ふさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.7

普通の世界から一転、パラレルワールド!
主人公アオヤマくんとお姉さんのキャラクターが絶妙で、先が読めなくて一気に引き込まれる。

「オトナ」に憧れる少年の一夏の思い出は、大冒険と少しの甘酸っぱさが交わ
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.8

期待しないで観ていたけれど、どんどん引き込まれた。一人の人間として七人が存在し、曜日別で外に出られる。
設定もさることながら、七人を演じ分けたナオミ・ラパスの演技力にも感服。

死が隣り合わせな中、ル
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

好きか嫌いか、もあると思うけれど。

当時のインパクトは計り知れないものがあったんだろうなと今観ると思う。
双子、エレベーターからの血の海、雪山。

精神的にジワジワくるし、人が狂っていく様もかなりリ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

前作「シャイニング」とは全く別にも思える今作。とはいえ、前作があるがこそ、トラウマやラスト20分の内容に価値が出る。

超能力の表現方法が、アクション映画のアレコレと違ってすごくリアリティがあって新し
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

5.0

事前に前作「ウェルカムトゥザジャングル」も観ているとさらに楽しめるこの作品!!!
ゲームキャラクターもしかり、現実世界の人物関係もリンクしてる。

同じゲームをやっていても、中に入る人間が違うだけで無
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ダンス・レボリューション2(2011年製作の映画)

4.2

1観てからすぐの2だったので、まずはダンスのクオリティがグンと上がったのに驚き。そしてダンスのバリエーションが広がって、観る側もかなり楽しい!!!

ダンス仲間に騙されて、収容所送りとなった主人公マリ
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ダンス・レボリューション(2003年製作の映画)

3.8

最近のダンス映画とかに見慣れてると、ダンスの激しさとかがあまり感じられないのが時代を感じる。今は映画もそうだし、ダンス界もかなりクオリティが上がってるんだなと。

とはいえ、主人公ハニーのダンスへの情
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

現実と妄想の区別がなくなるぐらい、酔える作品。それは一重にホアキン・フェニックスの演技あればこそ。

「人と少し違う」事に対する嫌悪感は、観ていて良いものではないけど、自分もやってないのかというと見て
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.0

過去を捨て、正義のために戦う事を選んだというかっこいいチーム!死と隣り合わせでもある、という部分も随所にあり、正義が必ず強いと限らないとも思い知らされる。

始終スリリングなアクション!!で、ハラハラ
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.9

ジャッキーに相方がいる事によってのハチャメチャ具合が更に過激!!!そして内容が壮大。
期待を裏切らないジャッキー作品。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.5

安定の「愛されるアニー」!!!
実はアニーを観たことなかったけど、泣いた。

ジェイミー・フォックスがまた良い味出してくれる。

あん(2015年製作の映画)

3.0

温かみがありながらも、病気に対する人の差別的な内容が本当に苦々しい。それでも懸命に生きようとする人の輝きが絶妙に描かれてます。

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.2

かなりハラハラしたパニックムービー。
雄ゴリラのジョージが良い味出してて、思わず「ジョージ!!!」と声が出てしまうシーンもあった。

ドウェイン・ジョンソンがこれまた適任な役。

トールガール(2019年製作の映画)

2.8

身長が低い事がコンプレックス、という設定は良いものの…
コンプレックスの克服、友情、愛情、家族愛と、全部やりたすぎて全部が中途半端になってしまってる感。

キャラクターがしっかりしてただけにちょっと残
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

4.2

アン・ハサウェイが演じたエイジェント役も「スキルが高い」だけじゃなく「意外と年齢高い」所を武器にボケを取ってて、ボケとシリアスのバランスがお見事。
かなりハラハラする場面もたくさんで、観てる時間があっ
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.7

絶対HAPPYになれる素敵な作品!
卑屈にならない主人公トレイシーが映画をどんどん盛り上げてくれる!

トレイシーの母親役がなんと、ジョン・トラボルタという奇妙で面白い配役。
見所満載!

ザック・エ
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羊の木(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

表情もなく、淡々とした映画だけれど、起こっている事はかなり激しい。

犯罪者というだけで偏見の目で見てしまうというのはどうしても拭えないけれど、一部のちゃんと人を人として見られる人がいるだけで救われる
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.8

これが本当の話なんて信じられない!

