aconomusiさんの映画レビュー・感想・評価

aconomusi

aconomusi

映画(75)
ドラマ(0)
アニメ(0)

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

泣けた最後の初々しい二人に。クロノスタシスの様に針が止まった瞬間、瞬間を大切に刻んでいく初めの出会いから、花束がドライフラワーになっていくような変わっていく二人。プロポーズも、恋愛感情まるで無しの麦か>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.4

昔に観て、再度。数日で一生涯分生きることなんて出来ないよ、君と出会うために生きてきた、は、じーんときた。4日間という限られた中で、一生涯分の確かな愛を確認したと思うと、主人公にとっても、かけがえのない>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.4

既成事実が欲しい男、既成事実に縛られたくない女。真実の愛とか、運命とか信じてた男が、この女に一目惚れして、期待する。女と付き合う中で、男の中では、クソ女、ロボットになっていき、男の荒れていく様が可哀想>>続きを読む

恋するベーカリー(2009年製作の映画)

3.3

最後どっちとくっつくのか、コメディもクスッと笑えたり、元夫のだらし無さと、結婚20年もしてたのに、ハグすらしていなかったのに、老いた妻を惚れ直したり。元夫は、若い女と再婚したのは、良いけど、理想とは違>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.3

錦戸亮は、雰囲気出てるなぁといつも思う。ジャニーズだけど。松田龍平の不気味さも、殺人犯らしい。優香の老人とのエロさも見所。のろろさまの頭が落ちてくるオチ。地方感出てた。

何者(2016年製作の映画)

3.2

就職面接は、確かにダウトかもしれない。内定をもらうために、自分とは違う自分を発揮してるかもしれない、まさに何者?Twitterで、たくとは、自分ではない別の自分という居場所にいたかった。Twitter>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.2

憎んでなんかなかった、本当は、この島に戻りたかった。でも考えちゃいけないって。ラストまで、釘付け号泣だった。誘拐犯の女が捕まるとこも、大号泣。
本当の母親にとってみれば、人生返して欲しいと思ったかもし
>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

好きな映画の一つ。2回目鑑賞。海辺の庶民的な、日雇い労働者な現場もみんなよかった。キャストがこの3人でよかったなと思う。3人でご飯食べるシーンも、池脇千鶴の料理シーンも、海でのキスシーンも、ラストのタ>>続きを読む

理由(2004年製作の映画)

2.6

長い。夕焼け、景色が、パッと出て消えたり、古い哀愁感、大林宣彦感出てた。キャストが多すぎて、まとまらない感じと、途中から飽きてきた。幽霊、何を言いたかったのか分からなかった。他の宮部みゆきも観たい。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.3

アンハサウェイが、綺麗で、ハッとさせられる。ランウェイに染まり、益々綺麗になっていくアンハサウェイが美しい。自分のための決断が出来ても、親しい周囲の人達を蹴落としてまで、得られるものって、私も疑問に思>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.4

前にも観たことあって2回め。ガラケー女だと思われた被害者を思い出す。ネットの一人一人の発言が、美姫を追い詰め、美姫は、自分が何者か見失ってしまう。ワイドショーも、冤罪ならとんでもない構成になってしまう>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.4

女優の彼女の都合のいい嘘が、彼を傷つける、彼女が世界中が知ってるビバリーヒルズなら、主人公はノッティングヒル、彼にとって最高の思い出の一日が、彼女にとっては最悪の一日になる。イメージと、名声、プライド>>続きを読む

PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.3

後半まで、ありきたりな、バンドを目指す内容、青春きらびやかな映画かと思いきや、井の頭公園で時代を過ごしてきた祖母世代の思い出に対して、孫が憧れときめくような過去を遡っていくうちに、歌が認知されて売れて>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.7

憎しみを憎しみで返す。遺された被害者家族は、中々加害者を赦すことなど出来ないのが痛いほど伝わる。事故死で片付けられる現実。娘を殺された女教師は、現代の少年法に守られて、命の重みも分からない、傲慢な未成>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

吉田修一の映画は、リアルな描写でいつも惹き込まれる。それぞれのストーリーの同時進行の描写から、其々が疑念を抱き、いっきに関係が破綻していくまでの不信を抱いたり、安易に信用したりが悲愴感を増してる。犯人>>続きを読む

恋の門(2004年製作の映画)

2.4

コスプレーヤーとの恋物語。コメディが、笑えなかったので、途中で観るのやめた。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.2

多部未華子が可愛いかった。風が吹いて京志郎の綾野剛と恋に落ちるけど。落ちたってセリフで、落ちるとこが、一瞬で面白かったけど。その割には、誰でもいいような、ホイホイ身近な男とキスしたり。京志郎は、義理に>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

3.2

桜散る大学入学と、上京し一人暮らしを初める初々しい学生、片思いが描かれていてゆっくり時が流れている自由な日常。
途中の白黒映画が長い気がしたけど、春を感じる作品。
愛は奇跡は、そうなのかもしれない。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

14歳の思春期という時期は、誰でもあって、生き残る子もいれば、リアルで生きれない子もいる。レイプされ、坊主にした久野と雄一は強かったのかな。生理的に無理という理由で、攻撃する女子。
星野もいじめられっ
>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.3

