あっこっこさんの映画レビュー・感想・評価

あっこっこ

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ファニー・ガール(1968年製作の映画)

4.0

実在の女優ファニーブライスを主人公として人生を描いたミュージカルコメディドラマ。
主人公を演じたバーブラストライサンドの歌とコメディセンスは抜群です。ゴージャスなニックを演じた哀しげな顔のオマーシャリ
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ララミーから来た男(1955年製作の映画)

3.2

往年のスターたちは乗馬は必須条件なんですね。山道や崖のシーンはハラハラしてしまった。
ストーリーはともかく、どこからかやって来て、事を済ませたらどこかに行ってしまう、、、西部劇のお決まりなんですね〜

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.2

第二次世界大戦のイギリス、そしてスパイ!と期待し過ぎてしまったか、、、恋愛を描くことで緊迫感がなくなった気がする。唯一、イアンフレミング少佐の登場にワクワクさせられました〜。ボンド、ジェームズボンド!

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.2

マークライランス見たさに鑑賞。
マフィア全盛期のシカゴを舞台に仕立て屋を営む初老のイギリス人を主人公に、その店内だけで物語が進む密室劇。登場人物はテイラー(仕立て屋)ならぬカッター(裁断師)と名乗るこ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

2時間半の長さを感じず、グイグイと引きこまれて、最後まで面白かったです。
主人公の映画にのめり込んで行くところもいい、高校時代の青春もよかった。抑えめ演技のポールダノとフルパワーのミシェルウィリアムズ
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バビロン(2021年製作の映画)

2.8

ハリウッド黄金期をリアルに描いているのだろうか、、、
主人公を演じたマーゴットロビーには拍手しかない。彼女は顔立ちのせいなのか、キャラクター的な役が多いですね。お疲れ様でした。観ている方も疲れました。
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シャーロック・ホームズの冒険(1970年製作の映画)

4.0

ビリーワイルダーなら間違いはないだろうと決めつけて、ワクワクしながらの鑑賞。
どちらかというとポアロ派で、ベネ様のシャーロックに出会うまでは、コナンドイルは小説に勝るものなしと思いこんでいました。がと
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.0

実話を元にしたサスペンス。38歳という設定の主人公ヘンリーフォンダに首を傾げる。
昔は捜査なんていい加減だったんでしょう。目撃者だって証言だって、本当なのか、どうなのかわからない。そして裁判になって陪
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(2023年製作の映画)

4.0

ロアルドダールのショートストーリー、オチはわかっても、3人のやりとりが面白い!ニヤニヤしてしまう。みんなうまいな〜。カメラ割りも背景も素敵!お家の扉のノブが低いのは何か意味があるのかなぁ。大好きです、>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

3.3

語り部ルパートフレンドのがんばりに集中させられた作品。内容より彼と背景の印象が残った。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

ブラックユーモアたっぷりのロアルドダール原作、面白くないわけがない!絵本をめくるように物語が進んでいく。小気味のいいセリフと絵のような背景、好きだな〜
面白かった!

合衆国最後の日(1977年製作の映画)

3.4

今も最大の脅威とされている核ミサイルで、脱獄囚で元軍人✖️ホワイトハウスの攻防を描いたサスペンス作品。ベトナム戦争の知識がないので、大切な部分が理解しきれなかった。わかっていたらもっと面白く見れたのか>>続きを読む

ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.6

ヒッチコック監督にしてはサスペンスというよりはコメディ色が強く、例えは古いがまるでドリフのコントを見ているようだった。悪人らしき人は誰一人と出てこない。笑かしどころもあり、若かりしシャーリーマクレーン>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.5

ロボットが恋人になる!
近未来、そんな日が来るのだろうか、、、
あまりにリアルでパーフェクトなトム、ダンスティーブンスうまいなぁ。主人公の彼女がまたとてもいい、元彼や認知症のお父さんとの絡みは切ないね
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.8

ダニエルブリュール見たさに鑑賞。
ドイツにサッカーを伝えた英語教師の実話を基にした作品。サッカーを教えることを通して、当時のドイツの学校教育を見せてくれたが、戦争が行われていた時代の軍事国家、差別教育
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355(2022年製作の映画)

3.2

お話がわかりにくかったが、アクションだけは楽しめる作品、まさにポップコーンムービー。それでも夜は明けるでアカデミー賞を受賞した線の細かったルピタニョンゴが骨太な才女として活躍していた。あとでクレジット>>続きを読む

アラヴィンダとヴィーラ(2018年製作の映画)

3.3

いつの時代のお話なんでしょう?インドにはまだ無法地帯はあるのかしら、、、

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

現在と過去、選択によって分かれる過去と現在、あり得ないアクションと操る画面を追う者たち、どこかで見たなと思わせて、マトリックスを思い出した。
今の時代にあったテンポでドンドン画面が入り替わる。上手です
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.5

