アァーーーーーーさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

2.2

つまらなかったです。

バッドマンの誕生の物語、
と言うことでヒットしたらしいですが、
矢継ぎ早に展開して行くことで説明もされていなければ、誰もが期待する美味しい部分の描写でさえ時間を使わないし、
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卒業(1967年製作の映画)

4.6

有名すぎる映画ですが、
ストーリー含め、
かなーーーーーーーーーーーーーーーーり、
ブッ飛んでます!!!!


すげーーー不思議な描写の数々。
「何だコレ??」
が多すぎてついて行けなくなるかも。
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カノン(1998年製作の映画)

4.6

ギャスパーノエ鑑賞3本目。

俺みたいなクズで間違った人生を送って来た人にはグサグサ来る台詞の数々。

やり場のない怒り、
ハミ出しそうだけどハミ出さないケチな狂気。
なんだかんだ理由を付けてもエロ。
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.8

ファンが多そうなんでアレですが、

同監督の前作ロックストック〜の方が面白いし、
内容云う云うだと被ってるアモーレスペロスの方が好きです。
格好良さやスタイリッシュさを推したオープニングも色々重複して
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.4

子供が抱える恐怖や好奇心はどこの国でも一緒だなーと思った。

とにかく子役の子の目がスゴい。
あとオヤジさんのハゲっぷりと、ママさんの高貴さに感服。

同監督のエルスールより俺はこっちの方が好きかな。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.9

名作。

、、らしいですが、
事前に大筋の物語を知ってしまっていたので、
開始から1時間辺りまでは大筋の通りに話が進んでしまい、
ラスト30分ぐらいでやっと面白くなる、
という損な見方をしてしまったこ
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ことの次第(1981年製作の映画)

4.0

詩的で抽象的な台詞は同監督の名作「ベルリン天使の詩」
ロードムービー的な流れは同じく同監督の名作「パリ・テキサス」
その中間に位置する様な映画だと感じた。

非常に分かりにくかった映画ですが、
コッポ
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.8



素晴らしい。



予備知識ゼロで見た映画としては最近の中でベスト。




「そんな所に干すのかよ!」

「イモかよ!!」


などのツッコミをいれつつ、超スローで超ヘビーに前に進む「牛歩スタイ
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.2

タイタニック出演後、200本以上の出演依頼を断ってまでディカプリオが出演した映画。

一般的にもマリファナ映画とか言われていたので気になって、やっと見れたんですが、
トリップな描写や構図は少なく、ただ
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ソドムの市(1975年製作の映画)

4.7

自分の友人から「本当に胸くその悪い映画」として紹介されてからやっと見る事が出来ました。

ナチスドイツ占領下の北イタリアで行なわれた、権力者の性的欲求を満たす為だけに若い男女が狩られるストーリー。
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.1

香港から90年代の香りのする映画。
フェイウォン・金城武・トニーレオンの魅力が出まくってる。

続編が「天使の涙」らしいのでアレですが、
正直、最後まで二部制にした意味を理解出来ず…。
その未完成さも
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イン・ディス・ワールド(2002年製作の映画)

4.0

パキスタンの難民である少年が様々な困難に立ち向かいながら密入国し、ロンドンまで向かう話。
主人公を演じた少年が実際にパキスタンからロンドンへ亡命したらしく、どっからどこまでが演技で、どこまでがリアルな
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

5.0

傑作。

完全に人生の映画TOP10に入った。

10点満点中10点
50点満点中なら50点

全日本人が見なければいけない映画。

最高。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.8

見てる方もブッ飛ぶドラッグムービー、
というよりは
「ドラッグをキメるとこんだけ恐ろしい事になるよー」という映画。
前半はテンポが早くて掴みづらいが、中盤からグイグイ面白くなる。
何よりもテクニカルで
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

5.0

ブルーベルベットとツインピークスの間の作品。

多感な中学生がWOWWOWの恩恵を受けてツインピークスにハマる。
「何故あんなに訳の分からない海外のテレビドラマを好きだったんだろうか?」
その答えはマ
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.9

2012年作品。
キムギドクの中では新しめの作品で、
なんか「アリラン」「アウトレイジ」「息もできない」「冷たい熱帯魚」辺りと似た印象を受ける箇所が多かった。
元々様々な映画からの影響を感じる「ミクス
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13/ザメッティ(2005年製作の映画)

2.7

なんなんでしょう…
よくありますが、
「全く台詞が入って来ない映画」「見るのもすぐ飽きる映画」ってあると思うんですよ。

音楽もカッコいいし、白黒の感じもイケテル。

…けど、正直それだけ。

何も入
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ルナ(1979年製作の映画)

4.7

コーエン兄弟の映画が俺に取って「毎回4点しか取らない監督」だとしたら、ベルトルッチは「毎回必ず5点の映画を出し続ける監督」という位置になってます。

ベルトルッチ監督作品で見てないのが、もう「暗殺のオ
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絶対の愛(2006年製作の映画)

