しょっちゅう焼酎さんの映画レビュー・感想・評価

しょっちゅう焼酎

しょっちゅう焼酎

ある男(2022年製作の映画)

3.5

当たり前だけど、人の出自や境遇は千差万別で不公平、不平等で…。
でも、生まれて来たからにはそれを受け入れて生きていくしか無い。
そこに生まれて来たのは、偶然じゃなく意味がある必然だと思いたい。
でも、
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.2

クソ最高!
主役2人を筆頭に、キャラ達が狂おしいまでに愛おし過ぎる。
2人の声がまた絶妙のドンピシャ。たまらん。

そして、そのワチャワチャなエモさとは表裏一体の、全編に垂れ込める得体の知れない不穏な
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

2.0

韓国アクション故に、どれだけエグいカーチェイスを見せてくれるのか期待大だったのに…。
え??…、これってカーアクションの映画だよね、確か。一体どこが…

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

超弩級な極上の映像体験。
家で観ちゃだめです、是非とも劇場で!
それも出来れば、IMAXかDOLBYが良いのでしょうか。詳しい事はよう分かりませんけど。
私はIMAXでしたが、ずっと地鳴りがしてました
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

良く言われるけど、人肉ってそんなにおいしいのでしょうか?

まぁ人肉はさておき、なんだかんだ言っても、お肉はやっぱりおいしい。
野菜は野菜で、これまたおいしい。
どっちも食べりゃ良いではないの。ウマイ
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.1

ズシーンと重くて、どうにもならないやるせなさに打ちのめされる。

辛い問題だし、目を背けてはいけない事だと思うけど、介護の現実は相当厳しいと思います。
介護する側の人格も、家庭も崩壊しかねない。

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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.2

娘二人が愛おしくて癒やされた。
演ずるのは子役だけど、大人への優しいファンタジーでした。

偽りのないhappy end(2020年製作の映画)

2.0

なんか良くわかりませんでした。
謎めいた始まりは良かったけど。
まぁ、酒飲みながら何日かで細切れに観た自分が悪い。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

脚本と演者の方々の演技の人間ドラマ部分の話は置いといて…。

ゴジラの造形とヴィジュアルがめちゃカッコいい。凶悪を通り越して、畏怖と神々しさを感じました。
ただ、レビューでよく言われる絶望感とかはあま
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ひとくず 新ディレクターズカット(2019年製作の映画)

2.8

すぐにキレ過ぎ、叫び過ぎ。
(というか、皆ずっとキレて叫んでる。)
普通に喋れないのでしょうか?
なんてベタな。
コントですかこれは(劇伴も含めて)。

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.0

ずっと不穏な違和感の雰囲気は悪くなかったです。
窪田正孝さん、ほんとマルチに色々な役やれるな。
あのラスト、やめて〜。

市子(2023年製作の映画)

4.0

とても哀しくて切ないお話でした。

感情を爆発させるのではなく、逆に押し殺す事によって、破滅しそうなまでの激情を表現する花ちゃんの姿に、余韻が抜けない。

二人が祭りで始めて出会って一緒に焼きそばを食
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

ホッコリほんわか、温かい気持ちになれました。

好きこそものの上手なれで、イッちゃってる人と成功者は紙一重なんだな、と。
それと、素晴らしいお母さん。

あ〜、おいしい魚を食べたい。

(2023年製作の映画)

3.0

大森南朋さんと浅野忠信さんの、苦笑しながらのアドリブが(笑)。
超パワハラの狂人、織田信長。ブッ飛んだキャラで絵的に面白いけど、武家社会ってかなりブラックな世界だったんだろうな。
それにしても、おっさ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

2.8

1作目が、前衛的でなかなかの衝撃だったので…。
今更似たような事やっても、厳しー。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.0

主題歌が、映画本編そのものよりも余りに有名過ぎる。
観てるうちに、主役の太っちょ女性がだんだん可愛く愛おしく見えてくる。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.5

タイトルとポスタービジュアル、そして予告編からもっとブッ飛んだのを想像してたけど、意外とマジメでおとなしめでした。
ただ、石井監督らしく微妙に嫌〜な奴の描き方とか、いやらしい小技はところどころで効いて
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(2017年製作の映画)

3.7

良いな〜、このもどかしさとじれったさ。
甘酸っぱい切なさを想い出させてくれる。
元恋人との再会あるあるですね。

(2023年製作の映画)

