空室

空室

闇色の筆で描く終わらない悪夢

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

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メッタンメッタンにメンタルが弱ってたので
干涸びるぐらいビッタンビッタンに泣いた。

誇りを持って生きるって難しいけど美しいよね。
正しいとされる世界で正しくないとされる彼/彼女らの
不純で純情な気持
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ドイツチェーンソー大量虐殺(1990年製作の映画)

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なんていうのかなー、まあ、あのー、ダイレクトに狂ってて至極真っ当で勇ましく最低な愛すべき、いや愛さなくてもいい、なぜなら愛しに行くからなっていう横暴さが素っ頓狂に炸裂するバカ映画。

動くものなら何で
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フィオナの海(1994年製作の映画)

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ロケーションと撮影が素晴らし過ぎて美しさに息を飲んでる内に物語の腹の中に飲まれてる自分に気が付く。

ゲニウスロキ的な佇まいがそのまま内面にまで浸水して心酔し、現実と神話がのっぺらぼうの神のように何度
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Dracula:Pages from a Virgin's Diary(2002年製作の映画)

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マーク・ゴッデン振付、ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団演じるブラム・ストーカー「ドラキュラ」をガイ・マディンが撮ったもの。

古き良き白黒サイレント映画時代の怪奇幻想ゴシックが持つ美しさを活かしつつも血
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ピーターラビットと仲間たち(1971年製作の映画)

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ブラボーーーーーーーーーッ!!!!!
めっちゃクレイジーで、めっちゃくちゃ美しい!
なんじゃこりゃ!
凄い!

着ぐるみで踊る英国ロイヤル・バレエ団!
カエルのジェレミーフィッシャーの跳躍力を見よ!
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

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人間の動きの根源的な機能美と速度性。

所々でワイヤーが見えてる箇所があるけど、アクションが本当に眼福ものの格好良さで惚れ惚れしました。

カンフーって野生的なコンテポラリーダンスを見てるような美しさ
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ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

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愛の呪い、呪いの愛、その似て非なる普遍性と不可逆性。
とも言えるけど、全体的にはドッキリテクスチャ!

クラム(1994年製作の映画)

5.0

わっけわかんない。
もう、自分でもわっけわかんなくなるくらい泣いた。

ヴァレリー・ソラナスとは逆にフェミニズからは遠く離れ過ぎた女性憎悪・女性恐怖を肉感激しくもユーモアを織り交ぜた毒っ気とチャーミン
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I SHOT ANDY WARHOL アンディ・ウォーホルを撃った女(1996年製作の映画)

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男性抹殺宣言な『スカム・マニュフェスト』を書いたヴァレリー・ソラナスだけあって異常な迄の過激フェミニストに傾倒してた狂気が現実にひねり出してある。

そんな完全あちら側の人間を主軸にして映画が成り立つ
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中国は近い(1967年製作の映画)

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共産的というか毛沢東主義への傾倒を皮肉るようなコミカルなタッチで描くブルジョワ家族の偽善と退廃ぶりを炙り出した政治風刺劇なのか青春群像劇なのか微妙な立ち位置の変な映画。

だけど、たぶん、犬の映画だよ
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ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

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熱狂⚡️
しなやかで野蛮な煌めける孤独。

後追いで現在これを観ても〈当時〉という同時代的な熱気を本当の意味で味わうことはできないし、遅れてやって来てスミマセンみたいな気持ちに苛まれること必至なんだけ
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シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

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プライスレスな命。ホープレスな世界。ホームレスな恋愛過多。破裂する破滅。SDRなんて〈ノーフューチャー〉って名前の未来に行き着くための片道切符。危険物を乗せた車で吹っ飛ばすマイウェイ。カッコイイとは思>>続きを読む

ティコ・ムーン(1997年製作の映画)

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ダークな廃墟的ヴィジュアルインパクトが素晴らしく美しい。

内容はアルファビルにスケルトン製のフィフスエレメントを着せたような部分があるし、権力中枢の爛れた退廃とその影響下での人間や生活って感覚は伝わ
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UNDERWATER LOVE おんなの河童(2011年製作の映画)

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YABEEEEE & SUGEEEEE 変!
超ストロングにストレンジ・ポップ・ワールド全開。
メッタメタにギッタギタにビッタンビッタンに素晴らしかった。
素晴らしかった? AHAHAって声出しながら
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スケルトン・キー(2005年製作の映画)

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ホラーの縄張りだと微妙な話運びに見えるけど南部ゴシックの手触りを割と慣れた手つきで上手に纏め上げた一品として、かなり良く出来てると思います。

フードゥーを扱うこととラストを考えるとホラーなんだろうけ
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ジョエル=ピーター・ウィトキン 消し去れぬ映像(1993年製作の映画)

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死、死体、損壊した死体、畸形などを被写体に宗教的モチーフやクラシック絵画を彷彿とさせるイメージを散りばめ一種のアウトサイダー的な写真を撮る異端的フォトグラファーの制作過程を追ったドキュメント。

バイ
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漂流街 THE HAZARD CITY(2000年製作の映画)

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卓球…しませんか?

