まさんの映画レビュー・感想・評価

ま

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

2.5

クルエラがよかったので期待したけど、碌でもないつまらん映画だった

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.5

お父さんのセリフで、「沈黙を奪ったことで失ったものが多い」意訳、といっていたのが良かった 沈黙を景色や囀りでゆっくりと包み込むような映画

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

最初のカットが良い
ジャスミンが帰らなかったのが良い
子なしで夫ともうまくいかないなか、外に「家族」を作った
仲良しこよしが嫌いってタトゥーの女が出ていったのもの、アイロニーを残してていい
ジャスミン
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

元気出る
作者側が登場していてよいとおもった ご都合主義に見えるかもしれないけど、作者がいることで創作する喜びをどんどん回していく様子を描いてる
BLに出てきそうな幼馴染、良くも悪くもオタクが好きな男
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アデュー・フィリピーヌ(1962年製作の映画)

4.0

恋愛より大事なものがあるだろ、というためにいままでの(映画の)下りがあったのか、と思った わざわざアルジェリア戦争勃発を言及しないのではないかと思い
女性を気分屋に描くのはゴダールも同じで、相変わらず
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

アニメを絵としてみることなのか
生まれることというより、生まれちゃったこと

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

俳優がすごい
時制がいくつもあり、フィクションとノンフィクションが入れ替わり、記録が記憶になり記憶が物語なっている気がする
痛みや傷の原因となったことを描くのではなくその痕跡たちを映し出していて、その
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

ドリスの人物像がよい、最後までさっぱりしていて、風を切っていく感じの設定 間接的に周りの人が救われている感じもくどくない

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

最後のショット、キアロスタミの「あえて演技すること」への執着みたいなのをかんじる 
主人公の「指示」することと
本当におこるのか、あるのかわからずにそれをやること、最後剥製師が「約束を守るよ」というの
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珈琲時光(2003年製作の映画)

3.5

東京 
主人公の電話の演技が気になって内容が入ってこない
電車や風景の切り取り方がいい
父権制の父って感じだけど、戸惑い方や目配せがよくて演技がいい
「日常」はそんなのじゃない

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

「それ」を映さず、つねに「それ」を「醸し出している」にすぎないので、暗黙の了解で全て勘づいて欲しいと要求されるような、やや「傲慢」な物語の切り取り方。
双子のような男女。冒頭シーンで、引越しの荷物が二
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.5

女性と赤ん坊の関係が異性愛規範の「女」にとっての「赤ちゃん」って感じがしてあんまり納得いかない。
「オカマ」が出てくるが、彼女も自分の欠損を補うような形で赤ん坊を抱えていて、なんかしっくりこない。
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