立探偵に偽装殺人を依頼するという話。ヴァル・キルマー、ジョアンヌ・ウォーリー夫婦の共演が楽しい。椅子に座らせた男をバット、煙草、ナイフで拷問する薄明かりに>>続きを読む

暴行切り裂きジャック(1976年製作の映画)

3.5

余力を残さずやり切る桂千穂の脚本が見事。横柄な接客をする喫茶店員の桂たまきと、真面目に洋菓子を拵える林ゆたか。勢いでウェディングケーキに入刀するオープニングからインパクトある。ケーキナイフで局部から切>>続きを読む

イノセント・ドール 虜(1986年製作の映画)

4.0

股にサックス。開始早々、色に耽る男女。手術の失敗で恋人を亡くした女が医者を拉致、拷問する。台詞ではなく回想される映像から恋人二人のかつての関係が伝わるのが良い。こめかみに当てたピストル、砂浜に埋葬され>>続きを読む

マンハッタン・ベイビー(1982年製作の映画)

3.0

エジプトから帰国したニューヨーク暮らしのある家族に古代エジプトの呪いが降りかかるオカルトホラー。石積みが崩れて朽ち果てたピラミッドの画が斬新。青白い光線で失明して青白い光線で視力を回復する父親、エレベ>>続きを読む

女の秘めごと(1969年製作の映画)

3.5

妻が急死、亡き妻に瓜二つの女が現れて夫に保険金殺人の嫌疑がかかるというサスペンス映画。舞台は60年代のサンフランシスコ。ファッション、音楽、捻りの効いたラストが洒落ている。ドラッグこそ使用されないがア>>続きを読む

墓地裏の家(1981年製作の映画)

4.0

包丁で後頭部をひと突きする掴みから最高。階段を転がる生首、ドバドバ血が出るまで刺されても手背から離れない蝙蝠、腹胸首は捻るように刺し、喉元の表皮は凶器を用いず素手で剥がす。執拗で容赦ないルチオ・フルチ>>続きを読む

ルチオ・フルチのクロック(1989年製作の映画)

3.5

老夫婦が暮らす屋敷に強盗目的の男女三人組が押し入り殺人、時間が逆戻りする。退職を申し出たメイドを串刺しにするシーンのカット割りが漫画みたいで笑ってしまう。収集した時計に語りかける夫、残忍な妻、左目が潰>>続きを読む

ルチオ・フルチのマーダロック(1985年製作の映画)

4.0

ダンススクールで連続殺人事件が起こるジャッロ映画。端正なルックスの男女を揃えた配役、80'sなダンスシーンの撮影に気合いを感じる。心臓だけをピンで狙い刺す死体の損壊を最小限に抑えた潔癖なやり口、キース>>続きを読む

天使の顔(1953年製作の映画)

3.5

出会って間もなく互いに平手打ちを食らわすジーン・シモンズとロバート・ミッチャム。悪女と翻弄される男の距離感がすごく良い。車が逆走、凄い勢いで崖から転落する派手なショットから法廷劇に転換する流れ、物語の>>続きを読む

ミッドナイト・エンジェル/暴力の掟(1981年製作の映画)

3.5

初期のツイ・ハーク。轢き逃げをした若者三人組が目撃者の少女に脅されて強盗に協力、流れで犯罪組織が持つ多額の日本円為替と契約書を持ち逃げしてしまい追われる羽目になる。カットが頻回に切り替わり、ひたすら暴>>続きを読む

ザ・キープ(1983年製作の映画)

3.0

マイケル・マンの異色作。銀に目が眩んだ二人のドイツ兵により城塞の封印が解かれる序盤のシークエンスが特に良い。長尺な物語を大幅にカットした編集の無理矢理さが目立つが、銃器やハーフトラック、光、煙の使い方>>続きを読む

クライム・オブ・パッション(1984年製作の映画)

4.0

昼はデザイナー、夜は娼婦の二重生活をするキャスリーン・ターナーが、身辺調査に雇われた男と出会う。音楽と映像の合わせ方はまさにケン・ラッセル。アンソニー・パーキンスが汗だくになりながらまたも猟奇的な役を>>続きを読む

MOVE(1970年製作の映画)

3.5

犬の散歩とポルノ小説で生計を立てる作家志望のエリオット・グールドが、引越しでトラブル、夫婦の問題と直面するコメディタッチのドラマ。すれ違う通行人が逆行、アスファルトに足を取られて舗装車に潰される夢オチ>>続きを読む

ナイトライフ(1989年製作の映画)

3.5

葬儀社で死体処理のバイトをする高校生が主人公。不良たちとの衝突、ホットな女の子に惹かれるような高校生らしいエピソードがありつつ、不良たちが事故死、葬儀社に落雷が直撃してから死体が動きだすゾンビ映画に転>>続きを読む

タイム・アバンチュール 絶頂5秒前(1986年製作の映画)

4.0

自慰で絶頂、未来にタイムスリップするという滝田洋二郎のSFポルノ。ポルノと笑いの要素をしっかり盛り込みながら心温まるラストに繋げる高木功の脚本が見事。ひたすら美しく撮られた田中こずえと、黄色いビートル>>続きを読む