3.9

キムギドクの割と新し目作品。

…なんかカメラワークやストーリーも俳優も、韓国TVドラマ見てるみたいで正直キツかったです。
キムギドク特有の、魔法にかかる様な感覚すらあるピースのちりばめ方や、集約させ
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.5

熟女好きとかではないんですが、
小さい頃に始めて「加賀まりこ」を夜のヒットスタジオで見た時に、なんかビビッと惹き付けられる物があって、それ以来、そのキツすぎる態度や発言、歳の差を気にしつつも、好意がつ
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受取人不明(2001年製作の映画)

4.8

韓国の村、米軍と犬。という独特の背景が新鮮。

若さ故か、細切りに展開していく早さやカメラワーク、多く散りばめられたピースにキムギドクの初期作品らしさが垣間みれますが、それにより登場人物が分かりにくく
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.9

一番最初見たとき良く分かんなくて二回見ました。
新たな才能、と断言して良いんだろうけど、なんか、常に始めと終わりをぼかす傾向があるのが分かりにくいなーと。
他の映画もそうなのかなぁ?

ゲイ映画っての
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素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

4.7

すごい。
すごいぞ黒澤明。
1947年作品。
当時の人はこの作品をみて涙が止まらなかっただろうなー。

貧乏と幸せ
芸術と大衆
正義と不条理
想像と現実

常に胸を縄でしばられながらも乾いて涙が出ない
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.5

バンド映画。
けど所謂バンドっぽい方向にあまり寄ってない珍しい映画。
会話の受け答えが不明(英語的なニュアンスなんでしょう)な箇所多し。
良い映画風に作られてますが、なんというか、展開とテンポ感とかが
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欲望(1966年製作の映画)

1.8

久々につまらない映画を見ました。
非常に無駄な長回しや、なかなか先に進まない展開、ファンらしき女性二人と戯れるシーンなど、くそほどつまらないです。
ジャケットの格好良さや裏ジャケットの映像写真とか見て
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春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

5.0

様々なレビューで「冬になって刑期を終えた坊主が帰って来て〜」云々ありますが、私個人の見解では「別人」として捉えています。
幼少期から少年期はいいにしても、少年期から青年期になった時に思わず「顔違い過ぎ
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アリラン(2011年製作の映画)

4.4

何とも形容しがたい作品。

ドキュメンタリーではあるんだろうけど「自分に自分が質問する」という、考えついたとしても「それを映像に残す」という自意識過剰な行為を想像すれば羞恥心が気持ちを抑制するのが普通
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ストーカー(1979年製作の映画)

2.7

惑星ソラリスで知られるロシアの天才アンドレイタルコフスキーの映画。

正直、つまらなかったです。
色彩感覚、映像美的な物に関しては「お」と思わせられる箇所はあるものの、正直二時間半あって、ストーリーだ
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.5

黒澤監督の作品に初出演した三船敏郎、
その初々しい演技力が一番に語られる映画である様な気がします。

ですが個人的にはこの作品での三船敏郎より中期から後期の方が圧倒的にスゴいと感じるし、初出演で物凄い
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楢山節考(1958年製作の映画)

4.3

とにかくセットがスゴすぎ。
これは伝説になるでしょ。そりゃそうだ。

しかし、台詞が聴き取れない部分が何箇所かあって、黒澤作品と違って字幕も付いてないので、時代性も含めて何回か見ないと奥深く理解は出来
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

ポンジュノが撮ったCG怪物ものエンターテイメント映画。
そう言った意味では珍しいんでしょうし、観客動員記録、反米風刺とかなんとか言われてますが、演技や描写含めて大げさすぎたり分かりやすすぎて正直面白く
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わが青春に悔なし(1946年製作の映画)

4.1

なににしても原節子のスゴさじゃないですかね。

ひとつ難点があるとすれば、字幕にこだわって欲しいという点でしょうか…
黒澤明の作品は日本語ながら聴き取りづらい箇所が多く、
しっかり理解したいが故に字幕
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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一回目見ての星は2つ。
二回目見たら星5つ。
ん?いや?まて。
よく分からん描写が多すぎるしなぁ…
ってか、確実に眠くなる箇所あるし…。
けど、こんな映画って見た事ないし… 

という意味で採点無し。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.8

主人公が、何に反抗して何を変えようとしているのかが今一明確に描かれていない(ドキュメンタリーなので「切り取られていない」?)ので、この採点。

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

4.4

一回見ただけじゃストーリーが全く理解出来きず、二回目をじっくーり見て「変な映画だなー」と思いました。
結局主人公が何を思って暴力に走ったり、殺意を持ったりするのかが明確に説明されておらず、
それを「な
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