あっこっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あっこっこ

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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.8

実在のバレエダンサー、ルドルフヌレネフの半生を描いたサスペンスドラマ。
どこまでが事実なのかはわからないが、東西冷戦激動の時代、貧しいソ連人である彼が自由と芸術を求めて、KGBの監視下にありながら自由
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ピグマリオン(1938年製作の映画)

4.2

バーナードショウの戯曲を彼自身の脚本で映画化したある種のシンデレラストーリーでマイフェアレディの原作でもある。元はギリシャ神話とのこと。音声学者である主人公の教授が、貧しく訛りのひどい花売り娘を訓練し>>続きを読む

冬時間のパリ(2018年製作の映画)

2.9

パッケージのジュリエットビノシュの可愛さに驚き‼️フランス映画ならではの自由な恋愛を淡々と描いていた。日本語タイトルがしっくりこない。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ジムジャームッシュ監督がお気に入り演者を集めて楽しんで作った感がハンパない。演者たちもさぞ楽しかったことでしょう。ストーリーなんて関係ない。ゾンビ映画なんてそんなものでしょうよと言いたくなる。完全に演>>続きを読む

パピヨン(1973年製作の映画)

3.9

原作者で囚人だったフランス人アンリシャリエールのギアナにある悪魔島での脱獄の実話を元にしたドラマ。壮絶な刑務所生活と幾度となく繰り返される脱獄劇。人として扱われない囚人たち、ハンセン病の実状、修道院で>>続きを読む

リカウント(2008年製作の映画)

3.3

アメリカ大統領選挙の仕組みがよくわかっていないですが、冒頭の投票所での様子も日本とは違い不思議な感じ。再集計とは、、、物凄い実話ですね。ブッシュとゴア、両陣営の戦いがヒートアップして面白かった。今は見>>続きを読む

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.9

実在のお話とは驚いたが、心温まるとはまさにこういうお話ですね。どこまでが事実なのかわからないけど、彼らの歌は本物で彼らを見出した音楽マネージャーの奮闘も良かった。イケてないダニエルメイズがまたいい感じ>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

今をときめくグレタガーウィグ監督とシアーシャローナン!これだけのキャストを集めて古典の名作を現代的によみがえらせた。ホロリとしつつ笑わせてもらって135分があっという間に過ぎていった。4人姉妹の現在と>>続きを読む

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.3

主人公FBI副長官マークフェルト原作の実録伝記サスペンスドラマ、とても難しい作品でした。トーンが暗く登場人物もわかりにくかった。パークランドの監督なので期待し過ぎてしまったか。最近のリーアムニーソンは>>続きを読む

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

3.9

インドの王室を舞台に貧しい役者が影武者を演じるアクションヒューマンラブストーリー。さすがインド映画、善悪がわかりやすく、歌ありダンスありの完全なる夢物語。主人公のプレーム兄貴がいい人過ぎて神様のように>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.0

実在の最高裁女性判事の若き日を描いた伝記ドラマ。主人公を演じたフェリシティジョーンズのイメージと役があっていない気がして、物語に集中できず長く感じた。アーミーハマーは売れっ子ですね。ここにも出ていたか>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.4

発明王エジゾンを主人公に電力送電システムを巡るビジネス戦を描いた伝記ドラマ。科学には全く疎いのでわからないこともあったが、電球を映す映像が美しく、2人のバトルはドラマティックで面白かった。アメリカ製作>>続きを読む

砂塵(1939年製作の映画)

3.8

初ジェイムズスチュワート西部劇。主人公が出てくるまで結構待たされた〜
お決まりのドンパチドンパチと法を無視して悪のはびこる町にスマートな保安官助手がやってくる。いつも通りの線の細さと飄々としたジミーが
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ロープ(1948年製作の映画)

3.0

ヒッチコック監督による映画だが、完全なる舞台劇に作り上げたサスペンス。予備知識なしで見始めたが舞台はマンションの1室、いきなり殺しのシーンから始まる。緊迫感なし、恐怖感なし。80分と短いのにダラダラし>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.9

オデッセイはマットデイモンが火星で一人でがんばったが、こちらはサムロックウェルが月で一人でがんばる。前者はサバイバルアドベンチャーコメディなのにこちらはちょっと毛色が違ってた。ミステリー要素も入ってハ>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.3

オズの魔法使のドロシーで大スターとなったジュディガーランドの波乱万丈の末路をメインに描いた伝記映画。元は舞台劇とのこと。
落ちぶれたジュディの今とデビュー当時のハリウッド時代を交互に見せているが、今は
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

初バスターキートン。アメリカの南北戦争時代、蒸気機関車の機関士である主人公が敵軍に恋人を自分の機関車ごと奪われて、それを奪還すべく奮闘するコメディアクション映画。実際に走っている機関車で起こる様々なこ>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