血の匂いは滾るけど期待値以上には狂い足りない感。
カーラ役の子(勝又ラシャ)がめっちゃ美人。

主軸の二人以外の主従が全て同性愛的な関係に見える結び付きなのが芳醇。

パーフェクト・メモリー(2015年製作の映画)

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喘ぎ喘ぎ進む儚い過去進行形。
だから余情ですら語れない。

妊活中毒で可視化しない家族幻想に取り憑かれた狂女の話として最後まで観てる側を突き放してくれれば凄い好きな映画になる気配が漂ってただけに勿体な
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地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

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あなたが居る場所が全てフィクションになってしまうという現実。
孤独は美しく、美しいが故に病気である。

乱暴と待機(2010年製作の映画)

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あくまでもクレイジーに、あわよくばクレバーに。

其処ら辺に転がってる狂気を底ら変に跨ってる人々で編んだ不条理コメディ。
関係を歪で淫靡な箱庭に閉じ込めたことで、より強固にイタさのみをクロースアップし
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リング(1927年製作の映画)

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全ての形がある。

基本は男女の関係が別の男の存在に依って危機に陥り、それを乗り越えるみたいな三角関係ものの古典的物語でハッピーエンドの極致なんだけど、それを乗り越えたとしても、この問題や過去にこれか
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北京原人 Who are you?(1997年製作の映画)

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まあ、それはそれとして、ね。
誰だ? って訊かれたんならさ、
世界の中心じゃなくったって《 I 》を叫んでやってよ!
本田博太郎だよーーーーーーーーーーーッ!

これ、公開当時はどんな感じで捉えられて
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グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独(2009年製作の映画)

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《その手は幼い少女のそれのように、ほっそりとしなやかで、濡れたように冷たかった》って一節を想い出した。

息を呑むような瞬間でゆっくり確実に息の根を止めに来て欲しい。
汚れた手を浸す春の水のように冷た
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

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感情や魂の解放と救いや癒しは別の階層にある。
自分の写見として相手を救うことは自分を救うことには成り得ない。
ヒーリングとヒアリングを瞬間接着剤で強引に定着させる冴えたやり方。
前衛的な奏法の感情の発
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ワンダーウォール(1968年製作の映画)

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すっごい素敵! すっごい可愛い! すっごい素晴らしい!
っていう形容詞の間違いすら抱擁できるほど
最っ強で最っ高!!!!!

キュートでポップでカラフルでラジカルにカオスっててワンダー。
よく「可愛い
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バスティーユ、聖女の恍惚、愛の牢獄(2009年製作の映画)

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エロスとタナトスのエロスからロスをロストしてタナトスからはタナを棚上げして気が付けばそこにはエトスだけが残されましたみたいな言葉遊びで適当なことを言ってるけれど、まあ概ねそんな感じの、ちょっと何言って>>続きを読む

ダークハウス(2015年製作の映画)

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個人の感覚なので誰にも伝わらないと思うけど家庭訪問に何の前触れもなく担任じゃなくて副担任が突如として現れたらこんな気持ちになると思うよ。

あと警察が家に侵入した時に探索中ずっと「ポリース」って言って
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狂った一頁(1926年製作の映画)

5.0

素晴らしかった! 痺れるぅ〜!!

狂気の詰め物といった感じ。
黄色い部屋に居続けると人は精神に異常を来すっていうけど、そういう感覚に近いのかな。
完璧な音楽が具現化すれば、遠くからでも石を破壊するこ
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消える死体(1942年製作の映画)

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蘭の花を重要なファクターにした吸血鬼物の亜種といった感じ。

色々と物語のパースペクティブが狂ってて破綻してるところも多いし、この時代の怪奇物(と言ってもそんなに多くは見てないけど)はホラーというより
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狂ったバカンス(1962年製作の映画)

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小悪魔系女子がオヤジ狩りに近い様相でオジさんをただただからかい尽くすバカンス映画の皮を被ったロリコン・バッシング映画。

浜辺の別荘、暴走するドライブ、ゴーカート大会、ダンパ、ストリップ、自主制作映画
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

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生々しいのに生臭くはない生理的な厭らしさに縁取られ
精神的な色彩は薄弱なのだけれど鮮やかにも見える庶民的病理。
踏み抜いた理性の箍があっても穴を埋める埋め合わせの方法も心得ている。
底の知れない沼にじ
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ぼくのバラ色の人生(1997年製作の映画)

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濾過されて純度が高ければ高いほど人はそれを忌み嫌う。
己の醜さを暴かれるものだから。
割れない鏡として磨かれている。
彼が彼である限り無理解も拒否も増えるし繰り返されるだろう。

ファンタジックな幻想
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悪魔の存在を証明した男(2014年製作の映画)

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悪魔のこと気にする前に娘のこともっと気にしてあげてよ! って思う。

全て自業自得だし、因果の外の存在のはずが因果律にきっちり型に嵌められちゃってるしで、もう踏んだり蹴ったり。

証言、実験、検証、結
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

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えっと、あのー、なんか、うん、ごめんなさい。

ノイローゼの猫みたいに床を引っ掻き続ける謎の行動萌え。

見てる間中ずっと家の中で変な音がしてて、その事の方が気になって集中できなかった。