janrobot21さんの映画レビュー・感想・評価

janrobot21

janrobot21

映画(141)
ドラマ(7)

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.3

イ・チャンドン監督が描く現代の満たされない虚しさが描かれた文学的作品。

原作は村上春樹ですが、イ・チャンドンが現代社会の抱える問題、視点を入れた傑作に仕上げています。
韓国の若者だけでなく、資本主義
>>続きを読む

ハンター(1980年製作の映画)

3.3

マックィーンの遺作。

スティーブ・マックィーン、人生の中でもベスト5に入る好きな俳優です。

彼から感じられる男らしさ、人間としての強さ、とにかくこの人はカッコいいです。

そんなマックィーンの遺作
>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

アーロン・ソーキンの監督2作目は集団法廷劇映画。

エディ・レッドメインからサシャ・バロン・コーエン、マーク・ライランスなどなど名優が揃い、アーロン・ソーキンの脚本がくれば間違いなく面白いことは決まっ
>>続きを読む

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.8

コブラ会を観てから観ました。

空手としてはめちゃくちゃだけど、そんなことはどーでもいい。映画ですから。

ちゃんと悪い奴にボコられて、師匠と出会い、修行シーン、そして勝利。
物語の型通りに進みますが
>>続きを読む

クロノス(1992年製作の映画)

3.8

デルトロデビュー作のヴァンパイアもの。

久しぶりに見直しました。

ヴァンパイアになる時計クロノスをめぐる物語。

主人公が老人という時点でデビュー作にしては渋いが、得意のゴシック、ヴァンパイアを絡
>>続きを読む

フォロウィング(1998年製作の映画)

3.5

ノーランのデビュー作。

フィルムノワール調の作品で、行動観察をしていた男が途中から空き巣の話になり、最後は、二転三転とどんでん返しがある。

ノーランの得意技、時間軸が入り混じる編集はここが原点。
>>続きを読む

スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.0

大友克洋のキャリアを終わらせたアニメ映画。

皆さんの指摘でもあるが、声優が悪い。はっきり言って感情が平坦でバカっぽいというか何も考えてないんじゃないかと思わせる主人公とヒロイン。

産業革命×蒸気機
>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

3.7

大友克洋のオムニバスアニメーション映画。

一本目はタルコフスキーの世界、惑星ソラリスを思い出しました。

二本目はコメディ。ミサイルは昔のアニメにある大量発射。

三本目はワンカットでつないでいく観
>>続きを読む

プライマー(2004年製作の映画)

3.5

タイムトラベルもので一番話がややこしい映画。

これはアイデアの勝利。映画ならではのタイムトラベルもののトリックと見せ方で魅せてくれます。

最後に怒涛の複数のタイムラインが出てくるので、観ながらタイ
>>続きを読む

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.7

S・クレイグ・ザラー監督のデビュー作、渋すぎる西部劇。

これは、失敗した。今まで邦画タイトルで見なかったことを。

GEOで見かけてカート・ラッセルが出てるから手に取ったことは覚えてます。
でも、タ
>>続きを読む

錆びた黄金(1981年製作の映画)

3.4

ニコラス・ローグの黄金に取り憑かれた男の栄光と没落を描いた映画。

前半はジーン・ハックマンが黄金を探し当て富を築くも、ルトガー・ハウアー演じる娘の夫に愛する娘を取られ嫉妬に狂う姿を描きます。

ハッ
>>続きを読む

バウンド(1996年製作の映画)

3.6

ウォシャウスキー姉妹のレズビアン犯罪スリラー映画。

まだ姉妹が兄弟の時、デビュー作です。
レズビアンカップルがギャングの金を会計係から奪い取る物語。

低予算ながら画の見せ方とテンポの良さで素晴らし
>>続きを読む

ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

3.5

ロバート・ミッチャムと高倉健のアメリカ発任侠映画。

『ザ・ヤクザ』というタイトルに騙されてはいけません。このタイトルを見た人はハリウッドが作ったインチキ日本映画かと思うでしょう。そりゃ誤解してしまう
>>続きを読む

クライム&ダイヤモンド(2001年製作の映画)

3.5

映画のオマージュたっぷりの犯罪コメディ映画。

最初の殺し屋の設定からして映画にしかいないようなキャラですね。
このティムアレン演じる殺し屋が映画のセリフを引用してきます。

TVで『大脱走』が流れれ
>>続きを読む

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978年製作の映画)

3.5

グルメサスペンスの佳作。

世界最高の料理長4人が次々と狙われるサスペンス映画。
でも、これコメディです。

主人公は女料理長のジャクリーン・ビセット。この人が元夫と組んで世界中飛び回る先で次々と殺人
>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.4

アンソニー・ホプキンス主演の腹話術マジシャンのホラーサスペンス映画。

不気味な腹話術人形が出てきます。
この人形、ヒロインからも観衆からも可愛いということで、受けてますが、どー見ても不気味やろ!
I
>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

ジュディ・ガーランドの伝記映画。

ジュディ・ガーランドと言えばやはり『オズの魔法使い』や『スタア誕生』などのミュージカル映画でしょう。ミュージカル映画全盛期の50年代のトップスターであり、現在では、
>>続きを読む

シルバラード(1985年製作の映画)

4.0

ローレンス・カスダンの群像西部劇映画。

スコット・グレンが渋くてカッコいい。
キャラがたっている役者陣、主人公たちがそれぞれ断片的なエピソードを進んでいく中、シルバラードという街を牛耳る悪役を倒すま
>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.4

