青と黒さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

青と黒

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355(2022年製作の映画)

3.4

痛快爽快な女スパイのエンタメ映画と思っていたら違う。結構ダーク。身内の裏切りなど結構ドロドロしてる。主人公たちの苦悩というより弱さに感じてしまったところも。もう少し脚本や見せ方で変えられなかったかなあ>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

とても悲しい話。芯の部分は実話だろうけれどかなり脚色されている感じはする。どこまで本当なのか分からないけれど患者たちの明るいダンスパートもあったからその後のラストが響く。コントラストをつけてただ地味な>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5

キラキラしていない青春もある。一生懸命な志乃ちゃんを応援しながら見ていたけれど。安直ではあったけれど友だちも出来て夏休みがキラキラしだした。そこまでは良い。確かにそのままだと足りないけれどそこからの志>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

2.5

伏線回収に頑張り過ぎて他は何もなかった。登場人物が多いので描写が浅いのはしょうがないかもしれないけど主人公とされている篠原涼子の必死さ、ドタバタ加減があまり伝わらない。
ストーリーは今どきらしくみんな
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福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

今年の邦画一位が決まった気がする。
前半から丁寧に繋ぎ最後の福田村事件はかなり迫力もあった。
しっかりと闇を描いた。証拠もないデマを流す警察、報道するマスコミ、周りに流される群集心理。朝鮮人差別だけで
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.4

良かったところ
・特徴のあるタッチの絵。背景などが特に
・俳句がどれも素敵だったよ
・主演2人の声が自然だった

イマイチだったところ
・あるあるストーリーで目新しさ無し
・キャラクターもありがち。オ
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春に散る(2023年製作の映画)

3.6

試写会にて。原作は未読。まずは横浜流星と窪田正孝の体作りに拍手。素晴らしかった。
ボクシングシーンもなかなかの迫力で良かったと思う。ただラストのスローはそれまでの映像と違いちょっと不自然に見えてしまっ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

舞台は1950年代なので時代は違うけれど主人公と世代は近いので親近感を持って見てしまった。夢の様なストーリーだからそこにリアリティはないけれど正直に生きる優しいおばさんという主人公の設定はやたらリアリ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.8

ある程度のメッセージ性は予想していたけれど軽く上回ってきた。かなり強いメッセージを比較的わかりやすく打ち出している。冒頭の少女たちからかなり攻める。そして続くポップで明るいバービーランドの日常。この部>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

有名な作品を初鑑賞。オープニングがとても素敵。名曲ムーン・リバーが流れる中、ひと気のないニューヨークのティファニーへクラシックなタクシーで乗りつける60年代ファッションが美しいオードリー・ヘプバーン。>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.2

良かった。前作より好き。前半の騎馬シーンがなかなかの迫力。前作は出番の少なかったエイ政が生い立ちで泣かせる。この部分のキャストも良い。
趙との戦いは戦術の面白みもあり邦画最大級の予算でスケールも大きく
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.4

バリ島のCM映画の様。これ見たら絶対バリ島行きたくなる。バリ島がとにかく美しい。
ストーリー的には王道中の王道。想定内ど真ん中だけれどどこかそれを期待していたような気もする。大スター2人のダンスは笑っ
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.3

映画全体から色気ダダ漏れしてた。とても良い。今で言うサレ夫とサレ妻の話だけれど4人で修羅場になったりしない。頑なに夫と妻は出さない。サレた方の2人の純愛。いい年齢の美男美女だからこそ際立つ。
話の運び
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

本郷猛の名前通りテレビの初代仮面ライダーを意識した大人のための仮面ライダー。ウルトラマンみたいに遠い星から来たわけではなく本人が意図せず改造人間にされてしまったという悲哀は出ていたと思う。不穏な雰囲気>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

アクションは前2作より明らかに激しくて見応えもあるけれどなんか物足りない。
個人的にはイーサンには家族を絡ませないでほしかった。人質に取られた奥さんのために戦うのはIMFらしくないと言うか。普通のアク
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

今週はずっと過去作鑑賞に費やした。見ておいて良かった。特に1作目が地味に関わってくるとは予想外だった。
終わってみればあっという間だけれどもう少し削れたような気もする。ちょっと長い。
作品毎にヒロイン
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.9

新作に備えて久々鑑賞。少しロン毛気味のトムクルーズがめっちゃカッコいい。すでにスパイ大作戦風味は無くなっていた。若いイーサンのラブストーリー。ちょっと凝った出会いから嫉妬の中盤、愛を貫く後半まで。前作>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

2017年2月以来久々に鑑賞。冒頭の飛行機の場面から激しいアクション。軽く笑いもとってつかみはOKだ。カーチェイスが多めかも。バイクも良い。
ただ今回のイーサンちょっと弱すぎな気も。あまりにピンチが多
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

