Yムラカミさんの映画レビュー・感想・評価

Yムラカミ

Yムラカミ

二代目はニューハーフ(2013年製作の映画)

3.2

渋い極道映画の中にニューハーフというギャップを入れているコンセプトは良かったが、割とシリアスで気軽に観ようと思ったらそこまでの気軽さはなかった。
コントラストも高めだった。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.1

ドラクエ5の奴隷生活、カイジの地下労働、ワンピースのテキーラウルフみたいな奴隷生活をイメージすると北朝鮮の人たちが実際に強いられている過酷な状況を理解しやすいかもしれない。

過酷でエグいからこそこの
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

政治、宗教、人種、そして音楽などその人たちの精神や考え方を支えるものが人々にどういう影響を与えるかをテーマにしていると思った。

家族という現実と向き合うか、自分の夢という理想と向き合うかという葛藤を
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ボーイ(2010年製作の映画)

3.6

ボーイという男の子の父親が突然帰ってくるところとか寅さんと似ている感じがした。
ニュージーランドのこうした生活感というのはあまり見ないものだったので新鮮だった。

父親はカッコつけたいがドジっぽくその
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

とにかく終盤のバトルシーンが一番盛り上がるようにクライマックスを作っていく形式になっており、ゆうたや五条悟の家系も明らかになって良かった。
五条の素手殴りのシーンが個人的には一番好きなバトルシーン。
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

脚本が素晴らしかった。

ドキュメンタリーのディレクターという仕事と家の塾の仕事の二つをしている設定で、最初は自分とは別の人間に起こった事件を追いかけていたのに偶然に自分の身にも似たような事件が降りか
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

2.0

ミュージカル系は連続するとストーリー性が感じられずに冷めてしまうんよ。
30分で映画館を出てしまった。
すまぬ。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

性に関する短編が3本あり、どれもあまりない切り口で紹介されていたのが面白かった。
あまり感情を込めずに棒読みに近いような形で語るのはドライブマイカーにもあった口調で小津調みたいな感じで濱口調みたいに呼
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

冒頭から中盤にかけては実際に起こりそうな事件であり、目が離せない展開になっている。
ただ、後半になって呪い?幻覚?の類が増えてくると少し現実離れしすぎていてサスペンス映画からホラー映画へと変わっていっ
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.3

冒頭から次は誰に着信が届くのかやその謎が気になる作りで観てしまう。
首吊りや体がバキバキに折れるところとか映像的にすごいところも多々ある。
死ぬまでの期限が設定されてそこから逃れようとする点ではリング
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

ディレクターズカット版を視聴。

冒頭はカメラのアングルをあまり変えずにロングテイクを行うことが多くて少し退屈に感じたが、自分たちにも危害が加わるようになる後半に行くにつれて切り替わりとテンポが良くな
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EXIT(2019年製作の映画)

3.5

おそらく自分よりも他人を優先できる人はヒーローのようでかっこいいよねというテーマ性を持たせたかったんだろう。
随所にあるコメディ要素は割と好きな感じだった。

色々と泣き叫びすぎなのと落ちたと思いきや
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モービウス(2022年製作の映画)

4.1

ストーリーは血液に関する天才科学者が力を手に入れるスパイダーマン的な内容だが、キャラクターとして雑魚体力な男が血を得ると強力になるという条件で強化する設定が面白い。

倫理を無視して人の血液である”赤
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.1

人生の終わりを悟った男が少年に託した想いのようなものを感じられる良作。

孫が性悪すぎたりと身内のキャラ的にはシンプルな要素が多いがモン族を出すあたりが少し珍しい。

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.6

日本版を先に見ているので展開に関しての驚きはなかったが、こっちを先に見た人はどう思うのだろうか。

娘がきっかけで映画の撮影をする決断をして最後は娘が写真を見せることで父に応えている部分が愛を感じられ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.1

映像の構成として最初と最後で英語の授業を入れることで現在と過去を振り返る形で見せており、そこで英語の過去形の話「used to be は失われた感じがある」というのをしているのが興味深かった。

主人
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

ストーリーとしてはラストがあまり好きではないが、構造と構図に関してめちゃめちゃ良くできている。

例えば映画の冒頭とラストで同じ画角の映像を使っていたり、家政婦を追い出すモンタージュも端的にプランを伝
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.9

秋ということで鑑賞。
おそらく多くの女性を嫁がせる日本人が孤独感や消失感に対して共感する内容だったのではないかと思われる。
小津監督はそういった人生で訪れる転機を丁寧に描く印象。
起承転結の承と転がメ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