チャーリー・カウフマンの難解な孤独を描いた映画。

観ていたら、どんどん違う方向にドラマが進んでいきます。
最初は、男女の別れ、すれ違いを描いたものかと思いきや、用務員のおじいさんの日常がちょいちょい
>>続きを読む

大列車強盗団(1967年製作の映画)

3.7

ピーター・イエーツ監督が波に乗ってる時の強奪犯罪アクション映画。

この後に『ブリット』を撮ることになるピーター・イエーツ監督ですが、アクション演出はキレキレ。
素早いカットの連続に、ロンドンの街中を
>>続きを読む

ロンゲスト・ヤード(1974年製作の映画)

4.4

アルドリッチの描く男くさいアメリカンフットボール映画。

男のドラマを描くのに定評のあるアルドリッチの中でも傑作に数えられる映画です。

囚人チームvs看守チームでアメリカンフットボールの試合を行うま
>>続きを読む

ベティ・サイズモア(2000年製作の映画)

4.2

妄想ウェイトレスのハートフルコメディ映画。

殺人を目撃してしまい、メロドラマと現実の区別がつかなくなってしまった主人公をレニー・ゼルウィガーが演じるが、この女優はそこまで綺麗というわけではないのに、
>>続きを読む

虚栄のかがり火(1990年製作の映画)

3.3

まだ観ずに貯めてたデ・パルマのやばい方の映画。

メラニー・グリフィスがまだ綺麗だった頃の作品。まだ整形してないから綺麗です。

役者は豪華で、ワンカットのシーンなどデ・パルマの映画であるのに、まぁ面
>>続きを読む

カラーズ 天使の消えた街(1988年製作の映画)

3.7

カラーズギャングの抗争をめぐり、ショーンペンとロバートデュバルの警官コンビの映画。

デニス・ホッパー監督ですが普通の作品。

アイスTの歌がかっこいい。

あとは、銃撃戦がしばしば。

ミッシング(1982年製作の映画)

4.0

ジャック・レモン演じる父親がチリ・クーデターで失踪した息子を探す映画。

相変わらずジャック・レモンは上手い。
最初は息子が失踪したのは自業自得と考え、政府に逆らうな、反抗的な態度をとるなと心配する息
>>続きを読む

π(1997年製作の映画)

3.7

アロノフスキーのデビュー作。

数字に取り憑かれた男がだんだんと狂っていく。

『レクイエム・フォー・ドリーム』のように薬を飲み、ある考えに取り付かれた男の精神が崩壊していく様を白黒映像と不安感を煽る
>>続きを読む

プッシャー(2012年製作の映画)

3.2

レフン監督のプッシャーリメイク作。

オリジナルよりわかりやすく作ってあるが、オリジナルのヒリヒリ感は削られている。
ストーリーは同じ。

プッシャー3(2005年製作の映画)

3.6

レフン監督の三部作三本目。

1、2でボス役が主人公。

娘が結婚を控え、お父さんが奔走するが事態は悪化していく。

ラストに料理が始まり、三部作一番の暴力が始まる。

うーん、三部作観てブロンソンや
>>続きを読む

プッシャー2(2004年製作の映画)

3.5

レフン監督の三部作二本目。

今度は一作目で脇役ボコボコにやられたマッツ・ミケルセンが主人公。

役者として、だんだん存在感が増してきたマッツ。全裸にもなるし、下品なギャグが続いていくが、ラストに暴力
>>続きを読む

麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.4

ニコラス・ウィンディング・レフン監督デビュー作三部作一本目。

麻薬密売人の男が失敗して転落していく様を描く。
なんと、主人公の舎弟役に若かりしマッツ・ミケルセンがいる。

手持ちカメラで撮っていて、
>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.5

アルツハイマー殺人者vsサイコパス殺人鬼映画。

設定が面白い。
記憶をどんどん無くしていく連続殺人犯の主人公が奮闘して、娘を殺人鬼から守ろうとする。

ソル・ギョングは相変わらず上手い演技。
韓国は
>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

4.4

タイの刑務所で落ちぶれたボクサーの挫折と更生を描く映画。

素晴らしくヘビーな内容である。
開始30分経たず、みんな刺青がこれでもかと身体中にある受刑者、何を話しているか分からないタイ語が飛び交い、プ
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.2

ホームズの妹×流行りのフェミニズム映画。

シャーロックホームズに妹がいたらというifの世界観、さらに女性の自立をテーマに描いた映画。ここまではいい。アイデアとしては、あってもいい。女性の自立を描く映
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

アリ・アスター監督の長編ホラーデビュー作。

これは劇場で観るべき映画でした。
DVDになった後に観る作品はいくつかありますが、これは劇場で観ずに後悔した一本。

ドールハウスの中を覗いてるようなカメ
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.8

いろんなことを期待してたのに、これじゃない、こういうのは観たくなかった映画。

デヴィッド・エアーが撮り、ヴィランばかり集めた作戦を描くとなりゃ期待せずにはいられなかった。
だけど、実際に観たらなんと
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

ノーランのSF設定と家族愛を描いた傑作。

ノーランの作品群の中でも珍しく、人間ドラマや愛を描いた作品。こういう人間愛には興味ないかと思っていたが、ハードSFのストーリーが進んでいく中、最後は愛で締め
>>続きを読む

>|