ryuさんの映画レビュー・感想・評価

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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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アバター同様全編CGの塊、まったく没入感が得られない。特に水中シーンのアクアマン達の髪や表情、アクションは萎える。そうかと思うとマンタ達の巨大な乗り物内やらアジトの建物内は急にチープなセット。ジェーム>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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こぢんまりと良くできてる。ループが短過ぎて、また最初からかのストレスが予想以上に少ない。台詞回しなど演劇感は強いけど、胃もたれするようなクドさはない。
ボヤけたカメラは終始気になる。何故そうしたのか理
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ニューローズホテル(1998年製作の映画)

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内容がイマイチ分からないボヤけた予告編みたいだった。予算がないんだろうけど具体的な場面がない。会話してるかデフォーとアーシアが絡んでるか、或いは謎のイメージショット。デフォーの思考ぐるぐるシーンも、前>>続きを読む

プレスリー VS ミイラ男(2002年製作の映画)

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ブルースキャンベルの独り言を味わう為の映画。ストーリー的には邦題とあらすじだけでもう充分。テンポは悪い、ギリギリ眠くならないのは、やっぱりブルースキャンベルの魅力。結局それだけ。

THE CLASH ザ・クラッシュ(2007年製作の映画)

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女性主人公が非常にパワフルで良い。男性の方もタフだ。突き刺さったまま走り去る絵が撮りたかっただけかと思ったらその後もちゃんと面白く、ワンシチュエーションなのに最後まで飽きない。女性の身勝手さも、腹が立>>続きを読む

碁盤斬り(2024年製作の映画)

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國村隼は良かった。ネタバラシの瞬間の國村隼は最高。清原果耶の凛とした雰囲気もいい。
モダンな質感なのは敢えてだろうけど、何でそうしたのか、良いと思えない。提灯、灯籠は明らかにエレクトリックだし、カメラ
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依存魔(2019年製作の映画)

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景色が綺麗。霧に包まれた森、おじさんの声に驚いて飛んでく鳥、ラストの再び2人でボートに乗って出発する絵も良い。
男の子の情けない表情も良い。
タイトルは原題のままでいいのに。
助けてくれた人達の顛末は
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ビューティフル・ダイ(2010年製作の映画)

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ラストの展開以外見せ場がないし、その見せ場も魅力的なオチに繋がらない。印象的な絵もない。手持ちカメラの理由も分からない。行ったり来たりの編集もダレる。
そもそも、なぜ主人公はあんなにつまらない男に傾い
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バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992年製作の映画)

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意外と極悪人ではなく肩透かし。用済みの売人を平気で殺すとか、女性犯罪者に銃を突きつけて性的強要とか、とことんクズかと思ったら、ドラッグギャンブル中毒の駄目なやつという程度。デュエリストのハーヴェイカイ>>続きを読む

ウォーキング・ヒルズの黄金伝説(1949年製作の映画)

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各キャラクターの詳細も明かされないまま、すぐに話が動き出すオープニングはとても良い。面白くなりそうな予感に反してそこまで盛り上がらないのは砂漠と書き割りばかりで絵的な面白みには欠けるせいだろうか。ラス>>続きを読む

カウントダウン(2019年製作の映画)

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今どきの綺麗なB級ホラー。オープニングの引きもいいし、そこからのテンポも良い。主人公は魅力的でイラつく言動もなく、中盤から出てくる神父もナイスキャラ。90分でしっかりまとまってて別に文句はないけど、と>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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最初のフェーズは勢いがあって、何を考える余地もなくとにかく面白かった。轢かれたところでペースダウン、緊張感が途切れた。暗転でフェーズ毎に雰囲気を変えて飽きさせない作りなんだろうけど、没入感には水を差す>>続きを読む

XYZマーダーズ(1985年製作の映画)

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オープニングが弱い。ブルースキャンベルが出てきてようやく面白くなっていく。つまり主人公が良くない。
殺し屋2人、特に怪力の方はずっと良い。扉のくだり、カーペットのくだり。ディズニーアニメの悪役みたい。
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エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

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続編というよりスピンオフ。でも映画としては、このくらい妙な話でいい。美術がとても良くて、特にエイリアンの造形はシリーズ1番。車椅子もいい。
2も3も4もそれぞれ監督らしさは出てるけど、特に4はそう。ロ
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エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)

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オープニングはいい。フィンチャーらしい閉塞感、終末感、煽りのショット、光と影。前作のキャラが死んだからといって別にどうということもない。医者が殺されると、途端に単調なモンスターパニックものに。つまらな>>続きを読む

エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

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これを観ると1作目がいかに良くできた映画だったかよく分かる。予算は増えただろうに作り物感が増してるし、展開も俗。エイリアンも数ばかり多くて、短絡的な動きでどんどん死んでいく。品格がない。
そして長い。
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

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ノイズの可視化がうまくいってなかった。というかそれを映画全編に使うのは無理でしょう。実際にはもっと恥ずかしいしどぎついしひっきりなしで馬鹿馬鹿しく愚かだ。心の声が透けて見えるという設定自体は面白いけど>>続きを読む

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

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端的につまらない。B級どころではない。設定、脚本がホントに酷い。ホラー映画に何の思い入れも愛情もない監督、という印象。殺しのカットに魅力がない、何ならダイジェスト。グロくなくてもいいから、それなら笑い>>続きを読む