多分初見。今のMIとは別物と言ってもいい。最初の作品だけあってスパイ大作戦らしさが随所に感じられる。ラストの列車とヘリは面白かった。まだイーサンも若かったけどルーサーも若い!このころからの付き合いだと>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

新作に備えて久々に鑑賞。すっかり忘れていたけれど冒頭の暗殺と立体駐車場の決闘は印象的で覚えてた。水中、空中、砂嵐の中と相変わらずの活躍で全く飽きず中弛みも無い。アクションは凄まじいけれどストーリーもし>>続きを読む

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.4

『恋する惑星』が良かったのでこちらも鑑賞。相変わらずセンスの良さは感じたけれど暴力場面の多さが気になり監督のこだわり詰め込みすぎなのか難解な作品になっていた。寄りの映像が多く少し見づらく感じた。その分>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.8

台湾オリジナル版は都合が合わず見れなかったので比較は出来ないけれど。ラブコメ的にほっこりするし笑えるところもある。舞台を京都にしたのがよかったと思う。京都って不思議な力がありそうだし。名前の画数が多い>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

個人的にミュージカルは曲が8割と思っている。ミシェル・ルグランの有名なテーマ曲だけでなく全編音楽が素晴らしい。それだけで高得点です。ストーリーは二の次なんだけどちょっとララランドを思い出す切ない話しで>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

ゲームを全くやらないのでゲームの映画化とは知らなかった。これはこれで面白い。あり得ないしおとぎ話だけれどファンタジーではないしマルチバースも出てこない。比較的古典的なアクションとわかりやすいストーリー>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.2

ウォン・カーウァイ監督作品初鑑賞。なんてセンスなんだろう。香港の裏側の猥雑な景色を描きつつとてもスタイリッシュ。
ストーリーを雑に言うとフラれた男が未練たらたらしてる話しがふたつなんだけど。でもそのふ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.9

野球は以前よく見ていたが最近はご無沙汰。それでもWBCは見た。優勝おめでとうございます。かなり近くで選手の生の声を取材していてスタッフの信頼度がわかる気がした。
大会が始まるずっと前、栗山監督とスタッ
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

2.0

全裸監督が好きだったので内田監督には期待していたのだけれどこれは残念。既視感だらけのストーリーで反抗的な仲間や家族との軋轢など「だろうね」と思わせる展開。前半の主人公の暴挙は目に余る。その主人公が変わ>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.3

新作鑑賞後にこちらを鑑賞。舞台がナスカとかペルー辺りにしたのは考古学的にも良かったと思う。その辺りはまだまだ謎もありそうだし。ただ遺跡がちょっとセットに見えたりしたのは残念。そしてやっぱりあの結末はな>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

初日朝イチで鑑賞してきました。老いたインディを見せてこれで終わりだよって締めくくるには相応しい一本だったかも

良かったところ
ハラハラドキドキは健在
ハットとムチ、そして乗馬姿も拝めた
宇宙飛行士の
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帯広ガストロノミー 帯広市開拓140年 市制施行90年記念長編作品(2022年製作の映画)

3.0

個人的にはもっとご当地映画に振り切っても良かったと思う。十勝や帯広の良さが食材の説明になってしまっていたと思う。父と息子の関係や傷ついた女性が立ちなおれたのも帯広マジックと思わせるような説得力が欲しか>>続きを読む

大綱引の恋(2020年製作の映画)

3.4

この映画まで川内大綱引を知らなかった。かなり大掛かりな行事なので全国に知ってもらうためにもご当地映画として取り上げたのはいいと思う。ストーリー的には母親の件や主人公の恋愛などもありがちだがラストの大綱>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

評判は聞いていたが松田優作が予想以上だった。すごい。鬼気迫る感じ。
30年以上前の作品なので今では考えられないような表現もあったし他の作品同様日本の描き方も問題あったけれど俳優たちはみな良かったと思う
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.1

ストップDV。そこから全てが始まった。バラバラになった家族、一人残された少女。
原作は未読だけれど小説原作らしくストーリーがしっかりしていて脚本もとても良い。主人公が容疑をかけられるまでなどテンポよく
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.7

アニメは絵面が激しいので字幕は諦め吹き替えで鑑賞。声優でなくても結構ハマっていたとは思うが時々俳優の顔が浮かんできてしまうことも。でも許容範囲。
お子様も楽しめる内容で良い。嫌われ者動物が可愛かったり
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SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年製作の映画)

2.0

バランスが良くない気がする。前半はゆっくりし過ぎていて中盤は雑に描かれて最後は急展開で何でも詰め込むというアンバランス。マンガの編集長がひどい指示を出して案に批判していたからこの映画はそうならないのか>>続きを読む

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

2.0

ドラマは見ていないが映画なので鑑賞。しかし‥これだから日本の医療物は見る気になれない。あり得なさすぎる。もう少しリアリティを持たせて欲しい。
わたしの知る限り医者や技師などに楯突く患者は見たことがない
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