ウェルテルさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.0

詩的なセリフとか映像美とかいらないと思うようになっちゃったな〜分からない側で結構ですわ

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.3

バスから降りてわざわざ駆けて戻るところがいいね!言葉は殆どないが二人の熱量が噛み合っている。サーフィンに向き合う彼の一番に近くにいた訳だけど、同時に遠くにも感じたんだろうなあ

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.3

ずっと仏頂面で単調なのに、行動は過激だったりふざけているので笑えてくる。この監督の映画は絶対レストラン出てくるのな。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

2.8

ワンショットで撮影したいが為にこの話の流れにしたんだろうな、、、腹いせが始まった時点でそれが分かり急につまらなくなった
同じポリシーに則り、ソフト/クワイエットに人の心に入り込む団体の計画を描く様だっ
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.0

フランケンシュタインもそうやけど、怪物キャラを退治しようと思ったら燃やさなあかんのやな

くもりのち晴れ(2021年製作の映画)

3.5

入社式のトーク、まとまりないし結局自分頑張りますで終着するとかダセエって思ったけど、なんか話下手な奴の妙な再現が凄すぎて見入ってしまった、、、

追憶の森(2015年製作の映画)

3.1

自殺しようと森に入ったが自殺願望のある男を見て助けてしまう、、、自分が死ぬのは許せるが、赤の他人でも死ぬことは見過ごせない、、、
なんとなく物足りない〜クビになって死んだ男の歪んだ日本人性みたいなのを
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

相手に尽くす、尽くせば尽くす程満たされる、の最高ラインを超える話。優しくされればされる程、痛みで返してしまうこともあるよな

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

マリコのどうしても世の中に合わせられない性、、、本人も分かってるからこそ辛いんだよなあ、、、こういう方は取り敢えずいなくならないでくれたらっていつも思うだけ思ってるよ

TAXi(1998年製作の映画)

3.2

あれ橋どうやって飛び越えたんだ、演出スゴ、、、けどまあ思い出す事も無いだろう
全然映画見てないな最近

怪物(2023年製作の映画)

3.8

誰かにしか手に入らない物を幸せとは言わない。トロンボーンを吹くとき田中裕子の眉が一瞬ハの字になったのを見逃しませんでした

それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(2006年製作の映画)

3.7

誰かのために命を捧げる、その誰かが明確か明確じゃないだけでみんな衝動的に人を助けようとするもんだな
ロールパンナちゃんみたいに「?」のまま受け止めてくれる奴もヒーローよな

横道世之介(2013年製作の映画)

3.5

ホームビデオを見始めたら最後までやめられなくなった、そんな映画でしたな
百ワニもこんな話じゃ無かったっけ?終わりの瞬間までどう生きようとしたかを知ろうとする

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.0

ゴローちゃんの抑揚の無い感じが今泉的でございました

そばかす(2022年製作の映画)

3.6

終わり方が少し雑、、、無理矢理前向きにしなくてもいいと思った。
恋愛感情を言葉で説明するのは難しいことなのに、確実にあるって言い張るのはそれは暴力だな

氷の微笑(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アイスピックに魅せられ風俗嬢を殺そうとする小説がありまして〜、関連作品としてみました。
明らかに犯人だと分かっているのに、えやっぱ違うの?と疑いたくなる構成とか見せ方がオモロくてしゃあない。
何度も殺
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.4

誰かが誰かのために生きようと藻がいて失敗する様をみる。そこに救いの光が見えるのは、朝日やら夕焼と同じく変わらなさがあるからよねえ

成れの果て(2021年製作の映画)

3.0

ネタの発想おもろいなと思ったけど、がっつり復讐されちゃうとそのままだなーと思ったり。姉貴が豹変するシーンを見せたかったんだろうけど、豹変しようというやる気が見えちゃってあまり入ってこなかったな。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.5

まあ頑張りましょうで頑張れる強さ、一日を乗り越えるという感覚を毎日ほしいですな

ある男(2022年製作の映画)

3.5

人生のロンダリングを繰り返す男。やはりお天道様は見ているのか、最後は無に期してしまうという。
在日の出自、安泰な生活に水を刺すような妻の浮気、あいつになれたらと思うことはあるかもしれない。

大日本人(2007年製作の映画)

4.2

面白かった、、、宿命という視点でヒーローを見がちだけど、斜に構えやってやるかくらいのおざなりな態度で居る感じが好き。例えば天皇家に生まれたらこうなるのかなあ?
怪獣の怪が気になって獣って呼んでます、と
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都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

3.6

クラシックと新しさの両立、永遠の課題ですな〜あの話し方憧れますわ。

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.1

読み取ろうとすると離れてしまう、そんな身体表現の数々。祈りにも呪いにも見えてしまうという、、、神的なオーラを放つ。
いくつかは資料として保存。

幻の光(1995年製作の映画)

4.3

最近身近な人間が全く同じような形で消えていったので、何か自分のことのように観た。
死に惹かれるというのは誰しもある事かもしれないけど、その時大事な人を思い浮かべなかったのかな?という意味の分からなさが
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.2

子供達の自然体な演技、、、あの明るさの分暗い方が浮かび上がるはずなんだけど、眩い光の印象がずっと残ってる。
ネグレクトと自立を行ったり来たり

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.3

人間の欲深さ向こうに絶望。分かってても歯止めが効かない愚かさ。石油採掘の仕事って野生的に見えるね、爆発のシーンも凄かった。
血縁はないが愛していたはずの子に愛想を尽かされたり、まるで吐口のように宗教家
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

3.5

あのブルーシートに付いた泥が、頭にもこびり付いて離れなくなってしまうなあ〜
西田敏行はそれが本職みたいな儚さを常にもってるね

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.6

好きな人が出来て無敵になる、それをどれだけ大袈裟に描けるかに賭けた映画だなあ。汚ねえ言葉と暴力で全て解決していくスカッとした感じが堪らないねえ〜
トイレボコボコにして注意されてんのウケる

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9

血生臭い香りがここまで来そうな映画だったな。最後に事故るシーンとか、どれだけサイコだとしても人間として生まれる限り、やはり天罰は等しく与えられる。

311(2011年製作の映画)

3.0

学校のすぐそばは山だったはずなのに、、、という遺族の嘆き。その時の決断がいかに大切か。メディアに語る絆とか復興とかそういう美しい言葉の前に、何が何だかという状態が先にあることを忘れない。
それって興味
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愚行録(2017年製作の映画)

3.5

女の子を弄んだ男が友達を思い泣いてしまうシーンを見て、やっぱこんな屑でもちゃんと死を悼む気持ちがあるという驚きに加え、愚かというのはこういうことなんだろうなと思った。人を傷付けるというのは愚か、気づい>>続きを読む

よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.3

顔のあざのお陰で本当の理解者がいる、素晴らしい考えだからこそ火傷のシーンとか化粧して舞うシーンは蛇足のように思った。
作品を通してアイコを愛すというのもエゴの様に見えるけど、そういう風にしか出来ないの
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.3

明日は我が身と思いながら観たけど、あまり真に迫らなかった。お金もあれば家もあり、仕事もあるからと言われればそうだけど、もっと頭使えよとか思ってしまった、、、

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

殆どボコボコにしてからインディアンにトドメを刺させる。復讐を神に任せるってそういうことなの?という疑問はありつつ、素直に映像とストーリーを楽しめた実感はあり。

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.4

めっちゃ面白い!!3人に混ざって遊んでもらってる気分だった!友情の終わりに向けて走っているので、切なさがあってこそ成り立つ面白さだ。タイトルも秀逸でよい!