面白かった。ストーリーは簡単、お世話になった孤児院を守るためのお金を捻出するために奮闘するブラザーズ。ライブの売り上げを納税する。それだけ。はちゃめちゃ具合がハンパなく、歌も音楽も最高、ゴスペルにウエ>>続きを読む

失われた週末(1945年製作の映画)

4.0

ビリーワイルダーはダメ男を撮る天才ですね。アルコール依存症の怖さをこれでもか!と突きつけてくる。なのに彼を取り巻く兄、バーのマスター、そして恋人が天使の優しさを見せる。あんな幸せ者はそうはいない。これ>>続きを読む

栄光のル・マン(1971年製作の映画)

3.2

車に全く興味がなく、無知でルマンがなんであるかもよくわからず、スティーブマックィーン見たさに鑑賞。セリフはほとんどなくてほぼドキュメンタリー映画でした。
数年前に観たフォードとフェラーリがこれだったん
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サリー・ポッターのパーティー(2017年製作の映画)

4.0

モノクロの密室劇、演者が気になり鑑賞。まさにイギリスの作品!
安定のパトリシアクラークソンとクリスティンスコットトーマス。曲者たちの共演、みんなよかったわ〜。レコードいいね、音楽もいい。キッチン、トイ
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引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

2.8

ヒッチコック監督にポールニューマンとジュリーアンドリュースの組み合わせでその上スパイもの。ちょっと不思議な気がした。前半に一度ヒッチコックらしいカメラワークがあっただけで、あとはなんとも、、、
ポール
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紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

3.2

かなり脚色されているそうだが、実話らしい。ユダヤ教エチオピア難民の悲しいお話でした。アフリカ、中東というのは、日本人にとっては実情は全くわからない。舞台も設定も事実のようで事実とは伝わりにくかった。た>>続きを読む

BAT★21/バット21(1988年製作の映画)

3.4

ベトナム戦争時代の実話を基に描かれた作品。偵察機のヘリが撃墜され、敵地に降下した主人公を救出するまでの戦争ドラマ。地雷のシーンや爆撃シーンは考えさせられた。

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.6

有名なアルカトラズ刑務所、ザロックで知り、本家をやっと見れました。刑務所内の様子は最近の作品よりやんわりと描いています。心を傷めず、スリル満点の脱獄までの様子を堪能しました。面白かった〜

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.5

アメリカ政府は疑わしきは罰せずではなくて、疑わしきは拘禁せよということなのか、、アメリカ政府の無法地帯キューバのグアンタモ米軍基地が恐ろしすぎる。拘禁される側もする側も、尋常ではない、悲しいことです。>>続きを読む

天使(1937年製作の映画)

3.9

マレーネディートリッヒが美しくて、その上可愛い。三角関係を描きながら、後味のいい作品でした。よかったです〜

ダンシング・レディ(1933年製作の映画)

3.2

フレッドアステア見たさに鑑賞。
ダンサーと舞台監督、パトロンと3人のロマンスを描いたミュージカル作品。クラークゲーブルよりパトロン役の彼が気になって調べたら、ジョーンクロフォードと結婚していた!ケミス
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深夜の告白(1944年製作の映画)

4.1

ビリーワイルダーとレイモンドチャンドラーという2人の脚本に期待値は高く、邦題もいい。始まりもいい。回想していくのも当時としては画期的だったのではないだろうか。完全なる憶測ですが、、、上質なミステリーに>>続きを読む

マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.4

第二次世界大戦中のミシシッピ、幾度となく描かれる人種差別、貧富の差。出征して無事に帰国してもストレス障害(PTSD)に悩まされる、その上、白人至上主義の者たちによる迫害。哀しいお話でした。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

怖いのは好きではないですが、ロブ様見たさに鑑賞。孤島に灯台守2人の密室劇。いろいろ盛り込んでいるのでしょうが、孤独と服従とお酒、夢なのか?妄想なのか?現実なのか?狂気なのか?なんだかわからなくなってい>>続きを読む

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.0

花嫁探しのドタバタコメディですが、バスターキートンの真似のできないアクロバティックな逃亡シーンには脱帽。CGなしですもんね。ヒヤヒヤして、ため息と爽快感、素晴らしいとしか言いようがない。綺麗なお顔も好>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

とっても煌びやかな新幹線で初めから夢の中にいるような、不思議な感じ。日本人にはこれは新幹線には思えないですね。
コメディ要素も多く、クライムと言いつつかなり明るめのアクションエンタテインメント作品でし
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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.6

テキサス西部、保安官のようなレンジャーVS銀行強盗、追う者と追われる者、2組のバディを描いたクライムウエスタン。田舎の土地はあっても貧しい、親もその親もそのまた親も貧しい。貧しさは感染する。悲しいけど>>続きを読む

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