4.2

観ている間中ずっとナイフを首に突きつけられ、自分の中の偽善の仮面を1枚また1枚グリグリと剥ぎ取られて行く思いでした。
精神を削り取って行く、本音と建前の踏み絵をやらされている感じ。

観る側にもそれ相
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

オイオイ、いくら何でもうまく行き過ぎでしょ、そんな事ありえる?と思えるけど、実話なんですよねこれ。ル・マンって…、マジですか、知らなかった。凄すぎ。
(エンドクレジットで実物本人の写真が出てきます。自
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何者(2016年製作の映画)

3.5

ダークでブラックでゾッとしました。
便利な反面、猛毒にもなる諸刃の剣のSNS。
このSNS時代の就活生の方たちが、本当に気の毒でなりません。

まぁ就活生だけに限らず、余計な情報や誹謗中傷に振り回され
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

結局、序盤の遺体安置室のシーンが1番ハラハラドキドキ感MAXでした。
何がどうなるのか分からない緊張感の前半、そして相手の正体と目的が判明した時は驚きだったけど、そこから後半にもうひとヒネリが欲しかっ
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.8

生涯ベスト何本かの指に入るくらい熱くて大好きな漫画。(かわぐちかいじさんの作品はどれも面白いけど)
それゆえに、実写化は観たいけど観たく無い複雑な心境でした。

アニメ化ならともかく良い原作の実写化っ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.7

もろに、サンタクロース版ダイ・ハード。

でも、これは童心を忘れ去った全ての大人たちに観てほしい。
大事な事を思い出させてくれます。
その割に、やってる事とバイオレンス描写は結構エグいけど。そのアンバ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

毎作ごとに見せてくれるアイデア満載の未体験アクション、今作も健在でした。
中でも、パリの市街地戦&俯瞰屋内バトルは必見。
それと、あの無限の階段転げ落ち。あれ、身体大丈夫なの?心配になってくるわ。
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

事件の概要を予習したうえで、躊躇はありましたが覚悟を持って観に行きました。

近代日本史の負の汚点の1つらしいけど…。
でも、日本人だからとか時代がどうとか、そんなのは関係無いのではないか、と私は思い
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

ジョン・ウィックシリーズ、3作までイッキ見しました。
1作目のレビューで、結局シュワちゃんやスタローンとやってる事は一緒やん云々、などとほざいてしまいましたが、ゴメンナサイ。
3作まで観て思うに、全然
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.8

観終わって、やり場のない怒りと耐え切れない虚しさの、この感情をどこに向ければ良いのか分からないです。

ラストの暗喩も示す通り、負の連鎖を断ち切るのは現実には一筋縄ではいかないことだろうし、綺麗事では
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

本シリーズを初めて観ました。
毎度の世に数多ある無双物だけど、ストーリーはほぼ無し、闘いっぱなしの1時間40分。

こういう類いのやつって、時代と共にスタイリッシュにはなってるけど、結局やってる事はシ
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

「オーメン」と並ぶオカルト系ホラーの原点で、ブームの火付け役となった本作だけど、あらためて観てやはりホラー映画史上に残る傑作であることを再認識しました。
ディック・スミスの職人メイク。もの悲しい有名な
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.3

まさに、サイダーみたいに爽やかでサラッとポップで、夏にピッタリ。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

2.8

たびたび襲って来る睡魔で、映画なのか本当に悪夢を見ているのかワケ分からなくなった。

登録所の助手の女性がメチャ美しい。
あの人が実験台にされるのを何よりも観たかった、残念!

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

ラストをピリッとスパイスと取るか、美しく終わるには蛇足と取るか。(私は前者ですが)

父親とDV野郎には胸糞だったけど、余韻の残る良いお話でした。
あんな運命の伴侶と一生を共にできたら幸せな事ですね。
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

とても儚くてせつないラブ・ストーリーだけど、扱っているテーマがテーマなだけに、不思議な感覚でした。
でも、こんなに胸が締め付けられるベッドシーンはそうそう無いです。

ラブドール。昔のダッチワイフとい
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

お祭りです。恒例行事です。
間違いなく面白いのは分かってるシリーズだけど、やっぱり面白かったです。
(吹き替え版で鑑賞。見やすくて正解かも)
この間やってたアメトーークの「トム・クルーズ大好き芸人」を
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