COKOさんの映画レビュー・感想・評価

COKO

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ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る(2015年製作の映画)

3.8

監督の熱い想いを感じる作品。
日本からこの作品が出てきて本当に良かった。これが出てこなかったらおかしいと思わせてくれる。ザ・コーヴを見たあとだと特に。

自主製作にも関わらずシー・シェパードやザ・コー
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ザ・コーヴ(2009年製作の映画)

2.6

見たのは数年前なのにめちゃ脳裏に焼き付いてる映画。
それだけ衝撃的だったし、とにかく映画としての盛り上げ方はすごかった。

内容は日本人視点から見たらやっぱり違和感感じる。
てか、感じない日本人は。。
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.0

6月9日「ロックの日」に鑑賞。

音楽が好きな少年のまっすぐな目が、
セックス、ドラッグ、商業主義、
色々な大人の事情にまみれたロックの世界を
めちゃくちゃ美しく描き出していく。

お母さんの呪縛から
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.6

大自然サバイバルとアカデミックが融合し、
そこに、家族の心の進化が重なる世界観。

一見奇妙なのだけど、
形骸化した価値観を揺さぶるパワーに満ちている。

占星術でいうと「射手座」全開の映画。
射手座
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.7

どれだけ表面的にうまくいっていても、心から満たされることはない。

たとえきつい道のりでも、
「自分の真実を知りたい」という気持ちは、
人間の魂からの欲求であり、
そしてそれは必ず叶えられるんだ、と感
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.2

結構前に見た。
ストーリーはつれづれって感じで、
あまり覚えてないけど、
可愛い映画だったなあという記憶。
白黒映像が良い。

ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.3

女性3人+シュワちゃんの組み合わせが良い。
全員かっこいい。
社会問題も現代を反映。
今風ターミネーター。

ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

2.9

ストーリー的に、破綻してはいないが、
盛り上がりにはちょっと欠ける印象。

主演俳優さんが堺雅人さんに激似すぎて
堺雅人さん韓国にもいるんや。と思ってしまう。
そこが一番面白いかも。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

仕事の電話で、職務以上の人助けをしようとする警官の物語。

「THE GUILTY」というタイトルは邦題なのかな?
もうこれしかないというくらい、秀逸すぎるタイトルでビビる。

中盤〜後半にかけて起こ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

「アメリカの幸せの模範解答」な生活を送っていたけど、
冷え切っていて全然幸せじゃなかった一家が、
それぞれ「運命の人」と出会って、狂いまくって、
めっちゃサイコになって、どんどん幸せになっていく映画。
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.6

可愛いプリンセスと、ドジっ子な王子と、
キレイなNYの風景が一度に拝めるナイスな作品。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.7

私自身、カフェでアルバイトをしてて、
「給仕はまるでそこにいないかのようにさりげなく」
という考え方にめちゃめちゃ影響された。

前半も成り上がりストーリーとして楽しめるが、
後半から親子の物語になっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ作品で一番好き。

60年代ハリウッドはハチミツ色の世界。
可愛いだけでちやほやされてる女の子シャロン・テート。

彼女が笑ってる世界はこんなにも美しい。
永遠に笑っていてほしい。

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天気の子(2019年製作の映画)

3.3

「君の名は。」のミュージックビデオ的なテイストを引き継ぎつつ、
よりハードボイルドでアダルトに振った感のある一本。

私が監督だったとしても「君の名は。」の二番煎じは
クリエイター的に作りたくないので
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.5

マッコリ作るのが韓国ならではで良いね。
日本はどぶろく作れない。。。

日本版のリトルフォレストに比べて
韓国っぽいポップさがあるのは確かだけど、
かなり日本のリトルフォレストに対する
リスペクトを感
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.3

橋本愛ちゃんの主演力ほんとすごい。
焼き芋が美味しそうでした。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

100%PC画面の中(スマホも一瞬あるけど)で展開する作品。

かなり面白かった。
ストーリーがきっちりしてて、伏線回収も綺麗。

普通に家族で見れるタイプの映画で、
観た後は良い感じの気分になる。
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.6

「人造人間ってどういう末路をたどるんだろう」
という興味がわき、さしあたりこの有名タイトルから鑑賞。

そもそも、
死体を集めて人間を作るという発想が、
びっくりするぐらい気持ち悪い。
(映像的には全
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.8

