Ssknさんの映画レビュー・感想・評価

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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.5

作品に対して鑑賞中抱く嫌悪感がそのまま自分に返ってくるなんて…
こんな劇薬のような映画だと思っていなかったので言葉を失いました

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.5

子供の頃友達と遊んだ雑草で荒れ放題の空き地が、15年経って戻ると民家になっていたこと。国語の時教科書の朗読ができなかった彼、それが本人の甘えではなく病気だったと大人になるまで気づかなかったこと。小学>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

傑作すぎてもう何も言えないです。
こんな悲惨な現実が地球の裏側で実在していると思うと胸が締め付けられる。
中国ではこの映画が大ヒットしているという。一人っ子政策の影響で、政府に内緒で産まれた「身分証の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

はい傑作。
全てのシーンが愛おしい。
シャロンテートが、クリフ・ブースが、リック・ダルトンが、まさにそこで生きているかのような実在感。(シャロンテートは実在だけどさ)
1969年のハリウッドで中年の危
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.2

並々ならぬ熱意と、たった少しの冴えたアイデアがあれば名作は作れる。
この製作者三名が大手の目に留まり、邦画界に光をもたらしてくれることを願います。

それぞれの登場人物が実に丁寧に描写されていて、それ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ウッディの結末ってアイアンマンとキャプテンアメリカのラストと同じメッセージを内包していますよね。
今まで「子どもといることだけがおもちゃの幸せなんだ」という価値観にウッディも我々も囚われていたんじゃな
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何故カルリートスが犯罪行為に走ったのかという深層心理を追求する作品ではなかったが、主演のロレンソフェロの細やかかつ大胆な演技で天使の顔をした殺人鬼という複雑な役に立体感が増していたと思います。
終盤カ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

僕ら若者にとって本当に必要なのは、世の中の手の届かない場所にいる政治家の不正や日々悪化する国内の経済状況や深刻化する環境問題や芸能人の情けない個人的失敗のニュースじゃない。
将来への不安を駆り立て、完
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アス(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

表層のストーリーだけ追っていても意味のない映画。アメリカという国の抱える格差という問題、政府が見て見ぬ振りをしている理不尽への怒りが滲み出る作品。
人々が手を繋ぎあう平和な世界。でも、同時にそれはメキ
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主戦場(2018年製作の映画)

-

採点不能

慰安婦問題に関して一般人が客観的に資料を漁ることは非常に難しい状況になってしまったため、このようなインタビューや過去映像を含む資料は大変貴重だと思う

韓国に根強く残る家父長制の価値観が元
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

どうでもいいけどメインメニューがだいたいハンバーガーなのがずっと気になってしまった。
監督の親父さんが亡き大ボスっていうのもなんだか笑えてきて肖像画が映るたびに笑っちゃった。ていうか、登場人物たちの行
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

いくつか気になる点はあるんです。でもこの偉業を評価しない理由にはならないです。
この映画が“成立”するためにどれだけの人が苦労を重ね、どれだけの人の献身があったのか。それ考えると今自分はとんでもない奇
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

2.5

言いたいこと色々
ファンに媚びまくったキャラ重視でストーリーは二の次な展開。
・結果劇場版で出てくる新しいキャラへの思い入れが感じられない。
・既存の建物を派手に壊すための無理な展開が多く、全員頭悪い
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.5

こんなに優れた作品があったのに知りませんでした。僕が産まれる前に作られた作品とは思えません。
先見の明とはこういう時に使う言葉ですよね。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.6

監督の過去がモノクロの画面の奥深くまで愛に満ちた映像で鮮明に描かれていて、まるで宝石のように全てのシーンが輝いている素晴らしい映画でした。
周囲の苦悩を幼さ故に理解できなかったということは罪ではないけ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

なぜバードボックスなのか、その意味をずっと考えてますがまだ分かりません

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.2

厳しい境遇の中、愛ゆえに子を手放すというシーンがあるんですが、それが「この世界の片隅に」のラストのあるエピソードと重なってしまい泣きそうになりました
ポールダノ、めっちゃかっこいいです

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

正直、欠点を見つけるのが難しいです。ホラー映画の新境地を開拓した今年No,1の傑作です。
確かに話は地味ですし、閉鎖的な空間で起こる小さな家族の物語なのでスケールは決して大きくないです。
しかし、13
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来る(2018年製作の映画)

1.0

今年のワーストです。
まず、原作との比較抜きで悪いところ。
この監督は映画にそもそも向いていないのではと思うほど演出や脚本が酷いです。映画というものは、場面説明や感情表現を画面に映るモノや登場人物の仕
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

見ていて何度も泣きました
こんなに切なくて素敵な青春映画があるのに今まで知らなかったなんて…

時に自分のアイデンティティに悩み、学校に居心地の悪さを感じたり、でもそういう中に些細な幸せを感じ淡い期待
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

絶対悪として恐怖で大衆を操ったヴォルデモート、そして絶対悪でありながらその弁舌で大衆を扇動し味方につけたグリンデルバルド。対照的な性質を持つ悪役のおかげでハリポタとは異なる魅力を感じます

ストーリー
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

マジのガチの傑作ですね
ホビットがなぜ主人公に選ばれたのか、最後四人のホビットに全員が跪くシーンでその意義を感じとることができる
そしてサム…お前が一番英雄だ

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.2

これで物語が完結してもいいと思えるレベルの合戦シーンで大満足です
ゴラムに少し愛着が湧くので二作目の方が(ゴラムに関しては)好きです

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.5

こんなに面白いのになぜ今まで見てなかったのか…
めっちゃくだらないのに愛しくて寂しい

南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

延々と見ていたいです
映画そのものが人間らしくて愛らしいです

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.8

秀逸なバイオレンスコメディでした
何度か家で声だして笑いました

MAMA(2013年製作の映画)

3.4

まあ前評判よりは面白かったです
ITチャプター2楽しみにしてます

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

ストーリーに起伏がないとか
最初順風満帆に事が運びすぎとか
色々言われてますが
これは劇場で観ないと意味がない
フレディのアイデンティティを巡る葛藤やメンバーとの衝突、そして圧巻のライブシーン全ての虜
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