大阪最強伝説 喧嘩の花道(1996年製作の映画)

4.5

三池崇史ベスト。喧嘩に明け暮れるやべきょうすけと北村一輝。紆余曲折を経て一本勝負をすることになるも、集まった観衆が喧嘩を始め、大混乱の乱闘騒ぎになる場面が堪らなく好き。デカい熊手で孫をしばき平然と嘘を>>続きを読む

ローズ家の戦争(1989年製作の映画)

4.0

家の所有権をめぐって激しく争う泥沼の離婚劇。両者とも一切譲歩せず夫婦喧嘩がエスカレート。思い出の品が次々と破壊される。過去に何度も顔合わせしているキャスリーン・ターナーとマイケル・ダグラスの芝居は安定>>続きを読む

死霊の罠(1988年製作の映画)

4.0

女性レポーターに届けられたスナッフビデオが本物かどうか確かめるべく廃墟を訪れたテレビ局スタッフが次々と襲われるというスプラッターホラー。見せ場となる殺人トラップ、ゴア描写も凄いが、薄らと発光する寂しげ>>続きを読む

裸の町(1948年製作の映画)

3.5

ニューヨークでのオールロケーション。街の風景、都会で暮らす人々をドキュメンタリーの手法で捉えているのが面白い。溺死体が見つかり捜査を開始、容疑者を絞り犯人を追い詰める事件の一部始終を丁度いい尺でじっく>>続きを読む

放課後(1984年製作の映画)

3.5

両親を交通事故で亡くし都会から田舎町に引っ越してきた兄妹が不良グループに目をつけられて嫌がらせを受けるという話。不良グループの装いに80年代らしいダサさがあるのが嬉しい。デートの誘いを断られてキレるあ>>続きを読む

殺人捜査線(1958年製作の映画)

4.5

ドン・シーゲルの傑作。舞台はサンフランシスコ。大規模なヘロイン密輸の手がかりを掴んだ警察が組織を一網打尽にするべく捜査に着手する。男がタクシーで逃走する冒頭から最高。何より圧倒的なのが躊躇なく命を奪う>>続きを読む

らせん階段(1946年製作の映画)

4.0

障害を持つ女性ばかりを標的にした連続殺人が起こり、ドロシー・マクガイア演じる失語症のヒロインが命を狙われるというロバート・シオドマクのサスペンス映画。簡潔な語り口、明暗を活かした室内での撮影に見惚れる>>続きを読む

The Candy Snatchers(原題)(1973年製作の映画)

3.5

男女三人組が裕福な家庭の娘を誘拐、生き埋めにして身代金を要求する犯罪劇。自閉症の少年に犯行を目撃されて、誘拐を知らされた継父は遺産相続するために身代金の要求を拒否。アクシデントが立て続けに起こり、予想>>続きを読む

聖なる狂気(1995年製作の映画)

4.0

監督はフィリップ・リドリー。狂信的宗教観に抑圧されながら育ったブレンダン・フレイザー演じる青年が森を彷徨、森に住む夫婦と関わるうちに性衝動、嫉妬心、罪の意識に苛まれて狂気に陥る。覗き見で自慰、恐竜の糞>>続きを読む

(1949年製作の映画)

4.0

ゴングが鳴らされて映画が始まる所から洒落ている。あと一歩でタイトルが獲れるとボクシングを続けるロバート・ライアン。八百長試合、勝つと命を狙われることを途中で知らされるも、拳を下げず攻め続ける己を貫く姿>>続きを読む

フィービー・ケイツの 私の彼は問題児(ドドンパ)(1991年製作の映画)

3.0

不倫夫と離婚話になり毒親の母が住む実家に戻ったフィービー・ケイツの元に幼少期のイマジナリーフレンドが現れるというコメディ映画。躁状態のイマジナリーフレンドが暴走を続けて、ナンセンスなギャグが連発される>>続きを読む

りんご(1998年製作の映画)

4.0

サミラ・マフマルバフ、長編デビュー作。脚本、編集は父モフセン・マフマルバフ。何年も家の中に監禁されていた双子の少女が福祉事務所に保護されるところから映画が始まる。実話に基づいて作られたドラマで、演じて>>続きを読む

ショック・トゥ・ザ・システム/殺意のシステム(1990年製作の映画)

3.0

部下に重役の座を掻っ攫われたマイケル・ケイン。地下鉄のホームで浮浪者と喧嘩になり勢い余って突き落とすも事故死として処理されてお咎めなし。同じように偽装殺人で邪魔な人物を消すようになるという話。トラップ>>続きを読む

カラーズ 天使の消えた街(1988年製作の映画)

3.5

温厚なベテラン警官ロバート・デュヴァルと血の気盛んな新人警官ショーン・ペンの警官コンビが抗争するカラーギャングを命懸けで取り締まるロス市警ギャング対策班24時。日常的な街の巡回風景、リアルなギャングの>>続きを読む

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