ヴィジュアルとして楽しめる映画で、「戦争にスーパーヒーローがいたら強いんじゃね?」とか「アニメを実写化したらこんな感じ」みたいなエフェクトが存分に描写されている。
(アクションデザイナーの人はナルトや
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.1

極道という仁義の世界で景気や流行りプライドで仁義を欠く者が増える中での昌三の極道精神がカッコ良い。

当初は米軍にレイプされる女性を助けたりと弱きを助け強きを挫く極道精神があったが、親分が覚醒剤の横流
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

4.0

テレビで言えない風刺を笑いで人々に届ける覚悟や熱量が映されており、文字通り笑いあり涙ありで見ることができるドキュメンタリー。

奥さんとの電車内でのエピソードが奥さんが入るタイミングとかも含めて面白い
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

アメリカ人が好きそうなマッチョな男たちが銃をぶっ放して子供を奪還する。

崖から水に飛び込んで水中であぐらかいてたり、銃や爆発、あとはアメリカ以外の生活様式が映像的に見応えがあるかも。
レオンみたいに
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

映画館で観たため「この人はなんでここで泣くんだろう」とか「これはどういう演出なんだろう」と視聴者に考えさせる場面が多かったと思う。

主人公は青春時代で家庭環境も人間性も目立っていた佐々木の存在で進路
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.6

マリファナ工場とか煙と血のトランジションとか映像的にダークでカッコいいシーンの繋ぎがあって美しかった。
編集が良いということだろう。

ただし彼らの気持ちに共感できるところがなかったので心に残るかとい
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

メフィラスの知的な感じと人間にはどうすることもできない程のデカい存在が地球をぶっ壊す表現がなかなか爽快でエフェクトとがすごい。
あと、人物ではなくキャラクター映画なので内面を描かずに次々と展開だけを見
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.6

通常であればでかい人間と怪獣の戦いなんてミスマッチしそうなものだが、さほど違和感なく見られたのは細かいミニチュアの作りだったりリアリティのある景色とクロスカットする形で見せられていたからかもしれない。>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

映像は抜群に綺麗で雨あがりの虹や人物の表情とかファッションとかインテリとか照明とか煌びやかな世界が広がっている。

ただ、映画というよりは長いCMとかドラマを見ている感覚が強くてあまり観ていく中で感情
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.6

転生という概念が誕生した国インドらしいコンセプトの映画だ。
遊戯と海馬の関係を思い出した。

確かにアクションなど派手さはあるのだが、やはりバーフバリやRRRと比べて記憶に残る一瞬のかっこよさはまだこ
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.6

肉子ちゃんという過去に辛いことがあったけど今は陽気に振る舞うおばちゃんを娘の視点で説明口調で見ていくアニメーション。
肉をはじめとした食べ物の描写が美味しそうなのと、ところどころでクスッと笑える要素が
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エール!(2014年製作の映画)

4.2

コーダを観た後なので基本的な流れとしては一緒ではあるが、コーダの方が人物像を深掘りしていると思った。

被写界深度を深めにとって景色全体を見せたりワイドショットが多い印象で絵画的なビジュアルだったが、
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ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

アンダードッグ的な感じで誰もから見限られていた女子高生が母親や先生などの他人のために信じて必死で頑張る姿勢をみせる存在がいたことで覚悟を決めて努力を行なっていく物語だ。

主人公の内面をしっかりと描け
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土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

3.5

不快なものを見た時のウエェ!っていう表情に何回かなるシーンがちらほら。

ビジュアルや展開としてはそれなりに面白いとは思うが、やはり映像となるとリアリティに欠けるので世界観に入り込めないと思った。
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

闇金ウシジマくんの洗脳くんのモデルにもなった洗脳して死体をバラバラにさせた事件を思い出した。

独創的ではあるし感覚的に訴えるものはあるが、もう一度見たいかと言われれば微妙なところで闇金ウシジマくんと
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

努力と挫折の最中に他人と、もしくは自分とどう向き合うかが問われている作品だと思っており、そこで「しょうがない」と諦める道を選ぶのかそれとも「それでもやろう」と突き進むのか悩むところが選択の多い時期であ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

バーフバリやカンフーハッスルなどの現実離れしたアクションを見たいならこの作品を超えるものはそう見当たらないし、ナートゥダンス踊りたくなる。

アクションで言えば冒頭のラーマの群衆に飛び込んでもみくちゃ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

ラヂオの時間やザ・コールなどの映画に近いかもしれない。

ストーリー的には冒頭でキャスターの落ちぶれた背景を描いた状態で、テロ自体がチャンスと見せていることで単なるテロの中継だけでなく昇進したいとか視
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