クロムスカル リターンズ(2011年製作の映画)

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前作より予算が増え、今回はストーリーもちゃんとある。なのにつまらない。そもそもストーリーなんて要らない。コメディ要素が無くなったのも大きい。無能な警察も笑い所としては機能しない。ただ無能なだけ。と言っ>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

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もうひとつ何か足りない。スタイリッシュとは言えないし、色調もそんなに。緊張感がない。単純にカメラが良くない。撮りたい絵に対して予算が足りないのか。
音楽は良い。エドスクラインのラッパー然とした喋り方、
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

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最高。ここ数年の名作傑作リバイバルの流れで1番面白かった。セットは勿論、今風にアップデートした音楽、カメラワークも良い。オープニング、エンディングのタイトルロゴもやっぱりコレ。
スロースタートなのは1
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スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

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安心して観れるB級スラッシャー。短くていい。序盤のどうでもいいジャンプスケア多用はしつこい。
妹にサラッと、アンタなんか生まれてこなければよかったと言ったり、テレビは来客に気付かない音量、マチェーテ片
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

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ゲーム内の設定なら許されるんだろうけど、映画としてはあまりに不自然な設定、行動、出来事ばかり。人をあんなに殴ったら即逮捕。女性警官は本来の仕事をしてないし、主人公或いは父に対しても何がしたいのかさっぱ>>続きを読む

クロムスカル(2009年製作の映画)

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低予算なのに人体損壊しっかり。顔面が気持ち良く削ぎ落とされる。ギラギラしたナイフも良い。ブシェミ風の男が結局あれで殺されたり、笑いどころもちゃんとある。
確かにストーリーとかキャラクターはしょぼいけど
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ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

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そもそも一作目も面白くはなかったし、アダムとサイモンのコンビでもこのネタでは無理だった。カメラを増やす擬似POVのアイデア自体は悪くないけど、じゃあいったい誰が編集したんだ、随分複雑な作業だ、手付かず>>続きを読む

メシア・オブ・ザ・デッド/メサイア・オブ・デッド(1973年製作の映画)

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オープニングの精神病棟の廊下のようなボヤけた絵はいい雰囲気、お父さんの家もなんだか凄い。居間には吊ってあるベッド、別の部屋には大人数で寝れるスーパーサイズのベッド、壁一面に描かれた絵もぶっ飛んでてドラ>>続きを読む

クルージング(1980年製作の映画)

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かなりハードな潜入捜査。扉を開けるとむせ返るような店内、公然と絡み合う客達。突然タガが外れて踊り狂うアルパチーノ。ビンタ。窓の外で不敵な笑み。全部怖い。そして笑える。音楽もいい。
ラストも不穏でいい。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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ケイトブランシェットの格好良さ、アンハサウェイの鼻につくキャラクターもハマってて良い。オークワフィナの存在感は控えめ、姿勢の悪さはいつも通りで落ち着く。
主人公達は失敗する事も危機に陥る事もなく、テン
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

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今観ても、というかCG当たり前の今観るとやっぱりセットが素晴らしい。ギーガーの禍々しい船内デザインは勿論、照明、撮影も良い。ジョンハート達が探索する船内の陰影、猫を探し歩くハーリーのシーンのライティン>>続きを読む

ジャックポット!(2024年製作の映画)

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ジョンシナもオークワフィナも好きだけどこれはハズレ。宝くじのネタ1発で展開が乏しく、コメディ慣れした役者のアドリブ頼み。アクションに緊張感はなく、かと言って笑えるアクションとして作り込んでもない、ドタ>>続きを読む

エンド・オブ・ハイスクール(2018年製作の映画)

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オープニングとエンディングの空気感は良かった。オークワフィナはいつでもオークワフィナだ。
女性であれば共感したり、或いはこれはないだろうと言ってみたり、楽しみようもあるのだろうけど、おじさんにはピンと
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

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時代と言ってしまえばそれまでだけど、オリジナルスコアとカメラワークが古臭くダサい。キメだと言わんばかりにグッと寄りすぎる煽りのショットとか平行でない俯瞰のショットとか、どうしても野暮ったく感じる。アク>>続きを読む

美しい湖の底(2017年製作の映画)

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コンパクトで良い。マウント取らないFBIも珍しくて良かった。

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

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リングと比べて、ホラーとしても物語としてもイマイチ。降り続く雨の中で物件探し、明らかに頼りにならなそうな管理人、暗示的なびしょ濡れのエレベーター、その辺りの雰囲気は良かった。
不条理劇じゃないんだから
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ウィークエンド・シャッフル(1982年製作の映画)

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とにかくラストのインパクト。最後の状況に対してそれまでの過程は勿論必要ではあるけど、有機的に絡み合った物事の結果ではないのでラストだけ抜き出して観たとしても面白い。
渡辺えりの、誰に受け止められること
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あのこと(2021年製作の映画)

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売りにしてる通り撮影が良い。主人公越しの狭い画角だったり、どこにもフォーカスしないカメラだったり、彼女の焦り、視野の狭さがよく表れてる。
話としては平坦だけど、緊張感のある長回しが要所にあってダレない
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