岩井俊二の映画は、映像が綺麗な作品が多いから、期待。中身は、いつもふわふわしてて好き。冒頭から、七海は結婚式に代理出席を依頼したり、自分も代理出席のバイトしてはしゃいでたり、偽りの結婚から始まり、嘘の>>続きを読む

明日の記憶(2005年製作の映画)

4.2

渡辺謙に惹き込まれた。演技は、圧巻。49歳の家族を省みない仕事人間の男が、アルツハイマーを発症する。妻は、その男を家族だからと、その男の人生と病気に寄り添う。20年専業主婦だった妻は、夫との生活のため>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.9

二人が綺麗で、観てたけど、小松菜奈の15才の自分がない設定が物足りなくて、菅田将暉の不思議キャラとかみ合ってない気がして、途中までしか見れなかった。勿体ない設定だなと。

ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.1

女性に向けての映画な気がする。タイトルから、甘いのかなと思いきや、辛くて、胃酸の酸っぱさとか、恋愛の苦しさとか、死とか、寂しさとか、粗末、自尊心、執着、一途、プライドとか4人の其々の女性が描かれてて、>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

4.0

映像が綺麗で、ずっと見入ってしまう。植物嫌いのベラが、後半になるにつれて、こだわりもなくなっていき、偏屈そうな隣の植物好きな老人が生きる意味を教えていく感じと、一日で素敵な庭を作りあげてしまう所と、亡>>続きを読む

女たちは二度遊ぶ(2010年製作の映画)

3.3

悲恋というより、女のしたたかさ、男の弱さを感じた内容だった。男は、いつも女に翻弄され、自分を見失ってしまうくらい溺れてしまうのかもしれないなぁという構成。女は、いつだって男の人生を彩り、刺激的なんだろ>>続きを読む

雨にゆれる女(2015年製作の映画)

3.4

暗いジトジトした感じが良かった。途中から、娘だったのかぁ。健次が、健次じゃなくなってく感じが、もう少し凄く愛し合ってしまったのに、好きになっちゃいけなかった感が表れてたら、もう少しハラハラしたのになぁ>>続きを読む

夢二 愛のとばしり(2015年製作の映画)

3.6

黒谷友香の演技が惹き込まれた。夫婦のねちっこい愛憎劇から始まって、黒谷友香が可哀想に思えた。夫夢二の奔放で、夢とかロマンとか追いかけて、妻に苦労かけて、海辺の夫婦での乱闘シーンが良かった。結局は、若い>>続きを読む

つぐみ(1990年製作の映画)

4.0

私の好きな映画。西伊豆が舞台。つぐみの同級生で、実母の妹の連れ子で、つぐみの旅館の離れに住んでた、まりあが東京の大学に行き、つぐみは地元西伊豆の旅館の娘で、生まれた時から身体の弱い子って設定。まりあか>>続きを読む

パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.5

同時進行で、躁鬱病を抱えた父親との幼少期の生活と、大人になって父親の小説に感銘を受けた男と恋愛する設定。愛してるけど、愛が心で分からない、自信もないし、母親や父親の様に結局は居なくなってしまう不安が、>>続きを読む

NANA(2005年製作の映画)

3.6

当時漫画も、映画も観たけど、また鑑賞。配役もハマり役で、続編あるみたいだけど、キャストの変わりようが…漫画は、はまった。

贖罪(2012年製作の映画)

3.7

惹きこまれていって、次の女の子の末路は?キャストも演技派ばっかりで興奮した。15年前の事件から、それぞれが罪の意識を持った人生だったり、大人の勝手な事情に振り回されない子が居たり、実は犯人は、お母さん>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.6

原作は、読んでたけど、こんな結末だったんだなって。視聴者を錯覚に陥らせる繋げ方がうまいなと思った。原作はどう表現してたかまた、気になった。前田敦子の古いアイドル的な役柄は、合うなぁって。他の映画も同じ>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

リリーコリンズの方に感情移入して、男ってだらしなくて、いざって時に臆病で。でも考えてみたら、リリーコリンズもじれったくて男にだらしなかったなぁと。でもそんなだらしないのが、何か惹かれ合うんだろうなと。>>続きを読む

転校生(1982年製作の映画)

3.5

尾道の夕焼け、海、フェリー、早朝の街並み、どれも素敵に撮られていて、観ていて和む。変に作り過ぎてない設定。キャストの演技も、思春期ならではの設定。お互いが自分で、自分が自分であることの尊さとか。自分と>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

四肢麻痺の大富豪が、スラム街出身の黒人を雇うことに。黒人ドリスは、フィリップを病気扱いしない、同士のように。フィリップからしたら、ドリスに勝る関係を築ける適任者は居ないんだろうね。ドリスによって、人生>>続きを読む

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.3

テーマどおり何かがおかしいという感覚で観ていたのが、少し救いだったかもしれない。子供と叔父さん除く、全ての大人達がおかしかった。白人だけの住む街で起こる黒人差別と、その隣では保険金殺人、強盗にあう家族>>続きを読む

>|