ハードアクションと少女漫画が一度に楽しめる素晴らしい作品。
セリフまわしとかも、いちいちきゅんきゅんさせてくるのがにくい。
伏線回収もあざやかで良い。

今だったら違う女優さんになるんだろうけど、
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

台風の避難中に鑑賞。

無人在来線爆弾は笑うよね。。。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.2

今まで観た映画の中でも、
5本の指に入るレベルのスタイリッシュさだった。

「アフロフューチャー」というジャンルの世界観らしい。
いいね。
「銃なんて前時代的」のくだりとか痺れた。

パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

4.2

好きな言葉が多くてめっちゃメモりながら観た。
以下に、特に好きなの書いとくね。

クマピー
「(宗教に勧誘されて)俺が神様なの。」
「俺は手足が出ない体をしてる。ということは、俺は手を出すなってこと」
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場に観に行けて良かった。
(ドルビーアトモスという、良い音響で観たけど、
オーケストラがめっちゃ迫力あってすごかった。)

男と女がいたら、KISSせずにはいられない国、
それがアメリカや・・・。
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.3

ルークの扱いが雑という意見はわりと同意だけど、
それでも、ここまでまとめきったのはすごい。

レイア姫を見てると幸せな気持ちになる。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.0

シリーズで一番好きかも。
主人公のレイが素敵だし、
新章ならではのワクワク感と、
旧作のレジェンドたちが総ざらえで楽しめる感じ。

ラストシーンの高まりはマジですごいよ。

過去作を見ておくのは必須。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

観終わったあと何回も思い出して
「怖かったな〜」「面白かったな〜」
と味わえる良質な作品。

失踪事件そのものだけでなく、
文学的な(ちょっとシュールな)セリフまわしや
出てくるものが全部非日常的に作
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ヒステリア(2011年製作の映画)

4.0

活発な女性はヒステリー=病気として扱われ、子宮摘出までされていた18世紀イギリス。このあまりにも男中心の世界で、一人の医師が大人のおもちゃによる治療を編み出し、世界を変えていくラブコメ映画。

って、
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.1

南仏とロンドンを舞台にした変化球家族映画という私得設定に惹かれ鑑賞。

運命が繋がって、転がっていく感じが爽快。

展開がむちゃくちゃ早くて、普通の映画で1時間くらい見たかな〜というところで経過時間を
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

「IT」みたいなキャラクターもののホラーと思っていたのだが、実は全然違ってて、むちゃくちゃ語れる映画に出会ったと感じた。
ということで、語ります。

ホラー映画と言われるが、ホラーというよりサスペンス
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.5

「スター・ウォーズ」と同じ気分で見はじめたら、こちらは思いの外社会派な作品で驚いた。

派手なシーンはそれほど無いが、惑星探検がドキドキワクワクするし、物語が進んでいくにつれ、ドーンとメッセージが突き
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

「ヤング≒アダルト」が個人的にスマッシュヒットムービーだったので、こちらは同じ監督、同じ脚本、同じ主演女優ということで鑑賞。

こちらは、母親の成長を描いた映画。
成長というより、変化と言った方が正し
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.3

「君の名は。」の前夜(ルーツ)的な新海誠作品。

世界観は「君の名は。」とかなり似ていて、平行世界で男女がお互いを探しあうストーリー。

違いとしてはこちらは設定が細かかったり、飛行機などメカニックな
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

色々伝説の映画と聞いていたが、見て納得。

映像がめっちゃスタイリッシュでかっこいい。
銀残しという手法を使っているらしく、こげ茶っぽい映像の雰囲気がジャーナリスティックで唯一無二。
ただかっこいいと
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.4

グロテスクで悲しいおとぎ話映画。

「シェイプ・オブ・ウォーター」は結構綺麗なラブストーリーだけど、これは戦時下の理不尽な状況下で女性&女の子たちが頑張る、ひたすら辛いお話。

(主人公の少女による謎
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.5

アジア人の少年と、白人のおじいさんの心の交流を描いた、文句なしの傑作映画。

最初少しテンポが遅く感じるが、後から思い出して味わうのにはちょうど良い。

車のグラン・トリノがとにかくかっこいい。

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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.9

コメディなのだけど、思いのほか号泣してしまった作品。

主人公のメイビスをはじめ、登場人物たちがみんな少しずつ大人になりきれていなくて、

それゆえに感じる苦しみや切なさがリアルで、ものすごく共感して
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