インドで起きた無差別テロの実話をベースに作られたサスペンスドラマ。どこまでが本当なのかわからないが、ハラハラドキドキして目が離せない展開は上手く作られていた。
宗教に疎い日本人の私にとって、インド✖️
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

第一次大戦、伝令を授かった若き兵士が最前線へと向かうある種の戦場ロードムービー。全く時代も状況も違うけど、ジョージマッケイが弾丸を避けてひたすら走るのを見ていて、エネミーラインのオーウェンウィルソンと>>続きを読む

ホワイト・ラバーズ(2016年製作の映画)

2.4

伝えたいことが何なのか、わからなかった。雄大で過酷な自然は見応えがある。それだけ。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.5

1930年代、工場での様子を面白おかしく描き機械文明をを風刺するコメディドラマ。オープニングからチャップリンは全力モードで呆気にとられてしまった。ネジを回し続けるだけの動きで笑かしてくれる。機械に巻き>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1955年製作の映画)

4.0

悪魔島の刑務所を脱獄した囚人3人を主人公としたコメディ。詐欺師、金庫破りそして殺人犯とそれぞれが違った罪人だけど、全く罪人に見えない。押し入ろうとした雑貨店でそれぞれの才能を活かしてお店の家族を助ける>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.3

東西ドイツ統一の時代、東ベルリンを舞台に社会主義に全てを捧げる母親のために大芝居を打つ息子の奮闘を描くハートフルコメディドラマ。若いダニエルブリュールがあどけなく可愛い。主人公のがんばりに登場人物みん>>続きを読む

ベルリン、アイラブユー(2018年製作の映画)

3.9

多国籍なヨーロッパのベルリンで起きるラブストーリーの群像劇。始まってすぐのジムスタージェスの大袈裟な演技にはちょっと引いてしまったが、それを除けば、それぞれが悲しくもあり、楽しくもあり。久しぶりのジェ>>続きを読む

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.3

初ジャンギャバン!大金をめぐってのギャング同士の争いでドンのジャンギャバンが大金も仲間も守ろうと奮闘する。ハスキーボイスでチョー渋い、ジャンギャバンを堪能しました。もう少し若い彼も見てみたい。

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

4.0

アメリカ南部の田舎町、人種差別の激しい時代に北部からの乗り継ぎでたまたま居合わせた殺人課の黒人エリート刑事が殺人事件を解決へと導いていくサスペンス。田舎町の警察官が殺人事件に疎くまるで昔の保安官のよう>>続きを読む

ジンジャーとフレッド(1985年製作の映画)

3.0

初フェデリコフェリーニ、一時代を築いた二人の末路が寂しい。面白いかと聞かれたらそれほどでもない、不思議な作品でした。

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.0

事実とのことだが、ハイジャック犯とイスラエル政府、そしてイスラエル軍と主題が散漫で絞り切れてなかった。歴史的事実を伝えているという、それ以上でもそれ以下でもなかった。ロザムンドパイクとダニエルブリュー>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.4

設定と登場人物は怪しげで魅力的だったが、9人の人物設定がわかりにく、最後まで説明不足だった。ストーリーも納得できず、イマイチ。もう少し丁寧に描いて欲しかった。期待していたので、残念です。劇中に登場する>>続きを読む

メリィ・ウィドウ(1934年製作の映画)

3.9

初モーリスシュバリエ!
フランスのエンターテイナー、歌もダンスも素晴らしい。コメディセンスも抜群です。
元はオペレッタとのことですが、予備知識なしでも単純に楽しめるミュージカルコメディ。面白かった〜

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

2.8

演者たちに期待してしまった。キャスティングで犯人が推測できてしまうのも残念。キャラクターを立たせているのに主人公らしき看護婦女子が普通でいつも涙目なのも不思議。オーバーアクションの演者たちとそうではな>>続きを読む

荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.5

19世紀末、宿敵のインディアンを故郷に護送する任務を意に反して遂行する大尉を主人公にした西部劇ロードムービー。過酷な時代の過酷な任務、それだけでも辛いのに、オープニングのシーンはとても悲しかった。ロザ>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

2.7

ジョナサンがひとつの体にふたつの人格を持つというSFサスペンス。彼をコントロールする医師の設定が理解できなかった。ストーリーにも無理があって面白くなかった。残念

平原児(1936年製作の映画)

3.6

実在のガンマン、ワイルドビルコックとカラミティジェーンを主人公に南北戦争後の開拓時代を描いた西部劇。正義と悪とインディアン。男勝りだけどビルに一途なジーンアーサーが可愛い。ジーンアーサーがキスをする度>>続きを読む

シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

3.2

想像していたものとはだいぶ違っていた。少女のサクセスストーリーというよりはインドの社会問題、家庭内問題を伝えようとするものだった。アーミルカーンの役は彼でなくてもよかったような、、、ただ多くの人に見て>>続きを読む