まずこの天災の表現がリアルで、怖い。
実際にこんな事が起こったら、自分もこうなり得るんだと身近に感じて本当に恐怖した。絶望の中、色々な事が起こりながら、奇跡と奇跡
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[リミット](2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

観てて辛すぎて、そして救われない。
何度も観たくない。
一度でも結構キツイ。

娼年(2018年製作の映画)

4.0

あの石田衣良の独特の世界観を、こうもうまく表現出来ている事にびっくり。

娼夫という夜の世界観を、エロすぎず、神秘的に描いてた。

私的に注目の真飛聖さんが結構メインな役どころ。表情が読めない所なんか
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく甘くみてたんですが、
逆転に次ぐ逆転で、見入ってた!

特にサイレントヒルの街についてからの展開が想像以上。街の変化がほんとに恐怖!

ハッピーエンドでなく救われない終わり方に納得はいかない
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アーサー・クリスマスの大冒険(2011年製作の映画)

4.6

アニメで作られている割にかなり伝えてくれる事も多い作品でした。

いくら仕事が出来る人間でも、それにあぐらをかいて「これぐらい大丈夫だろう」と思っている事が、もしかしたら他の人にとってとても大切なこと
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.9

原作モノと知らず鑑賞。
日本でもこんなパニック物しっかり作れるんだ!

大泉洋の「平凡な男性」の演じ方がうまい。本当に居そう。
一見すると普通の人と変わらない感染者だからこそ身近にありそうで余計に恐怖
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「フォー・シーズンズ」の伝記的映画。
こちらもボヘミアン・ラプソディと同様、知っている曲もあって思わず踊りだしたくなるナンバーも多い!

ただ、高利貸しからの借金を続けるトミーの存在が本当に救えない。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

クイーンがいた時代を知らない人からしても「あ、聞いたことある」という曲ばかりなので、音楽でも楽しめる作品。

もちろん、その音楽を作ったフレディ・マーキュリー自身を知ることで、曲の深みが増し、より好き
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

アートを題材とした、魅せるアート映画。
なかなか直接的に伝わるような映画ではないと思うし、私自身も実はよくわかってない。。。

途中、チンパンジーを演じる?半裸の男性が、正装したセレブが集まる中、余興
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

あらすじから行くと、いかにもレイノルズ側がアルマの猟奇的な愛に翻弄されるような表現ですが…

レイノルズ自身も職人気質で、自分の築いてきた習慣や好みに妥協を許さない。こういった彼を構成するものが、魅力
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.6

色々感じる所が多い。
主人公ジョシュの痛みは、歳をとった人にはすごく伝わるんじゃないかと思う。

凝り固まった考えから脱皮する為には、新しい風に触れる事が必要。
でもそれで自分をなくしてしまっては意味
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

大好きなリジー・ギャプランが出てるので余計にたのしみにしてた作品。

1があるからこそ楽しめる作品。
もちろんこれだけ観ても面白いんだけど、1であれだけやってのけた主人公側が逆に騙されるのは、観ている
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.6

マジックを純粋に楽しんでしまう人にはもってこいの作品!!
ふつうに騙されて、楽しめる。展開も早くて、時間があっという間。まさにイリュージョン!

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

新しい発見!
異常者を「異常者」と仕立て上げる事ができるなんて!!

たしかに主人公レイチェル自身にも落ち度はあれ、自分が知らない、覚えてない事って、知ってる人から聞いた話で「そうなんだ、自分はそうし
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.6

アート的映画。
パッケージに惹かれて観た分、トラウマになるような背筋の凍る表現が多くギャップにやられる。

パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)

3.5

金持ちの道楽が仇になった感じで。
二転三転していくら展開は楽しめたけど、途中盛り上がった分後半オオッとならなかったような。

キャビン(2011年製作の映画)

3.5

途中まで胸糞悪い分、後半かなり爽快!
ホラーのこういう描き方もあるのね、と少し新しい切り口が見えた。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

海猿で知った人にとっては、伊藤英明の変人役は圧巻。学校を舞台に描かれるストーリーの中で、なかなかに猟奇的な作品だと思う。